「ガンダムビルドファイターズ」の版間の差分

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: [[声優|声]] - [[小松未可子]]
: 操作ガンプラ:[[ウイングガンダム]]<ref name="第1話" />、[[#ビルドストライクガンダム|ビルドストライクガンダム、スタービルドストライクガンダム、ビルドストライクコスモス]]、[[#ビルドガンダムMk-II|ビルドガンダムMk-II]]、[[#スターバーニングガンダム|スターバーニングガンダム]]、[[#ビルドストライクギャラクシーコスモス|ビルドストライクギャラクシーコスモス]](『バトローグ』)
: 第1作の主人公の1人。私立聖鳳学園の中等部1年生で、模型店「イオリ模型」の一人息子<ref name="公式サイト_セイ" />。一流のガンプラファイターである父・タケシにあこがれ、幼少から模型製作の腕を磨いてきた<ref name="第1話" />。その技術と知識は大人にも引けを取らず、同じ町内のビルダー・ファイターたちからも一目置かれている。しかし、肝心のバトルでの操縦技術は低く、大会で初戦敗退を繰り返していた<ref name="公式サイト_セイ" />。ただし、勝てない本当の原因は、大切なガンプラが傷付くのを恐れて萎縮していたためであり、レイジのセコンドとして多くのバトルを経験していくうちに自信と「何を失ってでも戦う覚悟」を身に着け、操縦技術も大きく向上していく<ref name="最終話" />。
: 普段はおとなしく品行方正な少年だが、ガンプラ関連の話題では熱中のあまり延々とうんちくを語る癖{{#tag:ref|ニルスが[[催眠療法]]を施した際には『[[機動戦士ガンダム]]』の[[アムロ・レイ]]の台詞を全話分しゃべり尽くす<ref name="第20話" />。|group="注"}}がある<ref name="第1話" /><ref name="第2話" />ため、ニルスから「ガンダムバカ」と評される<ref name="第20話" />。バトルには真剣に取り組んでおり、いざとなったら自分のガンプラがバトルで破壊される状況をいとわない覚悟を見せる<ref name="第6話" /><ref name="第15話" />ほか、卑劣な手段を使ったり不真面目な者には怒りをあらわにすることもある。ガンプラのデザインイメージを正確に把握したいという目的から、学校の美術部に出入りしながら[[デッサン]]力も鍛えている<ref name="第3話" />。
: 第7回大会終了から1年後のエピローグでは、アリアンに帰っていったレイジとの約束を胸に、みずからファイターとして世界大会に臨む<ref name="最終話" />。
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; レイジ / アリーア・フォン・レイジ・アスナ
: 声 - [[國立幸]]
: 操作ガンプラ:ビルドストライクガンダム、[[ボール (ガンダムシリーズ)|ボール]]<ref name="第3話" />、[[ヴィクトリーガンダム]]<ref name="第5話" />、[[#ビルドガンダムMk-II|ビルドガンダムMk-II、スタービルドストライクガンダム]]、[[模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG#ビギニングガンダム|ビギニングガンダム]]、スターバーニングガンダム
: 第1作の主人公の1人。赤髪とゴーグル状の[[サングラス]]がトレードマークの日本人離れした容姿をもつ少年<ref name="第1話" />。「異世界アリアンの王子」を名乗り<ref name="第3話" />、アリスタと呼ばれる不思議な石をセイに渡したり<ref name="第1話" />、光に包まれながら消えたりする<ref name="第2話" />など、素性を隠す様子はまったく見せなかったのだが、あまりに現実離れした内容のためセイたちには本気にされていなかった。ほかに異世界出身を思わせる点として、初めて海を見た際に異常に珍しがっていた描写が挙げられる<ref name="第7話" />。
: ガンプラバトルは初心者ながらも卓越した操縦技術{{#tag:ref|その技術は直感的に得たものであり、それを理論的に説明するのは苦手<ref name="第9話" />。|group="注"}}をもち、その動きはセイにガンプラバトル世界大会でのタケシを想起させる<ref name="第1話" />。性格は短気かつわがままで、世間の常識にも疎い<ref name="公式サイト_レイジ" />{{#tag:ref|また、男女の恋愛に関しても鈍いところがあり、世界大会の決勝戦終了直後の巨大アリスタ騒動の収拾後にセイたちの世界を去った自分を追ってアリアンにやってきたアイラの、自分への好意にまっく気づかない<ref name="最終話" />。|group="注"}}。一方で名誉や誇りを重んじ、受けた恩は必ず返すなど義理がたい一面もある<ref name="第1話" />。自分より大柄な相手<ref name="第2話" />や複数の不良{{#tag:ref|不良たちとのケンカけんかではアイナを庇って右腕を負傷する<ref name="第12話" />。|group="注"}}をまとめて倒すなど、生身のけんかも強い。かなりの大食いであり、イオリ家の食卓に現れるなど常に何かを食べている描写が多い。当初はガンプラ製作に興味がなかったが、タケシの指導を受けてからはビルダーの心情を理解し<ref name="第16話" />、セイの補修作業を手伝うようになる<ref name="第19話" />。
: 決勝戦後の騒動で巨大アリスタが破壊されたことで肉体をセイたちの世界にとどめることができなくなり、セイに感謝を述べて「強くなったセイと戦う」という約束を交わし、アリアンへと帰還する<ref name="最終話" />。
: 『GMの逆襲』では、アイラから借りたアリスタの力でセイたちの世界に再度現れ、ガンプラマフィアに苦戦していたセイたちを救う。事態収束後、セイとの約束を果たすため、スターバーニングを操ってセイのビルドストライクコスモスとバトルを行う。
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: 声 - [[石川由依]]
: 操作ガンプラ:[[#ベアッガイIII|ベアッガイIII]]
: 第1作のヒロインの1人。セイのクラスメートで机は隣同士。眼鏡と[[貧乳|控えめな胸]]{{#tag:ref|チナは自分の控えめな胸を気にしており、海に遊びに行った際には、リン子と比べられ、レイジを引っ叩く<ref name="第7話" />。|group="注"}}が特徴の理知的な少女<ref name="公式サイト_チナ" />。学校ではクラス委員を務めるとともに美術部に所属している<ref name="公式サイト_チナ" />。セイからは「委員長」と呼ばれている。実家はカフェレストラン「コウサカ」<ref name="公式サイト_チナ" />を営んでおり、店長の父(声 - [[千葉進歩]])と母、ガンプラ好きの小さい弟ユウマ(名前は『手紙〜6 years later〜』<ref name="BD BOX2 特典映像" />より)がいる<ref name="第3話" /><ref name="第9話" />。自らも家業を手伝っているが、愛想笑いがぎこちないために接客は苦手である<ref name="第9話" />。
: 自分の絵を褒めてくれたセイに好意を抱くようになり<ref name="第3話" /><ref name="第5話" />、その縁でガンプラバトルにも興味を持つようになる<ref name="公式サイト_チナ" />。セイの母親であるリン子からは正式にガールフレンドとして認められており、セイ自身も次第にチナを意識していくようになる<ref name="第10話" />。アイラに対しては当初、彼女の大胆な一面にドギマギすることがあったが、彼女がレイジに想いを抱いていると知ってからは態度を改め、彼女からチナと呼ばれるなど、友好な関係になっている。
: 模型製作は初心者だが、セイの指導によって次第に上達していき、特に美術部の経験が活かせる塗装を得意としている<ref name="公式サイト_ベアッガイIII" />。また、女性ならではの視点と、素人ゆえにガンプラの常識や固定観念にとらわれない自由な発想をもち、それがバトルで意外な武器となることもある<ref name="HGBFベアッガイIII" />。
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: 声 - [[早見沙織]]
: 操作ガンプラ:[[ジェガン]]<ref name="第8話" />、[[#キュベレイパピヨン|キュベレイパピヨン]]、[[SDコマンド戦記 G-ARMS|コマンドガンダム]]<ref name="第16話" />、[[キュベレイ#量産型キュベレイ|量産型キュベレイ]](第21話回想)、[[#ミスサザビー|ミスサザビー]]
: 第1作のヒロインの1人。[[フィンランド]]のガンプラチーム「ネメシス」に所属する女性ファイター<ref name="公式サイト_アイラ" />。雪深い貧村出身の元・[[ストリートチルドレン]]だったが、プラフスキー粒子を視認して相手の行動を先読みできる才能を「フラナ機関」のバルトに見出され、訓練という名の人体実験を経てファイターとなった経緯をもつ。ビルダーとしての知識や技術は皆無の素人ながら<ref name="公式サイト_アイラ" />、機関の最高傑作にして人類最強と評されるほどの操縦技術をもつ<ref name="第8話" />。公式のバトルでは、自身の能力を増幅する「エンボディシステム」という特殊機能を備えたヘルメットとスーツを着用する<ref name="第8話" />。
: バルトのしつけによって普段は寡黙にふるまっているが、その内面は率直で感情豊かな少女。貧しい過去の反動から非常に食い意地が張っており、食べ物がかかわると特に喜怒哀楽の差が激しくなる<ref name="第10話" />{{#tag:ref|日本の食べ物(「B級グルメ」<ref name="第16話" />やお弁当<ref name="第22話" />)に強い関心をもっており、ネメシス脱退後は日本での永住を望んでいる<ref name="第16話" />。|group="注"}}。自身にとってガンプラバトルは生活の糧を得るための手段であるため、自分の才能を自覚しながらもバトル自体には興味がないどころかむしろ嫌悪してさえいた。しかし、偶然出会ったレイジに次第に好意を寄せるようになり<ref name="第22話" />、ともにタケシの指導でみずからガンプラ製作を経験したことでガンプラの楽しさに目覚めていく<ref name="第16話" />。このような経緯から、チナからは「レイジと似たもの同士」との指摘を受ける。また、レイジに引けを取らない高い身体能力を持っている。
: 当初、レイジたちとは「アイナ」の偽名を名乗るなど自分の出自を隠して交流していた。世界大会決勝トーナメント準々決勝直後にレイジたちに正体を知られてしまい<ref name="第20話" />激しく苦悩するが、準決勝にてレイジの言葉を受けてコンプレックスを解消し、そして彼に敗北したことで自分が「特別な存在」ではないことを知り、これを機にフラナ機関と手を切る。その後はチナやリン子と親交を深めつつ身の振り方を模索するが、最終的にはアリスタの力を失ったレイジを追ってともにアリアンに渡る。これは、彼女の「レイジとともにいたい」という想いが、首に掛けられたアリスタに反応した結果である<ref name="最終話" />。