「トマス・ホッブズ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
109行目:
* [[アメリカ]]の[[政治学者]]で[[ハーバード大学]]教授[[カール・ヨアヒム・フリードリッヒ]](1901-1984)は、ホッブズ自身は『リヴァイアサン』で権威を「いかなる行為でもなしうる権利」と定義づけたが、その後にさらに「いかなる人も自分がその当事者でない契約には縛られない」と付け加えていることを指摘し、その権威の捉え方は、政治の基礎としての権力をあまりに強調しすぎた点に限界があったとしている<ref>カール・ヨアヒム・フリードリッヒ『伝統と権威 権力と正当性と権威』[[三辺博之]]訳、p.p. 145。[[福村出版]]、1976年。Carl J. Friedrich, ''Tradition and Authority''. Phaidon, London, 1972.</ref>。
 
* [[哲学者]]で[[フロリダ国際大学]]名誉教授B. W. Hauptliは、『ホッブズと倫理的利己主義に対する批判集』を編纂している<ref>B W. Hauptli,[http://faculty.fiu.edu/~hauptli/CriticismsofEthicalEgoismandHobbes.htm ''Selected Criticisms of Hobbes and Ethical Egoism'']. Florida International University, 2013.
</ref>。