「シルヴィ・ヴァルタン」の版間の差分

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2014年2月中旬に「SYLVIE IN NASHVILLE」を持ってパリ・フォリー・ベルジェール([[:fr:Folies Bergere|Folies Bergere]])にて新しい躍動感溢れるコンサート(公演名 "Sylvie à la folie")を開催。"folie"は英語の"crazy"の類義語。幕間なしで(新譜とコレクター限定盤収録曲全15曲中)新曲14曲を含めて25曲以上を歌った。"Nos retrouvailles" (私たちの再会)で幕開け、アンコールも新譜から陽気なアメリカ娘といえる "Sandy" でソワレは頂点に達し会場は狂喜と熱狂の渦と化した。凝った舞台演出はなく音楽100%の新しいステージ。カバー"Je t'appartiens (Let it be me)"を含むスローな3曲程が異彩を放つ中、何より観客が堪能したのは公演タイトル通り久しぶりに見せた本来のロッカーぶりだった。本番前2月8日のアヴァン・プルミエ(試演)について12日付Le Figaro紙は従来公演の定番であった往年のヒット曲を一つも歌わなかった事に触れて ≪彼女はあえてリスクを冒した≫ と会場にいたシルヴィの友人の一人である映画プロデューサーの称賛の言葉を載せ、又 「ナッシュヴィルはシルヴィ・ヴァルタンに感謝すべき」と書いた。<br/>
日本公演を4月16日から19日に東京と大阪<ref>会場:ビルボード・ライヴ東京/大阪</ref>で開催し、公演初日に新譜「シルヴィ・イン・ナッシュビル」<ref>2013年10月14日フランス発売の新譜SYLVIE IN NASHVILLE、日本盤にはコレクター限定盤に限り収録された2曲「C'est bon de vous voir(バッド・ムーン・ライジング)」、「Nos retrouvailles(私たちの再会)」に 最新録音の「Mr. John B」(シンガーソングライター、ローラン・ヴルズィとのデュオ)が追加され全16曲収録。</ref>が日本発売される。日本公演の後、ソフィア公演<ref>日程:2014年4月24日、会場:the National Palace of Culture (NDK)(5千席) http://www.az-jenata.bg/a/8-svobodno-vreme/23507-silvi-vartan-dari-pochitatelite-si-s-prekrasen-koncert-v-sofiia/</ref>へ直行。1990年、2009年に続いて3回目の国立文化センターでの公演となる。広告も壮大で巨大な広告塔が街頭を飾り又ビルの外壁一面を覆う広告まで設置された。国を挙げての歓迎ぶりで大統領や文化大臣も来場。今回の訪問では、「Sylvie Vartan pour la Bulgarie/シルヴィ・ヴァルタン・ブルガリア人道支援団体」の現地病院への貢献活動(5万ユーロ相当の新生児医療機器を贈呈)<ref>2014年4月8日Radio Bulgaria電子版</ref> に対しシルヴィ・ヴァルタンにソフィア名誉市民の称号が授与<ref>授与式には駐ブルガリア・フランス大使も出席。http://www.ambafrance-bg.org/Sylvie-Vartan-citoyenne-d-honneur</ref>される。またブルガリア国営ラジオにて記者会見そして現地刊行されたばかりの2012年フランス刊行の自叙伝<ref>『"Mot à mot" Sylvie Vartan』("一語一語" シルヴィ・ヴァルタン)2012/LE CHERCHE MIDI</ref>の翻訳版のサイン会など公演前後のイベントもあり過密日程をこなす。<br/>6月から7月は新譜メインのパリ公演プログラムで昨年に続いてフランス国内サマー・ツアーに出る。猛暑の野外公演に5千人から1万人が集った。8月15日に70歳を迎えた。同日付Le Figaro紙<ref>2014年8月15日付 Le FIGARO: http://www.lefigaro.fr/musique/2014/08/15/03006-20140815ARTFIG00003-sylvie-vartan-70-ans-et-une-energie-intacte.php#xtor=AL-201</ref>は: 「年月の流れを感じさせない人たちがいるものだ、シルヴィ・ヴァルタンはそれに属する」。秋にフランスで公開された映画(ソフィー・マルソーと男優主演)に出演。<br/><br/>
2015年は2月から2013年に続いてナッシュヴィルでアルバム制作に入る。<ref>2014年7月11日電子版仏誌GALA https://fr.news.yahoo.com/sylvie-vartan-sc%C3%A8ne-th%C3%A9rapie-102100120.html/ 2014年8月15日付仏紙Le FIGARO: http://www.lefigaro.fr/musique/2014/08/15/03006-20140815ARTFIG00003-sylvie-vartan-70-ans-et-une-energie-intacte.php#xtor=AL-201.</ref><ref>2014年7月7日付電子版:
http://telexvar.com/infos/2014/07/sylvie-vartan-interview-show-bandol/46404</ref> 4月にパリ・オランピア劇場公演。2013年発表のナッシュヴィル録音アルバムを中心に、自身の往年の名曲やファン達が熱望してきた1977年アルバム収録曲(初披露)やナッシュヴィルで制作中の新譜収録予定の真新しいロック・ナンバーまで、安定したパワフルな歌声とリズムで音楽のジャンルを超えたアーティストであることを改めて強く印象に残した公演。翌日の仏紙 LE FIGARO が報じた通り "幕間なし" で約30曲をエネルギッシュに演じた。国営TV局F2もその公演模様をリポートした。9月から4ヶ月間パリの劇場<ref>Theatre des Varietes</ref>にて演劇<ref>「Ne me regardez pas comme ca」 written by Isabelle Mergault (上演期間: 2015年9月から2016年1月)</ref>初主演。コメディ作品で定評のあるイザベル・メルゴー(映画監督・脚本家・女優)との共演でチケット・セールスの上位を占める。11月にステージ・キャリア半世紀を超えるシルヴィ・ヴァルタンを彼女のモードで辿る写真集 「Le Style Vartan」刊行、また 新作アルバム 「Une Vie en Musique」 発表。本作は7月に録音したレパートリーの再録で、シルヴィに由縁のある街、ソフィア、パリ、ロサンゼルスに因んだ全16曲を収録。同時期、1961年から1986年RCA時代シングル盤レプリカ復刻CD全集(コレクション・ボックス)が発売される。多方面で大活躍の年となる。<br/><br/>
2016年4月、約一世紀を生きた敬愛する母親(2007年逝去)の回想本を刊行。秋から2017年春まで2015年に好評だった主演コメディ演劇のフランス国内巡演。<br/>
本業の方は2017年9月オランピア劇場公演。2018年3月16日にグラン・レックス劇場で追加公演を行う。同年は新譜発表予定
 
 
== 日本での成功 ==