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[[江戸時代]]の[[禅僧]]・[[白隠慧鶴]]の著書『夜船閑話』(やせんかんな)に紹介されている心身の[[リラックス]]法。白隠は修行時代に心身のバランスを崩して禅病([[ノイローゼ]]状態)に陥ったが、[[京都]][[白河 (洛外)|白川]]の山奥に住む。「[[白幽子]]」という[[仙人]]に伝授された「軟酥(なんそ)の法」により、健康を回復したという。これは、頭の上に鴨の卵ほどの軟酥(クリームのようなもの)の塊があるとイメージし、それが次第に融けて流れ出し、自分の体の調子の悪い部分を浸し、症状を洗い流してしまうと観想する方法である。
 
『夜船閑話』には、軟酥の法以外に「内観の法」も記されているという。その内容は、[[仰臥位|仰臥]]して、[[丹田]]から両足にかけての範囲に意識を置くための4つの[[公案]]を静かに唱えるというものである。[[自律訓練法]]に似ているとされており、[[気功]]でいう丹田呼吸法に相当するとも考えられる<ref>[[高橋紳吾]]『超能力と霊能者』1997年、岩波書店、60頁。</ref>。
 
== 吉本伊信の内観法(内観療法) ==