「倭の六県」の版間の差分

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'''倭の六県'''(やまとの むつの あがた)とは、古代の[[大和国]]にあった[[治天下大王|大王]]([[皇室]])の直轄地のことである。
 
[[645年]]([[大化]]元年)、[[8月5日 (旧暦)|8月5日]]に、[[東国]]の[[国司]]とともに使者が派遣され、造籍([[戸籍]]作成)・校田(田畝調査)が行われた<ref>『[[日本書紀]]』巻二十五、[[孝徳天皇]]大化元年条</ref>。「六県」は「[[曾]](そふ)・[[山辺]](やまのべ)・[[磯城]](しき)・[[十市]](とおち)・[[高市]](たけち)・[[葛城]](かつらぎ)」を指すもので、『[[延喜式]]』[[祈年祭]]の祝詞に上記の「六の御県(みあがた)」の名前が見え、蔬菜を献上した、とある。六県は[[奈良盆地]]の全域を占めるが、広大なものではない。
 
域内に、[[山辺御県坐神社]]・[[葛木御県神社]]などの式内社がある。
 
== 参考資料 ==
* 「角川第二版日本史辞典」、高柳光寿・竹内理三:編、1966年、角川書店
* 「岩波日本史辞典」、監修:永原慶二、編集委員:石上英二、加藤哲郎、工楽善通、五味利彦、高埜利彦、西成田豊、藤井譲治、油井正臣、和田晴吾、1999年、岩波書店
 
== 脚注 ==
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== 参考資料 ==
* [[高柳光寿]]・[[竹内理三]]編『角川第二版日本史辞典』角川書店、1966年
* [[永原慶二]]監修『岩波日本史辞典』岩波書店、1999年
 
== 関連項目 ==
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[[Category:奈良時代]]
[[Category:平安時代の政治]]
[[Category:奈良県橿原市の歴史]]
[[Category:橿原市名数6]]