「モンスターハンター (ファミ通文庫)」の版間の差分

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90行目:
: 世界のどこかに眠るという『伝説』を追い求めるガイユ、コジャ、ボルソンの3人はより広い世界へ飛び出す事を夢見てハンターとして日々腕を磨いていた。偶然狩りに同行する事になったガンナーの少女・ミュジィの腕前に惚れ込んだガイユは彼女を最後のパーティメンバーに迎えようと勧誘する。しかしミュジィの態度は取り付く島もないものだった。そんな中、ガイユ達にとうとう『緊急依頼』が舞い込んできた。
; novel.2
: ジャンボ村を訪れた双剣使いの少女・ネェレ。最愛の姉を失った彼女を元気付けようとするエーデリカだったが、ネェレの心の傷は想像以上に深いものだった。同じくジャンボ村に滞在する太刀使いの青年・シドウの過去を知ったネェレは、大切な相手を奪ったモンスターへの復讐を胸に秘めた彼に自分を重ね合わせてしまう。そんなネェレの様子を見たエーデリカは一計を案じ、3人で狩りに出る事にしたのだが……
; novel.3
: 幼い頃からの付き合いである狩猟笛使いの青年・イオンと太刀使いの少女・カリンは互いを相棒とするハンターである。しかし現在二人は喧嘩の真っ最中だった。一歩も譲らない口論の結果、別行動を取る事になってしまう二人。その後イオンは王立書士隊員のホレイと、カリンはギルドナイトのクルトアイズと出会い、それぞれ狩りに出てしまうのだった。
99行目:
 
==== 灼熱の刃 ====
荒縄に縛られた一人の少年がメゼポルタ広場に降り立った。少年の名はディノ。かつて村の窮地を救ったハンター・シャムロックに憧れて自身もハンターとなったディノは、シャムロックと交わした「メゼポルタで彼の作る猟団に加わる」という約束の為、メゼポルタに向かうパローネ=キャラバンの気球に密航したのだった。猟団≪昊天の盾≫の団長オルセリカの取り成しで事無きを得たディノだったが、その場で彼が知らされたのはシャムロックと彼の猟団≪灼熱の刃≫が既にこの街から姿を消し、「臆病者」、「卑怯者」と呼ばれているという現実だった……
 
=== 登場人物 ===
114行目:
: 始めはキオの弟子入りには乗り気ではなかったが、キオの抱える苦悩を理解した事で徐々に本格的な師弟関係になっていく。
: かつては双剣使いだったが、怪我によりヘビィボウガンに転向した過去を持つ。キオをかばって再び負傷し、療養のためジャンボ村を離れる。その後リハビリ中にハンターギルドの目に留まりギルドナイトとなった。
: ジャンボ村を離れてからはドンドルマを拠点にしていたらしく、ナゼル、マディリア兄妹ともこの時知り合い、共に狩猟に出かけたりしていた。
: シェンガオレン迎撃戦にてキオらと再会。総指揮を執っていた。
:『蒼天の証』でセルエに会っており、セルエの悩みを解決する後押しをした。
162行目:
: ドンドルマの街にやってきたハンマー使い。
: 金持ちの息子で狩りにはいつも親が雇ったハンター達が同行していた事に不満を感じ、自分の実力を確かめる為にナルガクルガを狩猟しようと謎の爺さんと共にドンドルマにやってくる。
: 少々口が悪く、顔合わせの際にテアンの装備を見て「これで大丈夫なのか?」とストレートに言ったりもするが、後に信頼し合う仲間となる。ハンター間では初対面の相手の場合、装備から実力を推測する習慣がある。テアンは資金不足で実力相応の装備を用意出来ていない為、装備で判断するとかなり格下に見えてしまっていた)が、後に信頼し合う仲間となる
: 典型的な「気合いで勝負する」タイプで、似たタイプのロッシィとは出会ってすぐに意気投合している。
; 姐さん
190行目:
: 将来は古龍観測所の学者になる事を目指しており、その勉強の一環としてハンターをしているという変わり者の少女。学者志望だけに幅広い知識の持ち主で、モンスターの生態やアイテムの効果に詳しい。また手先が器用で閃光玉や罠類の使用にも長ける。
: 人柄は極めて穏やか、かつのんびりとしており、そのスローペースっぷりはかなり早口になってようやく普通の人と同じ話す速さになるほど。また小柄な体格に見合わぬ大食いでもある。
: その鈍そうな第一印象が災いして誰も組んで狩猟に出てくれず困っていた所を、同行してくれる地元のハンターを探していたライガ達と出会い、彼らのパーティに加わる。当初はライガからすら侮られていたが各所で目覚ましい働きを見せた事で二人から認められていく。
: 『蒼天の証』にも出演。トゥークのモンスター図鑑に興味を持ってユクモ村を訪れる。ちなみにこの時点で若く見積もっても30代に突入している筈だが、トゥークからは年齢不詳扱いされていた。
;ベクセル
197行目:
: ある情報を求めて放浪しており、それを持つ人物の依頼を最優先で受ける。反面それらを持たない者には見向きもしないなど、他人を突き放すような態度を取る。
: 以前ライガの村で居着きのハンターとして雇われており、彼とは因縁を持つ。
:最終巻の冒頭ではかつて共に狩りをしていた相棒との回想シーンがあり、その出来事が彼がある情報を求める発端となった様子
 
==== EPISODE novel ====
203行目:
: novel.1に登場。
: 故郷の村に伝わる『伝説』を確かめる事を目的としている青年。装備はスラッシュアックスのボーンアックスとハンターシリーズ。
: 浪漫に拘る熱い面と何事も柔軟に受け入れる懐の深さを併せ持つパーティーのリーダー格。
: ひょんな事から狩りに同行する事になったミュジィに仲間としての運命を感じ、積極的に勧誘する。
; コジャ
: novel.1に登場。
: ガイユと同じ村出身の幼馴染。装備は片手剣のボーンククリ改とジャギィシリーズ。
: 真面目ではないが自分勝手になりきれるほど悪人でもないという良くも悪くも小物な人物。明らかに腕力で劣るミュジィに腕相撲勝負を仕掛ける姑息な面もあり、ミュジィからは度々「人としてドチビ」と呼ばれる。
: ガイユよりやや現実的な考え方をしているものの、不確かな『夢』を信じて追い求める情熱は非常に強い。また仲間の危機には躊躇無く庇いに入るなど仲間想いでもある。
; ボルソン
223行目:
: 「蒼空のサムライ」の異名を持つ太刀使いの青年。武器は黒刀【参之型】。防具は常にリオソウルUシリーズを身に着けており、異名の由来にもなっている。
: 過去の狩猟で遭遇したディアブロス亜種によって当時の仲間を悉く失っており、現在は仇のディアブロス亜種を捜し求めて各地を旅している。
: 孤高に振舞っているが、ジャンボ村の村長やエーデリカといった強かな相手にはいつの間にか主導権を握られてしまっている事も
; ネェレ
: novel.2に登場。
: 双剣使いの少女。19歳。装備はホーリーセイバーとギザミSシリーズ。
: ずっとコンビを組んでいた姉を最近亡くしており、それが喧嘩による別行動中の出来事であった事でため姉の死に責任を感じている。
: 姉の為にこれからどうすればよいかという苦悩の答えを同じ親しい相手を失った経験を持つシドウに求めるが……
; イオン
: novel.3に登場。
254行目:
; サリュエ
: novel.4に登場。
: セラが修行に赴いた火山近くの村で受付嬢を勤めている気風のいい姉御肌な女性。レギの姉。
: 受付嬢としての仕事を完璧にこなす上にハンターの扱う武具にも精通しており、さらに有事の際には近隣の街や村からハンターを呼び集める事ができる人脈をも持つ有能な人物で、街の住人からの人気も高い。
: レギの狩猟に口煩く忠告するが、それはいつも無茶しがちな弟を心配しているからである。
323行目:
; リコ
: 狩りの同行者を求めてディノとエアリアに声をかけてきたガンナーの少年。初登場時の装備はライトボウガンのナナ=ボルテッソとアビオシリーズ。
: 女の子と見紛う程に愛らしい容姿をした美少年であり、性格も控えめで丁寧。しかし彼とパーティーを組んだハンターは口を揃えて「二度と一緒に狩りに行きたくない」と言うらしい。この噂に興味を覚えたディノは逆に同行を決めた。実際の狩りの中でも申し分の無い立ち回りを見せており、一見非の打ち所の無い人物に見えるが……
; オルセリカ
: メゼポルタで1、2を争う猟団≪昊天の盾≫の団長を務める女性。前述のエーデリカの妹。初登場時の装備は太刀の清輝雷華刀と白虎・刀神GFシリーズ。
385行目:
=== あらすじ ===
==== 蒼天の証 ====
ユクモ村にやってきた若きハンター・トゥークは到着早々村人たちからの熱烈な歓迎を受ける。持て囃され浮かれるトゥークだったが、徐々に村人たちが自分を凄腕ハンターだと思い込んでいる事に気付く。さらに駆け出しハンター・ティカルまでが弟子入りを志願してきて……。実態はドスファンゴを狩るのがやっとのトゥークは覚えのない誤解に困惑しつつも皆の期待を裏切らないよう奮闘していくのだった。
 
==== 暁の誓い ====
渓流で遭遇したアオアシラに力及ばず敗走したマトイ村の駆け出しハンター・カイトと相棒のシオンは、兄貴分でもある腕利きのハンター・イシュムと共にリベンジを果たし、さらに自分の猟団を作るという彼の夢を打ち明けられる。自分がその片腕になると張り切るカイトだったが、村でカイト達に難癖をつけてきた隣村のハンターを殴り倒したイシュムが謹慎を言い渡されてしまう。そんな折、孤島にリオレイアが現れ、漁に行った村の漁船が戻らない事件が発生。アオアシラ狩猟で自信を深めたカイトはリオレイアを討伐してイシュムに認められようと、シオンと共に孤島に向かうのだったが……
 
=== 登場人物 ===
397行目:
: ユクモ村に来るまでの力量は新人に毛が生えた程度のレベルでしかなかったが、ユクモ村では到着した時点で「凄腕のベテラン」として名前が広まっており、熱烈な歓迎と厚待遇を受ける事に。
: おだてに弱く、調子に乗りやすい面があるものの、村人の期待や弟子となったハンターの希望を裏切るまいとできる限りの事をする強い責任感の持ち主でもある。
: 父親のモンスター図鑑を熟読したり、仲間と綿密な打ち合わせを行うなど、できる限りの事前準備をしてから狩猟に臨むタイプ。もっとも上記のようにハンターとしては経験が浅く、実際に遭遇したモンスターの種類が多くない事とモンスター図鑑が未完成な為、未知の動きに翻弄される事も多い。しかしモンスターのちょっとした動きからその習性や弱点を見抜く観察力や閃き、失敗を経験として次へと繋げて戦術を組む事のできる応用力を持っている。
: なお、ラングロガールズらが「弟子の悩みを解決することに定評のあるユクモ村の英雄」として知っているなど、彼の活躍はユクモ村の住人が周囲に誇張して広めている模様。
; ティカル
403行目:
: 真面目で素直だが思い込みが強く話を聞かない癖があり、トゥークのあらゆる弁明をポジティブに解釈して彼を凄腕ハンターと信じ込んで強引に弟子入り、トゥークの最初の弟子となる。
: 幼い頃に嵐が原因で両親と生き別れになっており、自分の名前が広まればそれに気付いた両親と再会できるのではと高名なハンターを目指している。
: ハンターとしては基礎訓練を終えたばかりでモンスターの狩猟経験ゼロの文字通りは無い駆け出しだが、ユクモ農場での畑仕事はトゥークより上手い。また料理の腕もかなりのもので、後に料理のレシピ本を執筆してハンターにもファンがいるようになっている。
: 暁の誓いに彼女の料理本が出演。マトイ村の井戸端会議で大評判の様子。
; カルッタス
417行目:
: トゥークの下に押しかけてきた弓使いの少女。初登場時の装備はアルクセロブランとラングロシリーズ(ただし腕防具であるラングロガードのみ未完成)。
: ラングロトラを専門に狩猟するハンターチーム『ラングロガールズ』の一員として活動していたが、ある日突然「単独でラングロトラを狩って来い」とチームを追い出されて途方に暮れた末、トゥークの名声を頼ってきた。
: 他人への依存心が強く自分で考えて動く事に欠けている欠点を持つが、トゥークを師した狩りの中で大きく成長していく。
: 元は良家のお嬢様だったため、言動はやや高飛車。しかし村の子供たちには優しいという一面も持つ。
:『新生ラングロガールズ』での通り名はラングローナ。
432行目:
; リオ
: サドワの村出身の太刀使い。初登場時の装備は凍刃とバギィシリーズ。
: ハンターとしての力量はかなり高く、既に数度の飛竜種狩猟経験を持つ。しかしとある事情により完全に自信を喪失しており言動もひどく内向的。度々ハンターを辞めたいと口にする程に思い詰めているが、同時に辞める訳にはいかない理由も抱えているらしく、その板挟みに苦悩している。
: サドワの村のハンターズギルドで落ち込んでいたところを修行で訪れていたティカルが相談に乗り、トゥークへと引き合わせるためにユクモ村へと連れてくる。
; ソヨカゼ
: マロエが連れてきたオトモアイルー。マロエの大親友らしい。毛並みは蒼。装備はボロスネコメイルとボロスネコシリーズ。
: オトモでありながらまともにモンスターと相対する事も難しい程に非常に臆病な性格で、当初はトゥークが普通に声をかけただけでも怯えていた。
: リオとは自信を持てない者同士通じるものがあったのかすぐ打ち解け、互いの理解者と呼べる存在となった。
: オトモアイルーを引退した後もリオと行動を共にし、ヴァルカ村のアヅサ屋という宿に定住し、番台も勤めている。
; シルト
: リオの父親。既に引退しているが、かつてはスレンと共にかなりの腕を持つハンターだったらしく、リオに自分たち以上のハンターとなる事を期待している。
: 押しが強く、人の話を聞かずに自分の考えを押し付けてしまう欠点がある。ただしスレンによると本当は気が弱いのを意地を張って隠しているだけらしい。そしてそんな奥さんスレンには全く頭が上がっていない。
; スレン
: リオの母親。シルトとは対照的に必要以上の事は話さない落ち着いた人物。
; フルガ
: ユクモ村出身のハンマー使い。初登場時の装備はフローズンコア改とボロスSシリーズ。
: 16歳にして既に上位ハンターへの昇格を果たしている天才少年で、実力はランク相応に高いものの精神的には未熟な面がある。思い込みや過信で浅慮な行動に走ってしまう事もあるが、狩りの場では同行者の意見を素直に受け入れる事も多く、単なる頑固者という訳ではない。
: 3年の修行の旅を終えてユクモ村へ凱旋するも、村人達の信頼厚いハンターというポジションには既にトゥークがいた事から彼に対抗意識を持ち、事ある毎に勝負を吹っかけるようになる。
; ガーシュ
: フルガの父親。トゥークがユクモ村に来た時点、さらに先代のハンター教官だった。腕前人格に優れた人物で、引退してからも度々相談を持ちかけられる程にほど周囲の尊敬を集めていたが、近年はトゥークの活躍もあって影が薄くなってしまっている。
: フルガに対してはその才能を喜びつつも、空回りしやすい性格を心配している。
; エスラ
: 希少種モンスターを好んで追っている姉妹ハンター『金銀姉妹』の姉。「暁」の異名を持つ。登場時の装備はライトボウガンの鳳仙火竜砲とゴールドルナシリーズ。
: 非常に饒舌で芝居がかった物言いをする。良くも悪くもマイペースで、狩場に到着した後でも気が乗らなければ露骨にやる気の無い態度を取るなど性格面には問題も多い人物。しかしハンターとしての実力は本物で、特に観察力や分析力に優れる。
: 希少種の中でもリオレイア希少種がお気に入りで、他人と顔を合わせれば挨拶ついでにリオレイア希少種の魅力を一通り語り始める程の心酔振りを見せる。
: トゥークの父親の事を知っているらしいが、話を聞くべくタンジアの港を訪れたトゥークには何故かはぐらかすような態度を取る。また溺愛する妹・シャーラの機嫌が最近悪い事には心当たりが無く困惑している。希少種にしか興味のないはずの彼女だが、最近ではリオレウス亜種もお気に入り。ラングロガールズの事を「ラングロトラしか狩れない集団」と勘違いしている。
; シャーラ
: 希少種モンスターを好んで追っている姉妹ハンター『金銀姉妹』の妹。「宵闇」の異名を持つ。登場時の装備は双剣のギロチンとシルバーソルシリーズ。
: 姉とは対照的に無口かつ無愛想で、狩場においても協調性を見せないが、姉同様ハンターとしての力量は一流。
: 何かの理由でエスラに不満を持っているらしく、最近は彼女への態度までそっけないものになっている。
; タルス
: 緊急事態に陥ったユクモ村に現れたスラッシュアックス使いハンター。初登場時の装備はフレイムテンペストとアグナSシリーズ。
: ギルドカードを確認したギルドマネージャーが即座に太鼓判を押す程の実力者で、トゥークと共に事態の収拾に当たる。
: 頭部を完全に覆ってしまうアグナSヘルムを常にしっかりと被っている上に、「喉の調子が悪い」と称して会話も2匹のオトモを通して行うため、顔や声おろか声すらもハッキリとわからない。しかし時折聞える、その声にトゥークは聞き覚えがあるようだが……
; マルー
: タルスが連れてきた双子のオトモアイルーの片割れ。毛並みは若葉トラ。装備は王牙ネコ剣【猫雷】とジンオウSネコシリーズ。
: 一人称は「あっし」で語尾に「〜でござんすニャ」を付けるなど、言動はひょうきん者といった感じ。狩猟ではブーメランを用いた攻撃を多用する。
; ツミキ
: タルスが連れてきた双子のオトモアイルーの片割れ。毛並みは銀青トラ。装備はアグナSネコランスとアグナSネコシリーズ。
: 一人称は「拙者」でマルーよりは口数が少なく、落ち着いている。狩猟では武器を用いた近接攻撃を得意とする。
:トゥークはツミキにどこか懐かしい雰囲気を感じているようだが……
; ヒューム
: トゥークの父親。トゥークの持つモンスター図鑑のかつての持ち主でもある
: 古龍観測所の観測隊のメンバーであり、モンスターの生態情報を調査するべく危険な狩場にも踏み込んでいくほど仕事熱心な人物。その結果10年以上も息子をほったらかしにして音信不通の状態が続いたため、トゥークは当初良く思っていなかったが、トゥーク自身がモンスター図鑑の作成を行い、その苦労と意義を理解した事で徐々に父の行動に理解を示すようになっていく
: またハンターでもあり、その装備から既にG級に至っている実力者である事がわかる。装備はヘビィボウガンの凍戈砲カインスヘルとアーティアXシリーズ。
: 金銀姉妹との係わりなどから様々な尾ひれが付いて噂が広まった結果、一部のハンターの間では「美形の凄腕ハンター」という事になっている。
: 狩りの最中にふらりとどこかに行ってしまう事がり、ブラキディオス狩猟時にもジリスがハチミツ採取に勤しんでる間にもいなくなってしまい、そのためジリスとセルエは苦戦を強いられるも絶妙のタイミングで姿を現す。良くも悪くもマイペースな性格の持ち主である。
; ジリス
: リオの妹。初登場時の装備は太刀のヒドゥンサーベル改とアロイSシリーズ。
: 幼い頃は病気で足が不自由だったが手術の成功により回復しており、た。現在は兄と同じくハンターとなっている。年齢15歳くらいだが上がりたてとは言え既に上位ハンターとなっているなど、高い才能の持ち主
: 慎重で生真面目な優等生で、狩猟の際には事前準備や下調べを入念に行い、計算ずくのした行動で現場でのリスクを徹底的に避けようとするタイプ。太刀の腕前も相当だが、総攻撃のチャンスなど以外はアイテムを駆使した後方支援に徹している事が多い。
: 病気だった頃に心の支えだった兄に大きな影響を与え、間接的に自分を救ってくれた恩人であるトゥークに敬意を抱いており、ユクモ村を訪れ彼の弟子に志願する。
; セルエ
: 北の村出身のランス使いの少年。初登場時の装備はスパイラルボアとルドロスSシリーズ。
: 「人の役に立ちたい」「ただのハンターで終わりたくない」という想いからモンスターの生態などを記した『モンスター大百科』の作成を目標にしており、先駆者であるトゥークに強い憧れを持つ。やや不器用ながら真っ直ぐな性格の努力家で、フルガやククルナからは気に入られている。ハンターとしての経歴はジリスと同程度だが、冷静さを欠いて感情的に行動してしまうところがある。ある意味正反対のタイプのジリスとは方針の違いから度々衝突する事になる。
: トゥークとジリスの弟子巡りの旅の道中に偶然遭遇し、その場で弟子入り志願。熱意を認められた事でトゥークの弟子となるも、ブラキディオス遭遇時にトゥークに怪我をさせてしまった事に責任を感じてユクモ村に向かう途中に逃走する。その後タンジアの港でクルトアイズや金銀姉妹、ヒュームとの邂逅を通して気持ちを改め成長していく。
 
490行目:
; カイト
: マトイ村の駆け出しハンター。初登場時の装備は大剣のアイアンソードとハンターシリーズ。
: 常に前向きで調子に乗りやすい性格をしており、よく言えば気持ちの切り替えが早く失敗を引き摺らないが、逆に物事を都合よく解釈して自分を過信したり、失敗を反省しないという欠点として表れてしまう事も多い
: ハンターとしては小手先の技術より力や体力を重視するタイプで、意見の異なるシオンとはよく衝突するものの、何だかんだで仲は良い。
: 『MH4』の世界観となった3巻ではキャラバン所属のハンターとなっており、武器もチャージアックスへと転向している。
: 『蒼き翼』を“でっかく”しようと躍起になっているものの、実力名声共にまだまだ低い為にため勧誘に応じてくれるハンターが現れず難航している。
; シオン
: マトイ村の駆け出しハンター。初登場時の装備は双剣のツインダガーとレザーシリーズ。
: カイトとは幼馴染の関係であり、いつも口喧嘩は絶えないものの、自他共に認める親友同士。カイトとは逆に知識や技術を重視する慎重派だが、挑発されるとすぐに激昂するなど冷静になりきれていない未熟な面もある。本人としてはいつも無謀な行動を取るカイトの尻拭いをするハメになっていると考えているが、周囲から見ると割とお互い様の様子。双剣使いとしては『蒼天の証』に登場したシャーラに憧れているらしい。
: 両親がいない為、ため妹のユゥミとは仲が良く、やや兄馬鹿な一面を持つ。また妹ほどではないが料理の腕も立つ。
: 3巻ではカイト達とは袂を分かって行方を眩ませている。
; ユゥミ
: シオンの妹。初登場時の装備は狩猟笛のメタルバグパイプとボーンシリーズ。
: 黒髪の兄と異なり髪は薄桃色(2巻以降。1巻では銀髪)。優しい優等生的な性格で、料理に関しては天才的な腕前を誇る。『蒼天の証』のティカルの料理本を所有している。
: カイト達よりさらに経験はいがハンターであり、村を訪れるハンター教官の手伝いなど勤める。
: 3巻ではカイトと共にキャラバンに所属しており、武器も操虫棍を使うようになっている。ハンター業の傍ら失踪した兄の行方を捜している。
; イシュム
: マトイ村在住するハンター。初登場時の装備はスラッシュアックスの雷剣斧ヴォルトとナルガSシリーズ。
: カイトやシオンが「アニキ」と慕う青年豪快村人から信頼も厚人物ハンターとしての腕は別の村のハンターからも一目置かれる存在で、村人からの信頼も厚い。カイト達にやシオンが「アニキ」っては慕い、ハンターとしての目標である同時に私生活においも保護者的存在でもあ憧れている。「でっかずれ『蒼き翼』○○」という猟団表現結成し、腕利きの好む(「でっかいハンターを集めにな」「でっかう夢チーム持っており、カイトやシオンにも期待を寄せてい」など)
: いずれ『蒼き翼』という猟団を結成して腕利きのハンターを集めるという夢を持っており、カイトやシオンにも期待を寄せている。
: 「でっかい○○」という表現を好む(「でっかいハンターになる」、「でっかいチームを作る」など)豪快な人柄だが、同時にカイト達の未熟な言動を暖かく見守る度量や、村の掟による一見理不尽なペナルティにも文句一つ言わず従う潔さを併せ持つ、懐の深い人物である。
: かつての師・トライゼンからの手紙でディアブロスの撃退依頼が来た際最寄りの村がカルル村だというだけで挙動不審になり、その余裕の無い態度カイト達く程だっ。この様子から過去に何かを抱えている事が伺える
; トライゼン
: 砂原近くのカルル村在住の老人。元ハンターで「岩壊の射手」の異名を取る。老練の弓使いだったが年齢による体力の衰えから既に引退しており、知己であったカルル村村長から村の一画を譲り受けて隠居生活を送っている。
: 年時代のイシュムと出会い、彼を一人前のハンターに育て上げた師匠彼にとっては父親同然の恩人だがある理由から喧嘩別れに近い別れ方をした為、ため十年以上顔を合わせていない。
; サキ
: ある村で蔓延していた流行病にかかった少年。一人の兄がいる。自らの死期を悟ってか、兄が病に効く香草を取りに行こうとするのを静止するが……
; クローバ
: カイトと組んでいるオトモアイルー。初登場時の装備はブレイブネコランスとブレイブネコシリーズ。
: サーリャと共に大砂漠に打ち揚げられていたのをカイトが発見・救助したを切っ掛けにキャラバンに合流した。
: 常に明るく前向きな性格で、同類のカイトとは気の合うコンビ
; サーリャ
: ユゥミと組んでいるオトモアイルー。初登場時の装備はボーンネコピックとどんぐりネコシリーズ。
529行目:
; ラーク
: 『蒼き翼』に入団した新人ハンター。初登場時の装備はライトボウガンのショットボウガン・碧とゲネポスシリーズ。
: 本格的な登場は4巻からだが、実は名前は出ていなかったものの3巻で登場しており、カイトの勧誘を一度は断ったが最終的には入団を決めた。
: 血気盛んで新人特有の背伸びしがちな危うさをまだ抱えているが、それが逆にカイトの猟団長としての自覚を促しており、彼自身ラークまたそんなカイトを目標として奮起する、となど互いに良い影響を与える良き弟分となっている。
; オーデル
: エルイーの兄。初登場時の装備はハンマーのファッティプッシュ改とマギュルシリーズ。
: カイトの『蒼き翼』をでっかくしたいという心意気に感じてエルイーが呼び寄せてくれたハンターで、その実力は近隣で1、2を争う程に高いほど
: 妹と比較して寡黙で、彼女の毒舌にもほとんど反応を返さないため、エルイーが苦手としている数少ない人物。しかし全くの無愛想という訳ではなく、扉絵のコミックではカイト達の狩猟成否を心配するエルイーに対して、実はタル郵便で成功の報せを受け取っていただけにもかかわらず、「カイトはいつか大きな事を成し遂げる目をしてるから大丈夫だ」ともっともらしい事を言ってみせる、茶目っ気のある一面を見せた。
; ティン
: 『蒼き翼』に入団した双子の片割れ。クックシリーズを纏った少年。使用武器は片手剣。
: とある事情からダレン・モーランを追っており、古龍観測所にも知り合いの先生がいる。
: クローバ達アイルーとは打ち解けているが人間に対しては警戒心が強く、狩りにおいてもビリンとの連携だけを前提とした立ち回りをしてしまい、他の仲間と協調できないところがある。
; ビリン
: 『蒼き翼』に入団した双子の片割れ。ゲリョスシリーズを纏った少女。使用武器はヘビィボウガン。