「うたわれるもの」の版間の差分

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2006年4月から、[[朝日放送]]([[ABCテレビ]])を幹事局に、[[UHFアニメ]]の形態で[[テレビアニメ]]版が放送された。また、本作品は『[[夢使い]]』と共に初めてABCテレビで放送されたUHFアニメでもある。テレビアニメ放送中に開始された[[インターネットラジオ]]『[[うたわれるものらじお]]』が関係者ですら予想外だったと語るほどの人気番組となり、さまざまな波及効果が見られたことも話題となった<ref group="注">[[インターネットラジオステーション音泉#沿革]]2006年参照。</ref>。
 
2007年12月2日に[[パシフィコ横浜]]にて開催されたイベント『アクアプラスフェスタ2007』に
て、[[OVA]]の制作が決定との発表が行われた。
 
2008年11月29日に[[東京厚生年金会館]]にて開催された『アクアプラスフェスタ2008』で、[[PlayStation Portable|PSP]]に移植されることが発表された。
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; ヌワンギ
: 声 - 日本語:[[吉野裕行]]、英語:[[:en:Greg Ayres|Greg Ayres]]
: 藩主ササンテが下女<ref group="注">しもおんな、げじょ。身分の低い女性の意。</ref>に産ませた子供であり、インカラ皇の甥。幼少の頃は病弱な母親に代わり、トゥスクルによく面倒を見てもらっていたとのこと。権力を笠に身勝手に振舞う、プライドだけ高い若者。母親の故郷であるヤマユラの集落で子供時代を過ごすが、ササンテの嫡子<ref group="注">ちゃくし。跡継ぎ、跡取りの意。</ref>が夭折<ref group="注">ようせつ。早くに亡くなってしまうことの意。</ref>したため、代わりに跡継ぎとして城へ戻される。幼馴染のエルルゥに好意を寄せている。エルルゥ達と暮らしていた頃は純朴で優しい少年<ref group="注">作中でのエルルゥの発言より。</ref>だったが、欲と権力に塗れた父親の元で長い間過ごしたことで性格が歪み、ひねくれてしまったため、村人たちから嫌われてしまう。普段はトゥスクルのことを「ババア」と呼んでいたが、トゥスクルが暴走した部下の凶刃からアルルゥを庇って重症を負った際は、思わず「'''バアちゃん'''」と呼んだりと、心の奥底では彼女を慕っていたようである。「バアちゃん」とヌワンギがトゥスクルを呼んだことに、ヌワンギのトゥスクルへの隠された想いに、辛い状況でありながらもその場にいたエルルゥは気付く。このことが後にヌワンギが昔の自分を取り戻すきっかけとなる。父であるササンテ亡き後はインカラの下で侍大将となったが、ハクオロたちとの戦闘に敗れ捕えられる。その後解放され、エルルゥに諭され改心したものの、戦をやめるよう進言しに都へ行く途中で運悪く落武者狩り敗残兵の掃討に遭って生死不明となり<ref>ゲームに収録された人物図鑑の記述より。</ref>、以後の消息を絶つ。アニメ版では解放された後、エルルゥの「'''さようなら'''」という重い一言を背中で受け止め、半ば放心状態のままおぼつかない足取りで霧の中へと消えていき、以後の消息を絶った{{refnest|group="注"|最終回で、普通に働いているヌワンギの絵を入れようという話がスタッフの間であったが、「原作と違うヌワンギの結末は絶対に不可」であると原作者から釘を刺されたとのこと<ref>[[#ファン|公式ファンブック、p95。]]</ref>。}}。
: アニメ版ではゲーム版では見られなかったオムツィケル(侍大将)の甲冑姿を見ることができ、専用のウォプタルは目つきが悪いなどの特徴がある<ref>[[#ファン|公式ファンブック、p111。]]</ref>。
: ゲームの戦闘フェイズでは段平(だんびら)のような得物を使用しており、コンシューマ版では数いる敵キャラクターの中で唯一ササンテとの「協撃」が用意されている。