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同時期には、[[ドイツ帝国]]の帝国鉄道の会計が[[陸軍省]]によって研究され<ref>『[{{NDLDC|843735/89}} 帝国陸軍管理海軍管理及び'''帝国鉄道'''管理に係る一時限支出支弁、並に帝国要塞建築資金より受領せる前払金一時補填のため募集すべき'''国債'''に関する法律]』、『独逸陸軍経理大要』。陸軍省経理局、1894年。</ref>、[[1897年]]には逓信省鉄道局は監督行政のみを受け持つことになり、現業部門は逓信省外局の'''鉄道作業局'''に分離された。
 
他方1901年には、外交官だった[[幣原喜重郎]]が[[ベルギー]]の状況を官報に報告した。報告によれば、[[アントウェルペン|アンウェルス]]市街鉄道は[[馬車鉄道]]から電気鉄道に切替えて他重要都市へ延長する計画が成立し、民間鉄道会社が政府から建設運営1945年まで営業を認可を受けされ、また、その契約内容には、学生及び労働者を保護するための低運賃、労働条件([[賃金]]、[[昇給]]、休憩時間、[[保険]])、会社は「[[市]]と[[県]]」に毎年一定額納付されること、営業開始から15年後に政府目以降は国好条件で事業を[[買収]]しうること、また買収額の計算方法が規定されている<ref>『[{{NDLDC|2948721/2}} 公使館及領事館報告 アンウェルス市街鉄道]』、[[官報]]本号5422号、1901年077月30日。なお買収額は、買収直前の5年間で最も好況な3年間の平均純収入(これは総収入の5割以上である必要がある)を115~125%に割り増した額で、会社は事業の譲渡の後は認可期限終了に至るまで毎年国から同額を支払われることになり、早く譲渡するほど割増率が高い。報告にはまた、同鉄道の「南停車場」を利用していた[[日本郵船]]についての言及もある。</ref>。
 
== 帝国鉄道庁 ==