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{{Otheruses|小説の「蟬しぐれ」|他の「蝉時雨」項目|蝉時雨|}}
{{記事名の制約|title=蟬しぐれ}}
{{基礎情報 書籍
| title = 蟬しぐれ
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『'''蟬しぐれ'''』（せみしぐれ）は、[[藤沢周平]]による[[日本]]の長篇[[時代小説]]。藤沢作品の中でも代表的な[[小説]]のひとつである<ref>[[鶴岡市立藤沢周平記念館]] 開館記念特別企画展 『蟬しぐれ』の世界 展示図録、p.1.2011年11月23日閲覧。</ref>。『[[山形新聞]]』[[夕刊]]に[[1986年]]（[[昭和]]61年）[[7月9日]]から[[1987年]]（昭和62年）[[4月11日]]まで連載<ref name="yamagata-np">{{Cite web |url=http://yamagata-np.jp/feature/fuzisawa_feature/kj_2015051400294.php?gunre=hukei |title=【蝉しぐれ】 城下や近郊の村々 |work=藤沢文学の魅力 藤沢周平と庄内 海坂藩を訪ねる旅 |publisher=[[山形新聞]] |accessdate=2018-03-08}}</ref><ref name="公式">[http://www.semishigure.jp/production.html プロダクションノート]、映画『蟬しぐれ』公式ウェブサイト semishigure.jp, 2010年2月18日閲覧。</ref>{{Refnest|group="注"|1986年6月30日より連載を開始した『[[秋田魁新報]]』[[朝刊]]を初出とする説もある<ref name="コラム"/>。}}、[[文藝春秋]]より[[1988年]]（昭和63年）[[5月11日]]に刊行された。
== 概要 ==
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== 書誌情報 ==
* 蟬しぐれ（1988年5月11日、[[文藝春秋]]、ISBN 978-4-16-310260-3）
*
*
* 新装版 蟬しぐれ 上（2017年1月10日、文春文庫、ISBN 978-4-16-790773-0）
* 新装版 蟬しぐれ 下（2017年1月10日、文春文庫、ISBN 978-4-16-790774-7）
== 関連書籍 ==
* 「蟬しぐれ」と藤沢周平の世界（2005年9月15日、[[文藝春秋]]〈文春ムック〉、『[[オール讀物]]』責任編集、ISBN 978-4-16-008603-6）
* 週刊藤沢周平の世界 1号（創刊号） 蟬しぐれ（2006年11月2日、[[朝日新聞社]]）
== テレビドラマ ==
{{基礎情報 テレビ番組
| 番組名 = 蝉しぐれ
| 画像 = <!-- [[ファイル:|200px]] ※「ファイル:」の後に画像ファイルを貼る。画像サイズの変更は「200px」の数字を変える。 -->
| 画像説明 =
| ジャンル = [[時代劇]]
| 放送国 = {{JPN}}
| 制作局 = [[日本放送協会|NHK]]
| 企画 =
| 製作総指揮 = 菅野高至<br />秋山茂樹
| 監督 =
| 演出 = [[佐藤幹夫]]<br />[[田中健二]]
| 原作 = [[藤沢周平]]
| 脚本 = [[黒土三男]]
| プロデューサー =
| 出演者 = [[内野聖陽]]<br />[[水野真紀]]<br />[[勝野洋]]<br />[[竹下景子]]<br />[[石橋保]]<br />[[宮藤官九郎]]<br />[[村上弘明]]<br />[[鈴木杏樹]]<br />[[海部剛史]]<br />[[荒井紀人]]<br />[[石橋蓮司]]<br />[[柄本明]]<br />[[平幹二朗]]
| ナレーター = [[草笛光子]]
| 音声 =
| 字幕 =
| データ放送 =
| OPテーマ =
| EDテーマ =
| 時代設定 =
| 外部リンク = http://www.nhk.or.jp/drama/archives/semishigure/
| 外部リンク名 = 公式サイト
| 番組名1 = 金曜時代劇 蝉しぐれ
| 放送時間1 = 金曜21:15 - 21:58
| 放送分1 = 43
| 放送枠1 = 土曜時代劇 (NHK)
| 放送期間1 = [[2003年]][[8月22日]] - [[10月3日]]
| 放送回数1 = 7
| プロデューサー1 =
| 出演者1 =
| ナレーター1 =
| OPテーマ1 =
| EDテーマ1 =
| 外部リンク1 =
| 外部リンク名1 =
| 番組名2 = ハイビジョンドラマ館 蝉しぐれ
| 放送時間2 = 土曜21:00 - 22:29
| 放送分2 = 89
| 放送枠2 =
| 放送期間2 = 2003年11月1日 - 15日
| 放送回数2 = 3
| プロデューサー2 =
| 出演者2 =
| ナレーター2 =
| OPテーマ2 =
| EDテーマ2 =
| 外部リンク2 =
| 外部リンク名2 =
| 特記事項 =
}}
[[NHK総合テレビジョン|NHK総合]]「[[土曜時代劇 (NHK)|金曜時代劇]]」枠にて[[2003年]][[8月22日]]から[[10月3日]]まで放送された。全7回。また、[[ハイビジョン]]版が[[NHKデジタル衛星ハイビジョン|NHK BShi]]「ハイビジョンドラマ館」にて[[2003年]][[11月1日]]から[[11月15日]]まで放送された。全3回。
[[2006年]][[10月2日]]・[[10月9日]]・[[10月16日]]（いずれも月曜）には、東北地方で午後10時（[[プレミアム10]]枠）に1週間2回分を再放送。
=== キャスト（テレビドラマ） ===
*牧文四郎
*岡崎せつ/牧せつ - [[森洋子]]
*ふく - [[水野真紀]]（子役：[[伊藤未希]]）
*
*牧登世 - [[竹下景子]]
*島崎与之助 - [[宮藤官九郎]]（子役：[[遠藤雄弥]]）
*小和田逸平 - [[石橋保]]（子役：[[久保山知洋]]）
*小和田路 - [[五大路子]]
*
*小
*矢田作之丞 - [[村上弘明]]
*
*関口晋助 - [[織本順吉]]
*山岸昌江 - [[大島蓉子]]
*青木孫蔵 - [[利重剛]]
*布施鶴之助 - [[海部剛史]]
*犬飼兵馬 - 荒井紀人
*山
*石栗弥左衛門 - [[石橋蓮司]]
*石栗つる - [[江口ナオ]]
*相羽惣六 - [[野崎海太郎]]
*おとら - [[比佐廉]]
*尾形久万喜 - [[常泉忠通]]
*藤次郎 - [[小林勝也]]
*
*磯貝主計 - [[塩見三省]]
*里村左内 - [[平幹二朗]]
*
=== スタッフ（テレビドラマ） ===
*原作 - [[藤沢周平]]『蝉しぐれ』
*脚本 - [[黒土三男]]
*語り - [[草笛光子]]
*演出 - [[佐藤幹夫]]、[[田中健二]]
*制作統括 - 菅野高至、秋山茂樹
*音楽 - [[小室等]]
*主題歌 - [[普天間かおり]]「遥かな愛…」
*共同制作 - NHKエンタープライズ21
*制作協力 - NHKテクニカルサービス、[[NHKアート]]
*制作著作 - [[日本放送協会|NHK]]
=== 放送日程 ===
;金曜時代劇（NHK総合）
:{| class="wikitable" style="text-align:center"
!放送回!!放送日!!サブタイトル!!演出!!視聴率<ref>「テレビ視聴率季報（関東地区）」ビデオリサーチ。</ref>
|-
|第一回||{{0}}8月22日||嵐||rowspan="2"|佐藤幹夫||<span style="color:red">13.4%</span>
|-
|第二回||{{0}}8月29日||蟻のごとく||12.8%
|-
|第三回||{{0}}9月{{0}}5日||ふくと文四郎||田中健二||12.2%
|-
|第四回||{{0}}9月12日||秘剣村雨||佐藤幹夫||12.6%
|-
|第五回||{{0}}9月19日||罠||田中健二||11.8%
|-
|第六回||{{0}}9月26日||逆転||佐藤幹夫||11.4%
|-
|第七回||10月{{0}}3日||歳月||田中健二||<span style="color:#00f">11.2%</span>
|-
!colspan="5"|平均視聴率 %（視聴率は[[ビデオリサーチ]]調べ、[[関東地方|関東地区]]・世帯・リアルタイム）
|}
:
;ハイビジョンドラマ館（NHK BShi）
:{| class="wikitable" style="text-align:center"
!放送回!!放送日!!サブタイトル!!演出!!備考
|-
|第1回||11月{{0}}1日||嵐|| ||
|-
|第2回||11月{{0}}8日||罠|| ||
|-
|第3回||11月15日||歳月|| ||21:20 - 22:49に放送
|-
|}
=== 受賞（テレビドラマ） ===
*第30回[[放送文化基金#放送文化基金賞|放送文化基金賞]] 番組部門<ref>{{Cite web |date=2004-05-28 |url=https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/7090/15119.html |title=「蝉しぐれ」が放送文化基金賞を受賞! |work=NHKドラマ |publisher=[[日本放送協会]] |accessdate=2018-03-08}}</ref>
**テレビドラマ分野 本賞（ハイビジョンドラマ館『蝉しぐれ』 第1回「嵐」）
**個別分野 出演者賞（内野聖陽）
**個別分野 演出賞（佐藤幹夫）
*第44回[[モンテカルロ・テレビ祭]]<ref>{{Cite web |date=2004-07-05 |url=https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/7090/15118.html |title=「蝉しぐれ」がモンテカルロ・テレビ祭で受賞! |work=NHKドラマ |publisher=[[日本放送協会]] |accessdate=2018-03-08}}</ref>
**ゴールデンニンフ賞 最優秀作品賞（ハイビジョンドラマ館『蝉しぐれ』 第1回「嵐」）
**ゴールデンニンフ賞 主演男優賞（内野聖陽）
*ABU賞 テレビ：ドラマ番組部門（金曜時代劇『蝉しぐれ』 第二回「蟻のごとく」）<ref>{{Cite web |date=2004-09-26 |author=NHK広報局 |url=https://www.nhk.or.jp/pr/keiei/kokusai/pdf/2004/09/koho040926.pdf |format=PDF |title=第41回ABUアルマトイ総会 ABU賞 NHKの4作品が受賞 |work=お知らせ |publisher=[[日本放送協会]] |accessdate=2018-03-08}}</ref>
{{木曜時代劇 (NHK)}}
300 ⟶ 395行目:
== 映画 ==
{{Infobox Film
| 作品名 =
| 原題 =
| 監督 = [[黒土三男]]
314 ⟶ 409行目:
| 撮影 = [[釘宮慎治]]
| 編集 = [[奥田浩史]]
| 製作会社 =
| 配給 = [[東宝]]
| 公開 = {{flagicon|JPN}} 2005年10月1日
324 ⟶ 419行目:
}}
=== キャスト（映画） ===
*牧文四郎 : [[市川染五郎 (7代目)|市川染五郎]]
*ふく : [[木村佳乃]]
382 ⟶ 450行目:
*磯谷主計 : [[柄本明]]
*[[田中要次]]、[[山田明郷]]、[[佐藤二朗]]、[[蛭子能収]]、[[藤貴子]]、[[不破万作]]、[[中村優子]]、[[西凜太朗]]、[[森脇英理子]]、[[福澄美緒]]、[[芦名星]] ほか
=== スタッフ（映画） ===
*原作：[[藤沢周平]]（文藝春秋刊）
*監督・脚本: [[黒土三男]]
*製作者：[[俣木盾夫]]
*製作統括：森隆一、[[島谷能成]]、[[早河洋]]
*エグゼクティブプロデューサー：遠谷信幸
*プロデューサー：中沢敏明、宇生雅明
*共同プロデューサー：柴田一成、田中渉
*協力プロデューサー：青木真樹、瀬田一彦
*ラインプロデューサー：吉田浩二
*音楽：[[岩代太郎]]
*美術監督：[[櫻木晶]]
*撮影：[[釘宮慎治]]
*照明：吉角荘介
*録音：橋本泰夫
*編集：[[奥田浩史]]
*助監督：森宏治
*音響効果：[[伊藤進一]]
*視覚効果：[[尾上克郎]]
*衣装：[[斉藤育子]]
*スタジオ：[[東宝スタジオ]]
*映像制作：[[東宝映像美術]]
*製作委員会：[[電通]]、セディックインターナショナル、ケイセブン、[[ジェネオンエンタテインメント]]、[[東宝]]、[[テレビ朝日]]、[[朝日放送]]、[[名古屋テレビ放送]]、[[朝日新聞]]、東京都ASA連合会
*イメージソング：[[一青窈]] 「[[かざぐるま (一青窈の曲)|かざぐるま]]」（[[日本コロムビア|コロムビアミュージックエンタテインメント]]）
=== 受賞（映画） ===
*[[第29回日本アカデミー賞]]
**優秀作品賞
**優秀監督賞（黒土三男）
**優秀脚本賞（黒土三男）
**優秀主演男優賞（市川染五郎）
**優秀主演女優賞（木村佳乃）
**優秀音楽賞（岩代太郎）
**優秀撮影賞（釘宮慎治）
**優秀照明賞（吉角荘介）
**優秀美術賞（櫻木晶）
**優秀録音賞（橋本泰夫）
**優秀編集賞（奥田浩史）
*第18回[[日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞|日刊スポーツ映画大賞]] 主演男優賞（市川染五郎）
*第30回[[報知映画賞]] 最優秀主演男優賞（市川染五郎）
== 舞台 ==
=== 宝塚歌劇団公演 ===
「'''若き日の唄は忘れじ'''」というタイトルで上演。
{{main|若き日の唄は忘れじ}}
433 ⟶ 542行目:
|}
===
[[大阪松竹座]]の新築開場10周年および藤沢周平の没後10年を記念して、[[2007年]][[9月2日]]
==== キャス
*牧文四郎 : [[片岡愛之助 (6代目)|片岡愛之助]]
*お福 : [[相田翔子]]
462 ⟶ 566行目:
*藤次郎の娘 : [[泉関奈津子]]
==== スタッフ（大阪松竹座） ====
*原作 : [[藤沢周平]]
*脚本 : [[池田政之]]
*演出 : [[河毛俊作]]
[[明治座]]で2008年5月5日から5月29日に公演。
==== キャスト（明治座） ====
*牧文四郎 : [[福士誠治]]
*お福 : [[北川弘美]]
480 ⟶ 584行目:
*野瀬郁之進: [[河原崎國太郎]]
*布施鶴之助: [[荒木健太朗]]、ほか
==== スタッフ（明治座） ====
*原作：[[藤沢周平]]
*脚本：[[金子成人]]
*演出：[[金子良次]]
*主催：明治座
*後援：[[テレビ朝日]]
== 脚注 ==
491 ⟶ 602行目:
* [http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163102603 『蝉しぐれ』藤沢周平] - [[文藝春秋]]BOOKS
* [http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167192259 文春文庫『蝉しぐれ』藤沢周平] - 文藝春秋BOOKS
*
* [https://www6.nhk.or.jp/drama/pastprog/detail.html?i=semishigure 時代劇シリーズ「蝉しぐれ」] - [[日本放送協会|NHK]]ドラマ
* [http://cgi2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010499_00000 金曜時代劇 蝉しぐれ - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス]
* [http://www.semishigure.jp/top.html 映画「蟬しぐれ」公式HP]
* [https://www.toho.co.jp/movie/lineup/semishigure/welcome-j.html 蟬しぐれ] - [[東宝]]WEB SITE
* [http://www.meijiza.co.jp/pastinfo/pastinfo-2004-2008/2008_05/ 2008年5月公演 蟬しぐれ] - [[明治座]]
* {{Allcinema title|322048|蝉しぐれ}}
* {{Kinejun title|36761|蝉しぐれ}}
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