「ゴースト/ニューヨークの幻」の版間の差分

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George Ho (会話 | 投稿記録)
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舞台は[[ニューヨーク]]。
 
温厚誠実な銀行員サム・ウィート([[パトリック・スウェイジ]])は、[[陶芸家]]として成功しつつある最愛の恋人モリー・ジェンセン([[デミ・ムーア]])と幸せな時間を過ごし、同僚の友人カール・ブルーナー([[トニー・ゴールドウィン]])とも良好な関係を維持しながら順調に仕事をこなし、平穏な日々を送っていた。
 
ある日、サムは勤め先の銀行で、コンピュータ内の口座データに異変があるのを発見した。カールが手伝おうとしたが、サムは断り残業して調べる…。
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しかしそのとき、暗がりから一人の暴漢がサムを襲った。そしてサムと暴漢は揉み合いになり、暴漢が持っていた拳銃が発砲された。そして暴漢は逃げ、それを追いかけるも取り逃がしたサムが諦めて戻ると、モリーが血だらけの自分を抱いていた。サムは死んでゴーストになってしまったのだ。
 
ゴーストになったサムはモリーのアパートで彼女と共にいた。サムは彼女からは見えず話しても声は届かない。カールはサムが死んでモリーに近付いていくようになり、モリーはそれを拒む。あくる日、気分転換のため2人が散歩に出かけたが、その後に留守中のモリーのアパートに一人の男が侵入して来た。その男の顔を見てサムは驚愕する。侵入してきた男は自分を襲って殺したあの暴漢だったのだ。サムはその男に殴りかかるが当たらず空を切るばかり。そこにモリーが帰ってきてしまい、サムは危険を知らせようと必死に呼びかけるが彼女は気付かない。そのまま知らずに暴漢の男に狙われるモリーだったが、咄嗟にサムはモリーの飼い猫のフロイドをけしかけて何とか男を追い出した。
 
アパートから出た暴漢の男はそのまま地下鉄に乗り、追跡するサムもそれに乗るが、そこで突然見知らぬ男のゴーストが「ここは俺の縄張りだ!」と襲ってきた。その男ゴーストは、地下鉄を自分の場所として占領し、物体に触れて動かすことが出来るサブウェイゴースト([[ヴィンセント・スキャヴェリ]])だったのだ。その場を逃れて再び暴漢の男を追跡したサムは、その男の住んでいるアパートを突き止める。そこの表札に書かれていた暴漢の男の名前はウィリー・ロペス([[リック・アビレス]])であった。アパートを出ると、近くに霊媒師の看板を見つけ、サムは中へ入った。何やらインチキ臭い霊媒師オダ=メイ・ブラウン([[ウーピー・ゴールドバーグ]])が客を相手にしていた。彼女がやっていることは明らかにインチキだったが、サムが茶々を入れているとオダ=メイは反応した。自分の声が彼女に聞こえていると知り驚くサム。彼女はその時初めて霊媒師として才能を開花させたのだ<ref>ちなみに、彼女の祖母と母には生来の霊媒能力があった。</ref>。
 
サムはオダ=メイを一晩中「[[ヘンリー8世 (イングランド王)|ヘンリー8世]]君」<ref>[[ハーマンズ・ハーミッツ]]により全米1位を獲得した曲。</ref>を聞かせ続けるという半ば脅迫めいたやり方ではあるが説得し、モリーに会わせた。サムしか知らないことをオダ=メイから言われたモリーは半信半疑ながら彼女の話に耳を傾ける。そしてサムは自分を殺した犯人の名前がウィリー・ロペスだとオダ=メイから彼女に言い聞かせた。