「音部記号」の版間の差分

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== ト音記号 ==
<!-- [[File:Music-GClef.svg|thumb|100px|ト音記号を用いたトレブル(ヴァイオリン)記号]] -->
ト音記号は、[[中央ハ]]音のすぐ上の[[ト (音名)|ト (G)]]の音の位置を示す音部記号。中央部の渦のような部分の中心がト音である。[[G]]の文字を図案化したものである。一般的には、高音部を記すために使われるが、低音部でもこの記号を使う場合がある。この場合、トレブル記号の下に小さく「8」と書き、中央ハのすぐ下のト(G)の音を示すものとすることが多い。
 
=== 小ヴァイオリン(フレンチヴァイオリン)記号 ===
<score>{ \clef french { g'1-\markup "小ヴァイオリン記号" } }</score>
ト音記号を[[五線]]の第1線に置く。すべての音部記号の中で最も高い音を示すのに適した記号であるが、滅多に使われることはない。[[バロック音楽|バロック時代]]にはアルト・[[リコーダー]]を実音で記譜する際に用いられる場合があった。[[ヨハン・ゼバスティアン・バッハ|バッハ]]の[[ブランデンブルク協奏曲]]の自筆総譜などにその実例が見られる。
 
=== ヴァイオリン(トレブル)記号 ===
<score>{ \clef violin { g'1-\markup "ヴァイオリン記号" } }</score>
ト音記号を五線の第2線に置く。今日において一般にト音記号と言えば、この記号を指す。文字通り[[ヴァイオリン]]の楽譜に使われる記号であるが、その他にも[[フルート]]や女声の[[声楽]]など、西洋音楽の高音域を記す場合に使われる、スタンダードな記号である。また、[[移調楽器]]のほとんどは、低い音域であってもこの記号を用いることが多い。[[大譜表]]の2段のうちの一方(まれに両方)はこの記号が用いられる。
<score>{ \clef "treble_8" { g'1-\markup "トレブル記号(低音部)" } }</score>
 
== ヘ音記号 ==