「NHK杯テレビ将棋トーナメント」の版間の差分

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|66||2016|||佐藤康光九段(3)||[[佐藤和俊]]六段||9年ぶり3度目、将棋連盟会長としての優勝
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|[[第67回NHK杯テレビ将棋トーナメント|67]]||2016|||山崎隆之八段(2)||[[稲葉陽]]八段||山崎は13年ぶり2度目の優勝。<br>2回戦第5局が史上2度目の生放送(詳細は後述)。
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* 第66回(2016年度)では準決勝に進出した4人中3人が佐藤姓となり<ref group="注">佐藤姓の出場者は3人のみであり、3人とも準決勝まで進出した。もう1人の進出者は橋本崇載八段。</ref>、佐藤康光九段が佐藤天彦名人・佐藤和俊六段を連破して優勝。
; 「将棋フォーカス」MC対決
* 第67回(2017年度)の1回戦第16局(2017年7月16日放送)、山崎隆之八段対[[中村太地]]六段の対局は、同年度、両者とも「将棋フォーカス」で[[伊藤かりん]]([[乃木坂46]])とともにMCを交替で担当しており、MC対決となった。両者ともに2017年当時のNHK杯では珍しい[[和服]]姿での対局となった<ref group="注">2017年当時の対局者では、[[佐々木勇気]]六段が和服で登場することがあるが、それ以外では極稀なケースである。</ref>。対局者の両者が和服というのは、2008年3月放送の決勝戦(佐藤康光二冠対鈴木大介八段)以来、およそ10年ぶりの出来事である<ref>{{Cite web |date=2017年10月11日|url=https://dot.asahi.com/nhktext/2017101100067.html|title=伊藤かりんのフォーカスダービー観戦記|publisher=[[AERA]]|accessdate=2017-10-12}}</ref>。また、この対局の舞台裏は翌週(2017年7月23日)の「将棋フォーカス」でも特集された<ref>{{Cite web |date=2017年7月23日|url=https://hh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20170723-31-22622|title=NHKネットクラブ 将棋フォーカス「玉の早逃げ八手の得」|publisher=[[日本放送協会]]|accessdate=2017-08-30}}</ref>。結果は山崎隆之八段が勝利した。なお山崎はそのまま勝ち進んで、13年ぶりの優勝も手にしている
; 2017年の藤井聡太フィーバー
* 2017年は、中学生棋士の[[藤井聡太]]四段が公式戦29連勝<ref group="注">29連勝のうちの4勝はNHK杯戦予選の3勝と本戦1回戦の1勝。</ref>をあげるなど、将棋界全体が社会現象にすらなっている。第67回(2017年度)のNHK杯戦においても藤井が史上最年少で本戦出場を果たし<ref group="注">中学在学中にプロデビューした棋士のうち、加藤一二三と谷川浩司はデビュー当時のNHK杯戦のシステム上、新四段の出場は不可能であった。羽生善治はデビュー翌年となる第36回(1986年度)で中学在学中に予選を勝ち抜いて本戦出場を果たした。1回戦の対[[福崎文吾]]戦は高校入学前の1986年3月24日に収録が行われ、羽生が勝利している。</ref>、2017年4月17日収録の1回戦第7局(2017年5月14日放送)対千田翔太六段戦は、プロデビュー以来の無敗連勝記録を更新中であったため、収録直後に公式戦13連勝としての結果が発表される異例の事態となった。
* 2回戦第5局(2017年9月3日放送、対森内俊之九段戦)についても、世間の関心の高さを反映して、前述の2008年3月放送の決勝戦(佐藤康光二冠対鈴木大介八段)<ref group="注">森内はこの対局の解説を務めている。</ref>以来9年半ぶりとなる生放送で対局が行われることになった<ref>{{Cite news |title=藤井四段と森内九段の対局生放送 9月3日NHK杯|newspaper=[[毎日新聞]]|date=2017年8月17日|url=https://mainichi.jp/articles/20170818/k00/00m/040/076000c|accessdate=2017-08-30}}</ref>。解説は生放送での対局経験者である佐藤と、中村太地六段が務めた。生放送ということで放送開始は通常の「将棋フォーカス」の枠を使って(この週の「将棋フォーカス」は午後に移動)10時からとし、長期戦になった場合に備えてサブチャンネルでの延長放送を行う体制が組まれた。結果は94手までで藤井の勝ち。11時20分過ぎに終局となったため、残りは30分以上に渡る感想戦となった。なお3回戦は[[稲葉陽]]八段に破れた(稲葉は準優勝)
 
== 脚注 ==