「愛を乞うひと」の版間の差分

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=== キャスト(映画) ===
; 山岡照恵(てるえ)
*山岡照恵/陳豊子:: 演 - [[原田美枝子]]、[[小井沼愛]](5歳時)、[[牛島ゆうき]](10歳時)、[[浅川ちひろ]](15歳時)
*山岡深草:[[野波麻帆]]
: 印刷会社の作業員として働く主婦。夫は亡くなっており娘の深草と2人暮ししている。基本的に物腰が穏やかで大人しく母親にしては少々頼りない性格。子供の頃から困った時や嫌なことがあると作り笑いをする癖があり、「ついてない」と言うのが口癖。現在では豊子のことを“あの女”と呼んでいる。額の左側に子供の頃に豊子に受けた虐待のケガの跡があり、前髪で隠している。
*陳文雄:[[中井貴一]]
; 陳豊子
*和知三郎:[[國村隼]]
: 演 - 原田美枝子(一人二役)
*和知武則:[[うじきつよし]]、[[前田弘]](4歳時)、[[塚田光]](7歳時)、[[五十畑迅人]](11歳時)
: 照恵の母。昭和30年、詳細は不明だが夜の仕事をしている。照恵を引き取ったが育てる気はない。気性が荒くキレやすくかなり気まぐれな性格で、気に入らないことがあると照恵に当たり散らして虐待をするが、直後に何事もなかったように振る舞うことがある。作中では、『[[バナナ・ボート]]』の歌が好きで時々口ずさんでいる。
*王東谷:[[小日向文世]]
 
*王はつ:[[熊谷真実]]
==== 豊子が付き合う男たち ====
*中島武人:[[モロ師岡]]
; 陳文雄(ちんふみお)
*竹内俊男:[[マギー司郎]]
*片倉修司:: 演 - [[中村有志井貴一]]
: 作中で豊子が付き合う1番目の男。照恵の父で彼女から“アッパー(父の意味)”と呼ばれていた。穏やかで優しい性格で照恵をかわいがっていた。台湾の[[沙鹿区|沙鹿]]出身。来日中に豊子と出会い夫婦となり照恵が生まれるが、昭和29年に肺結核により病死。
*高田イネ:[[新村礼子]]
; 中島武人
*村田幸子:[[今吉諒子]]
*中島武人:: 演 - [[モロ師岡]]
*酒井千鶴:[[西田尚美]]
: 作中で豊子が付き合う2番目の男。武則の実父。照恵の養父。照恵からは“中島のお父さん”と呼ばれている。豊子と結婚するも離婚して息子とも離れて暮らすことになったため、息子からは顔を忘れられている。
*照恵の子供時代の友達:[[大沢あかね]]
; 和知三郎(わち)
*タクシーの運転手:丹陽
*和知三郎:: 演 - [[國村隼]]
*[[花原照子]]、[[温水洋一]]、[[畠山明子]]、[[阿知波悟美]]、[[広岡由里子]]、[[佐藤正宏]]、[[花王おさむ]] ほか
: 作中で豊子が付き合う3番目の男。照恵と武則の養父。狭いアパートのような[[引揚者]]定着所で暮らす。街頭でアコーディオンを弾く[[傷痍軍人]]のフリをして小銭を稼いでいる。内気な性格だが時にしたたかな一面も持つ。
 
==== 照恵と親しい人たち ====
; 山岡深草(みぐさ)
*山岡深草:: 演 - [[野波麻帆]]
: 現在に登場。照恵の娘。年は高校生ぐらい。学校では競泳部に所属し自宅でも器具を使って筋トレをしている。快活でしっかり者な性格だが思ったことを口にしやすく愚痴っぽいという欠点がある。照恵との親子関係は良好だが、やや頼りない性格の照恵を自身の方が親のように時々たしなめることがある。
; 和知武則
*和知武則:: 演 - [[うじきつよし]]、[[前田弘]](4歳時)、[[塚田光]](7歳時)、[[五十畑迅人]](11歳時)
: 過去と現在に登場。昭恵の異父弟。子供の頃は、豊子から虐待される照恵を心配していたが自身が幼かったこともあり傍観するしかなかった。照恵が若い頃に家を出てから約30年顔を合わせていなかったが、冒頭で再会する。
; 王東谷(おん)
*王東谷:: 演 - [[小日向文世]]
: 過去と現在に登場。文雄と親しい人物。台湾出身で昭和22年頃に日本で個人商店を経営。台湾の言葉と日本語が話せる。文雄が豊子と知り合ったばかりの頃に2人を2階に住まわせる。
; 王はつ
*王はつ:: 演 - [[熊谷真実]]
: 過去と現在に登場。東谷の妻。文雄が入院していた頃家族でお見舞いに訪れている。数十年後自宅に訪ねてきた照恵に、文雄と豊子の馴れ初めを語る。
 
==== その他過去に登場する人たち ====
; やすこ
: 演 - [[大沢あかね]]
: 照恵の子供時代の友達。祭りの夜に照恵を誘いに部屋を訪れるが、彼女が豊子から折檻を受けるのを目撃してしまう。
; やすこの母
: 演 - [[畠山明子]]
: 夫と子供二人(やすこと弟)の4人家族。豊子たちと同じくらい貧しい暮らしをしているが自身の家族仲は良い。
; やすこの父
: 演 - [[温水洋一]]
: 照恵と同じ引揚者定着所(アパートのような居住区)で家族で暮らす。気弱な性格で、隣に住む照恵への虐待に気づいているが気性の荒い豊子に口出しできない。
; 豊子の仕事仲間
: 演 - [[広岡由里子]]
: 昭和30年頃に豊子と同じ夜の仕事をしている。
; 女医らしき人
: 演 - [[阿知波悟美]]
: 照恵が通う小学校で健康診断をして彼女の生活について助言をする。
 
==== その他現在に登場する人たち ====
; 酒井千鶴
*酒井千鶴:: 演 - [[西田尚美]]
: 杉並区役所の戸籍課の職員。文雄の遺骨の手がかりを探しに来た照恵に対応する。
*; タクシーの運転手:丹陽
: 演 - 丹陽
: 台湾に訪れた照恵と深草をタクシーに乗せて案内する。台湾人だが、子供の頃に[[公学校]]に入り日本語を習ったため日本語が話せる。ただし、本人によると「ワタシ北京語ヘタ」とのこと。
; 古株の看護師
: 演 - [[花原照子]]
: 病院で働く。昭和29年に文雄が入院していたが、数年後に病院が火事に遭い患者たちのカルテなどの資料も全部焼けてしまい、彼のことはよく分からないと照恵に説明する。
 
==== その他の人たち ====
; 竹内俊男
*竹内俊男:: 演 - [[マギー司郎]]
; 片倉修司
: 演 - [[中村有志]]
; 高田イネ
*高田イネ:: 演 - [[新村礼子]]
; 村田幸子
*村田幸子:: 演 - [[今吉諒子]]
; その他
: 演 - [[佐藤正宏]]、[[花王おさむ]] ほか
 
=== スタッフ(映画) ===