「裁量労働制」の版間の差分

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== 問題 ==
=== 経団連の提言 ===
[[日本経合会]]は現行の裁量労働制の問題点として、みなし労働時間であって労働時間の適用除外でないこと、対象業務の範囲が狭いこと、導入要件が厳格にすぎることを指摘した上で、現行制度以上に頭脳労働者の柔軟な働き方に柔軟に対応可能な労働時間制度として[[ホワイトカラーエグゼンプション]]の導入を提言している<ref>[http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2005/042/gaiyo.pdf]</ref>。
 
=== トラブル事例 ===
* ゲームソフトメーカーの[[テクモ]]において、経営陣が経理部の社員を「従業員代表者」として選定し、その人と労使協定を「結ぶ」事によって裁量労働制の導入を実施し、運用していた。制度導入に際し、会社側が都合のいい労働者側代表を選ぶことは法令違反である。その後、他の従業員からこの点を追及され、裁量労働制を廃止している<ref>[http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0806/17/news081.html]</ref>。