「双津竜順一」の版間の差分

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[[ファイル:Mono-ii.jpg|thumbnail|right|350px|時津風親方時代(土俵上に立つ勝負審判五人の写真中央)]]
引退後は20年にわたり時津風部屋の部屋付きの親方として後進の指導に当たった後、[[2002年]]に定年を迎えた先代の時津風(元[[大関]]・[[豊山勝男|豊山]])の後継者に指名され、時津風部屋を継承した。部屋の師匠としては[[関脇]][[豊ノ島大樹|豊ノ島]][[小結]][[時天空慶晃|時天空]]らを育成した<ref name="tokittsumon">ベースボール・マガジン社『大相撲名門列伝シリーズ(5) 時津風部屋』p15</ref>
 
[[2007年]]4月に弟子の新小結[[豊ノ島大樹|豊ノ島]]が横綱[[朝青龍明徳|朝青龍]]との稽古中に怪我を負った際、出稽古拒否も辞さない構えで、朝青龍に対し「悪意に満ちた稽古だ」など激しく批判したが[[朝潮太郎_(4代)|高砂]]親方から詫びの電話があり騒動は終結した。
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2007年[[名古屋場所]]直前に[[序ノ口]]力士の時太山を死に至らしめる[[時津風部屋力士暴行死事件]]が発生した。その際に「死亡した力士には[[大麻|マリファナ]]の使用歴があった」等の発言をしたため物議を醸した<ref name="週刊文春 2007年10月11日付">国技崩壊/時津風親方のデタラメ釈明、アイツはマリファナを吸ってた [[週刊文春]] 2007年10月11日</ref>。名古屋場所は[[勝負審判|審判委員]]を辞退している。2007年9月末、[[ビール瓶]]で時太山の頭を殴打するなど暴行の事実を認めた事が報じられる。また、時太山が倒れた直後も[[日本の救急車|救急車]]を呼ばず弟子たちに口止めしたり、時太山の[[遺族]]に[[火葬]]の承諾を取ろうとした(遺族側は拒否し地元で[[行政解剖]]し暴行が発覚)。また、検視を行った[[警察]]が「[[虚血性心疾患]]」と誤った発表をしたことも発覚している。本人は2007年10月3日にテレビ番組で一転して暴行の事実を否定した。
 
2007年10月5日に[[日本相撲協会]]から[[1997年]]1月の16代[[山響]](元小結・[[前乃臻康夫|前乃臻]])以来2例目、部屋持ち親方としては史上初<ref>2017年4月までに2例存在し、もう1例は[[大相撲野球賭博問題]]で[[大嶽部屋]]持ちだった[[貴闘力忠茂|16代目大嶽]]が解雇されたもの。</ref>となる、処分としては除名の次に厳しい[[解雇]]処分が下った(以降、報道等では本名の山本順一で紹介されるようになった)<ref name="tokittsu"/>
 
[[2008年]]2月7日、[[愛知県警察|愛知県警]]に[[傷害罪#傷害致死罪|傷害致死]]容疑で[[逮捕]]された。[[2009年]]5月29日[[名古屋地方裁判所|名古屋地裁]]で[[懲役]]6年の[[実刑]][[判決]]を言い渡され、即日[[控訴]]。判決後、[[保釈#保釈保証金|保証金]]の1000万円を納め[[保釈]]された。日本相撲協会に対しては約2000万円の[[退職金]]を請求したが、支払いを拒否されたため協会を[[提訴]]。[[2010年]][[1月22日]]に退職金1588万円を支払うことで[[和解]]した<ref>元時津風親方の退職金「和解額は1588万円」YOMIURI ONLINE [[読売新聞社]] 2010年2月25日</ref>。