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'''ツォルンの補題'''([[:en:Zorn's lemma]]、Kuratowsky-Zorn lemmaともいう)とは、任意の帰納的[[順序集合]]は[[極大元]]を持つという定理である。数学者の[[:en:Max_August_Zorn|en:Max Zorn]]に因みこの名で呼ばれる。この定理は[[選択公理]]と同値である。
 
抽象的な外観をしているが、大変有用な定理でもある。特に代数学においてしばしば用いられる。この定理から、例えば「全ての[[ベクトル空間]]は基底を持つ」という定理を証明することは、選択公理から直接証明するよりも容易である。