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== 経歴 ==
=== プロ入り前 ===
[[宇土市立宇土東小学校]]4年時から、宇土イースターズで野球を始めた。[[宇土市立鶴城中学校|宇土市立鶴城中学校]]時代には、軟式野球部に所属<ref name="nikkan20171030">[https://www.nikkansports.com/baseball/news/201710310000295.html?Page=1 阪神ドラフト4位島田、速いいね 桐生に勝った足魅せた] 日刊スポーツ 2017年11月28日閲覧</ref>しながら、持ち前の俊足を買われて陸上の競技大会にも出場。県大会の男子100m走では、11秒01というタイムで優勝した<ref name="daily20171028">[https://www.daily.co.jp/tigers/2017/10/28/0010684215.shtml ドラ4島田 盗塁王狙う!憧れの赤星氏に続け] デイリースポーツ 2017年11月28日閲覧</ref><ref name="sponichi20171024">[https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/10/24/kiji/20171023s00001173472000c.html 【ドラフト連載】上武大・島田「桐生に勝った男」 50m5秒7のアマ最速“足戦力”] スポニチアネックス 2017年11月28日閲覧</ref>。さらに、3年時には、[[ジュニアオリンピック]]の男子100mの部へ出場。[[桐生祥秀]]と同組の準決勝4位で敗退したものの、タイムは11秒41で、11秒60(8位)の桐生を上回った<ref name="daily20171028.2">[https://www.daily.co.jp/general/2017/10/28/0010684155.shtml 桐生祥秀 阪神ドラ4島田に負けた記憶なく「俺、負けましたっけ?」] デイリースポーツ 2017年11月28日閲覧</ref>。
中学校からの卒業を機に、[[九州学院中学校・高等学校|九州学院高校]]へ進学。外野手として1年時の秋からレギュラーの座を確保する<ref name="nikkan20171030"></ref>と、2年時の春には[[第84回選抜高等学校野球大会]]へ出場した。しかし、[[大阪桐蔭中学校・高等学校|大阪桐蔭高校]]との2回戦で[[藤浪晋太郎]]から2打数無安打に抑えられた末に、チームは敗退した<ref name="nikkan20171113">[https://www.nikkansports.com/baseball/news/201711130000326.html 阪神ドラ4島田海吏“藤浪返り討ち”で開幕1軍だ] 日刊スポーツ 2017年11月28日閲覧</ref>。[[阪神甲子園球場]]での全国大会に出場できたのはこの時だけだったが、1学年先輩に[[大塚尚仁]]や[[溝脇隼人]]がいた。
[[上武大学硬式野球部|上武大学]]への進学後は、2年時の春から[[中堅手]]としてレギュラーの座を確保。[[関甲新学生野球連盟|関甲新学生野球]]のリーグ戦では、3年時の春季に首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得した。在学中には、リーグ戦で通算51試合に出場、打率.329、1本塁打、33打点という成績を残したほか、外野手としてベストナインに2回選ばれた<ref name="nikkan20171030"></ref>。同学年に[[石井将希]]がいる。さらに、3年時の夏と4年時の夏には、大学日本代表の一員として[[日米大学野球選手権大会]]に出場。4年時の夏に日本代表として出場した[[2017年夏季ユニバーシアードにおける野球競技|ユニバーシアード]]<ref name="nikkan20171030"></ref>では、「1番・[[左翼手]]」として全7試合中6試合にスタメンで出場すると、打率.391を記録するなどの好成績でチームの優勝に貢献した。
大学4年生だった{{by|2017年}}の秋に、[[日本学生野球協会]]へ[[プロ志望届]]を提出。この年の[[9月9日]]に、[[東洋大学陸上競技部]]の桐生が日本人選手としては初めて男子100m走で9秒台の公認記録(9秒98)を樹立したことから、島田も[[2017年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|NPBドラフト会議]]([[10月26日]])の前から「(中学生時代にジュニアオリンピックで)桐生に勝った男」として一躍注目された<ref name="sponichi20171026">[https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/10/26/kiji/20171025s00001173365000c.html 阪神 上武大・島田指名へ 100メートル桐生に勝った足のスペシャリスト] スポーツニッポン 2017年11月25日</ref>。実際のドラフト会議では、[[阪神タイガース]]から4巡目で指名。契約金5,000万円、年俸800万円(金額は推定)という条件で入団した<ref name="nikkan20171113"></ref>。背番号は、俊足の外野手として活躍した[[赤星憲広]]が現役時代に着用していた'''53'''<ref name="daily20171204">[https://www.daily.co.jp/tigers/2017/12/04/0010788773.shtml ドラフト1位馬場は「18」 2位高橋は「29」 新入団会見で背番号発表] デイリースポーツ 2017年12月4日</ref>。阪神で外野手が背番号53を着用する事例は、赤星の現役引退({{by|2010年}})以来8年振りである<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/20171205/tig17120505030005-n1.html “8年の封印”解いた!阪神D4・島田、赤星背番53に「驚きでいっぱい」]SANSPO.COM 2017年12月5日</ref>。ちなみに、同級生の石井も、同時に開かれた育成ドラフト会議での1巡目指名を経て[[育成選手制度 (日本プロ野球)|育成選手]]として阪神へ入団<ref name="nikkan20171114">[https://www.nikkansports.com/baseball/news/201711140000577.html 阪神育成1位石井「左の藤浪」として1軍競演目指す] 日刊スポーツ 2017年11月14日</ref>。また、大阪桐蔭高校を卒業した{{by|2013年}}から阪神へ在籍する藤浪ともチームメイトになった<ref>[https://www.nikkansports.com/baseball/news/201802220000039.html 阪神ドラフト4位島田海吏“藤浪返り討ち”で開幕一軍だ] 日刊スポーツ 2017年11月13日</ref>。
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== 選手としての特徴 ==
盗塁に関しては、「スタートを切れればアウトにはならない」と豪語するほど自信を見せている<ref name=":0" />。[[野球解説者]]として島田のプレーを大学時代から見ている赤星は、「大学の2年生頃までは俊足を盗塁に活かせていなかったが、3、4年生になってから盗塁を成功できる選手になった」と評している<ref>[https://www.nikkansports.com/baseball/news/201712110000312.html 阪神4位島田へ赤星氏エール「53」自分色に染めろ]日刊スポーツ 2017年12月11日</ref>。
打撃では、スイングが鋭く、優れたバットコントロール<ref name="sponichi20171027">[https://www.sponichi.co.jp/baseball/npb/2017/draft/shimei/tigers.html 2017年ドラフト 阪神の指名選手] スポニチアネックス 2017年11月28日閲覧</ref>で打球を広角に打ち分ける<ref name=":0">[https://baseballgate.jp/p/132498/ 「桐生祥秀に勝った男」の魅力は俊足だけじゃない! 島田海吏(上武大)]Baseball Gate 2017年10月16日</ref>。
== 詳細情報 ==
=== 背番号 ===
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