「2030 FIFAワールドカップ」の版間の差分

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[[日刊スポーツ]]2011年3月18日付、[http://www.nikkansports.com/soccer/world/news/p-sc-tp3-20110318-749757.html 30年W杯にアルゼンチンが共催立候補]</ref>、[[2013年]]4月には両国による合同招致委員会が設置され、7月のFIFA総会における正式立候補を準備中と伝えられている<ref>伊高浩昭「現代ラテンアメリカ情勢」、2013年4月25日付記事、「[http://vagpress-salvador.blogspot.jp/2013/04/w2030.html アルゼンチンとウルグアイがW杯2030年大会共同開催で立候補へ]」。伊高はジャーナリストで元[[共同通信]]記者、[[立教大学]]ラテンアメリカ研究所講師。</ref>。
 
ただし、共催計画には今のところ未定の部分が多い。決勝戦については、ウルグアイ側ではその立候補の動機から、1930年と同様に首都[[モンテビデオ]]の[[エスタディオ・センテナリオ]]で開催するのが当然視されているが、それについてアルゼンチン側からの明確な反応は伝えられていない。また、自国を含む13ヶ国で開催し、モンテビデオ市内の3つのスタジアムで18試合を行えば良かった1930年と異なり、[[1998年]]の[[1998 FIFAワールドカップ|フランス大会]]以降は32チーム、64試合を行う規模となり、会場数も1998年以降は最低でも10会場が利用されている<ref>アルゼンチンでの1978年大会では5都市6会場(首都[[ブエノスアイレス]]で2会場が使用)で38試合が行われた。</ref>。スタジアムの規模や設備も格段に高いレベルが求められ、莫大な経費がかかる大会になっている<ref>ただし、1930年大会で欧州各国の不参加が相次ぐ理由となった交通網の未整備、特に航空路線の不在は解消され、当時は存在しなかったテレビ放映料収入も巨額となっている。</ref>。人口約340万人<ref>ワールドカップ開催(予定)国ではカタールに次いで少ない。出典:[[国の人口順リスト]]内、[[{{仮リンク|国際連合]]経済社会局|en|United Nations Department of Economic and Social Affairs}}による「世界の人口推計 2011年度版」による推計。</ref>、国内総生産(GDP)約400億米ドル<ref>カタールの3分の1で、ワールドカップ開催(予定)国では最も少ない。出典:[[国の国内総生産順リスト (為替レート)]]内、[[国際通貨基金]](IMF)による2012年予測値。</ref>と、いずれもアルゼンチンの10分の1以下しかないウルグアイの大会開催能力は未知数である。
 
2017年8月31日、パラグアイの[[オラシオ・カルテス]]大統領はウルグアイ、アルゼンチンとともに2030年大会共催を目指す考えを示した。カルテス大統領のツイッターには「アルゼンチン、ウルグアイの大統領と合意した」とつづっている。