「我主イエズスキリストの新約聖書」の版間の差分

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[[ラテン語]]訳[[聖書]]の[[ヴルガータ]]をもとに訳されたもので、[[ローマ教皇]]を中心とする[[カトリック教会]]の伝統に従って、細かい注釈がついている。天主公教会(カトリック教会)において広く用いられた。
 
ヴルガータ訳を基礎とし、ギリシャ語聖書を参照、伝道士加古義一に口述させた。[[1905年]]頃、脱稿したが、さらに小野藤太、山田準、武笠三らの添削を受けた。[[1908年]]頃、ラゲは上京。築地司教座聖堂に居を定め、聖書印刷に経験のある横浜福音印刷合資会社で印刷。1910年、初版発行にいたる。出版費は司教座から、その他の費用はラゲの私財と有志の寄付金でまかなった<ref>『人物による日本カトリック教会史』池田敏雄著、中央出版社、1968年、p.162</ref>。
 
==参考文献==