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===紀元前2世紀===
*[[紀元前199年]]{{sfn|Broughton|p=327}} '''XLVI''' - [[カプア]]・[[ポッツオーリ|プテオリ]]間の関税や[[スクイッラーチェ]]付近のカストラ・ハンニバルに300人の植民を送り港湾使用料を徴収。カプアの土地を売却{{sfn|リウィウス|loc=32.7}}
**[[スキピオ・アフリカヌス|プブリウス・コルネリウス・スキピオ・アフリカヌス]] ('''大スキピオ''')
**''[[プブリウス・アエリウス・パエトゥス (紀元前201年の執政官)]]''
 
*[[紀元前194年]]{{sfn|Broughton|p=343}} '''XLVII''' - スキピオ・アフリカヌスを第一人者に。3名を元老院から除名、少数の騎士を降格。キルクス (競技場)に元老院用座席を設置。[[:it:Atrium Libertatis|アトリウム・リベルタティス]]や公共集会場の修復拡張。成年人口243,704人{{sfn|リウィウス|loc=34.44、35.9}}
**''[[セクストゥス・アエリウス・パエトゥス・カトゥス]]''
**[[ガイウス・コルネリウス・ケテグス]]
 
*[[紀元前189年]]{{sfn|Broughton|pp=360-361}} '''XLVIII''' - 4名を元老院から除外。スキピオ・アフリカヌスを三度目の第一人者に。インフラ整備とカンパニア人もローマで統計し成年人口258,318人{{sfn|リウィウス|loc=38.28、36}}
**[[ティトゥス・クィンクティウス・フラミニヌス]]
**''[[マルクス・クラウディウス・マルケッルス (紀元前196年の執政官)]]''
 
*[[紀元前184年]]{{sfn|Broughton|pp=374-375}} '''XLIX''' - [[紀元前192年]]の執政官[[ルキウス・クィンクティウス・フラミニヌス|クィンクティウス・フラミニヌス]]{{efn|前189年のケンソル、ティトゥス・クィンクティウスの兄弟}}を含む7名を元老院から除外{{sfn|リウィウス|loc=39.42}}<ref>[[マルクス・トゥッリウス・キケロ|キケロ]]『[[大カトー・老年について]]』42</ref>
**[[ルキウス・ウァレリウス・フラックス (紀元前195年の執政官)]]
**''[[マルクス・ポルキウス・カト・ケンソリウス|マルクス・ポルキウス・カト]]'' ('''''大カト''''')
 
*[[紀元前179年]]{{sfn|Broughton|p=392}} '''L''' - レピドゥスは自らを第一人者にし、土地を所有していた[[テッラチーナ|テッラキナ]]に公費で防波堤建設。[[バシリカ・アエミリア]]他多くのインフラ整備を手がけ、私物化されていた国有地から賃貸料を徴収し公共施設も開放、市民の地位や所得に応じて所属トリブスを再設定{{sfn|リウィウス|loc=40.51}}
**[[マルクス・アエミリウス・レピドゥス (紀元前187年の執政官)]]
**''[[マルクス・フルウィウス・ノビリオル (紀元前189年の執政官)]]''
 
*[[紀元前174年]]{{sfn|Broughton|p=404}} '''LI''' - [[プラエトル]]経験者の[[スキピオ家]]の二人{{efn|この年の外国人プラエトル、L・コルネリウス・スキピオと、前176年の[[ヒスパニア・ウルテリオル]]担当プラエトル、M・コルネリウス・スキピオ・マルギネンシス}}やフラックスの兄弟を含む9名を元老院から除名、数名の[[エクィテス|騎士]]降格。レピドゥスを第一人者に (2回目)。キルクスにプラエトルと[[アエディリス]]専用席を設置し、ラップ数を分かりやすくし動物を闘技場に導入した。多数のインフラ整備をし、特にフラックスは私費で[[:en:Temple of Fortuna Equestris|神殿]]建設などを行ったが、元ある[[:en:Temple of Juno Lacinia (Crotone)|神殿]]から建材を剥ぎ取ったため元老院に召喚された{{sfn|リウィウス|loc=41.27、42.3}}
**''[[クィントゥス・フルウィウス・フラックス (紀元前179年の執政官)]]''
**[[アウルス・ポストゥミウス・アルビヌス・ルスクス]]
 
*[[紀元前169年]]{{sfn|Broughton|pp=423-424}} '''LII''' - レピドゥスを第一人者に (3回目)。7名を元老院から除名。マケドニア戦線からの離脱者を原隊へ復帰させた他厳しい取締りに反感が募り、プルケルは護民官に告発され無産階級へ落とされる所をグラックスの弁護により無罪となった。多くのエクィテスが降格され、[[バシリカ・ユリア|バシリカ・センプロニア]]建設{{sfn|リウィウス|loc=43.15-16、44.16}}
**[[ガイウス・クラウディウス・プルケル (紀元前177年の執政官)]]
**''[[ティベリウス・センプロニウス・グラックス・マイヨル|ティベリウス・センプロニウス・グラックス]]'' ('''''大グラックス''''')
 
*[[紀元前164年]] '''LIII''' - 3名を元老院から除名。マルキウスは[[コンコルディア (ローマ神話)|コンコルディア]]像を[[フォルム]]に立て、正確な日時計を設置{{sfn|Broughton|p=439}}。成年人口337,022人。レピドゥスを第一人者に (4回目){{sfn|リウィウス|loc=ペリオカエ、46}}
**[[ルキウス・アエミリウス・パウルス・マケドニクス]]
**''[[クィントゥス・マルキウス・ピリップス (紀元前186年の執政官)]]''
 
*[[紀元前159年]] '''LIV''' - フォルムから法的根拠の薄い政務官の像を撤去。スキピオ・ナシカは昼夜を等分した水時計を設置{{sfn|Broughton|pp=445-446}}。成年人口328,316人。レピドゥスを第一人者に (5回目){{sfn|リウィウス|loc=ペリオカエ、47}}
**[[プブリウス・コルネリウス・スキピオ・ナシカ・コルクルム]]
**''[[マルクス・ポピッリウス・ラエナス]]''
 
*[[紀元前154年]]{{sfn|Broughton|p=449}} '''LV''' - 劇場を建設するもスキピオ・ナシカによって無用な上に公衆道徳に反するとして取り壊される。成年人口324,000人。レピドゥスを第一人者に (6回目){{sfn|リウィウス|loc=ペリオカエ、48}}。カッシウスはコンコルディア像を元老院へ移し聖別しようとするが、[[最高神祇官]]に民衆によって指名されなければ法的根拠がないとされる<ref>キケロ,''De Domo Sua''、130-136</ref>
**[[マルクス・ウァレリウス・メッサッラ (紀元前161年の執政官)]]
**''[[ガイウス・カッシウス・ロンギヌス (紀元前171年の執政官)]]''
 
*[[紀元前147年]] '''LVI''' - スキピオ・ナシカ・コルクルムを第一人者に{{sfn|Broughton|p=463}}
**[[ルキウス・コルネリウス・レントゥルス・ルプス]]
**''[[ルキウス・マルキウス・ケンソリヌス (紀元前149年の執政官)]]''
 
*[[紀元前142年]] '''LVII''' - 小スキピオは[[アエミリウス橋]]を完成させ、厳しい取締りを行い[[ティベリウス・クラウディウス・アセッルス]]を無産階級に降格させた{{efn|前140年に護民官となったアセッルスは復讐のためスキピオを告発}}。ムンミウスは取締りを仲裁し[[アカエア]]での戦利品で[[カンピドリオ|カピトリヌス]]を飾った{{sfn|Broughton|pp=474-475}}。成年人口328,442人{{sfn|リウィウス|loc=ペリオカエ、54}}
**[[小スキピオ|プブリウス・コルネリウス・スキピオ・アフリカヌス・アエミリアヌス]] ('''小スキピオ''')
**''[[ルキウス・ムンミウス]]・アカイクス''
 
*[[紀元前136年]] '''LVIII''' - プルケルは厳しく、ノビリオルは寛大に取締り、プルケルが第一人者に{{sfn|Broughton|p=486}}。成年人口317,933人{{sfn|リウィウス|loc=ペリオカエ、56}}
**[[アッピウス・クラウディウス・プルケル (紀元前143年の執政官)]]
**''[[クィントゥス・フルウィウス・ノビリオル]]''
 
*[[紀元前131年]]{{sfn|Broughton|p=500}} '''LIX''' - 両ケンソルがプレブスは初。プルケルを第一人者に (2回目)、死去後は[[プブリウス・コルネリウス・レントゥルス (紀元前162年の補充執政官)|コルネリウス・レントゥルス]]を指名。メテッルスは人口増のため全市民に婚姻を強制する演説を行い、護民官[[ガイウス・アティニウス・ラベオ・マケリオ]]を元老院から除名{{efn|怒ったラベオはメテッルスを[[タルペーイアの岩]]から落とすよう命令、阻止される}}。成年人口318,823人{{sfn|リウィウス|loc=ペリオカエ、59}}
**''[[クィントゥス・カエキリウス・メテッルス・マケドニクス]]''
**''[[クィントゥス・ポンペイウス]]''
 
*[[紀元前125年]] '''LX''' - [[テプラ水道]]建設、カエピオの宿敵で[[アウグル]]の[[マルクス・アエミリウス・レピドゥス・ポルキナ]]を6000[[セステルティウス]]で家を借りたとして処罰。コルネリウス・レントゥルスを第一人者に{{sfn|Broughton|p=510}}。成年人口394,736人{{sfn|リウィウス|loc=ペリオカエ、60}}
**[[グナエウス・セルウィリウス・カエピオ (紀元前141年の執政官)]]
**''[[ルキウス・カッシウス・ロンギヌス・ラウィッラ]]''
 
*[[紀元前120年]] '''LXI''' - コルネリウス・レントゥルスを第一人者に{{sfn|Broughton|p=523}}
**''[[クィントゥス・カエキリウス・メテッルス・バリアリクス]]''
**''[[:en:Lucius Calpurnius Piso Frugi (consul 133 BC)|ルキウス・カルプルニウス・ピソ・フルギ]]'' (歴史家)
 
*[[紀元前115年]] '''LXII''' - {{仮リンク|ガイウス・リキニウス・ゲタ|en|Gaius Licinius Geta}}を含む32名を元老院から除名、[[マルクス・アエミリウス・スカウルス]]を第一人者に{{sfn|Broughton|pp=531-532}}。成年人口394,336人{{sfn|リウィウス|loc=ペリオカエ、62-63}}
**''[[ルキウス・カエキリウス・メテッルス・ディアデマトゥス]]''
**''[[グナエウス・ドミティウス・アヘノバルブス (紀元前122年の執政官)]]''
 
*[[紀元前109年]] - ドルススは任期中死去したがスカウルスは辞任拒否{{efn|護民官に逮捕されそうになるまで}}、{{仮リンク|アエミリア・スカウリ街道|en|Via Aemilia Scauri}}建設や[[ミルヴィオ橋]]の修復、[[ガリア・キサルピナ]]の排水事業を手がける{{sfn|Broughton|p=545}}
**[[マルクス・アエミリウス・スカウルス]]
**''[[マルクス・リウィウス・ドルスス]]''
 
*[[紀元前108年]] '''LXIII''' - エブルヌスは自らの息子を不貞行為で処刑。アエミリウス・スカウルスを第一人者に再指名{{sfn|Broughton|pp=548-549}}
**[[クィントゥス・ファビウス・マクシムス・エブルヌス]]
**''[[ガイウス・リキニウス・ゲタ]]''{{efn|前115年に元老院から除名されている}}
 
*[[紀元前102年]] '''LIX''' - [[ルキウス・アップレイウス・サトゥルニヌス]]と{{仮リンク|ガイウス・セルウィリウス・グラウキア|en|Gaius Servilius Glaucia}}を元老院から除名しようとする{{efn|サトゥルニヌスが[[ティベリウス・グラックス]]の子と偽って解放奴隷をエクィテスにねじ込もうとしたが拒否したため、後にそれを材料に反撃される}}。アエミリウス・スカウルスを第一人者に再指名{{sfn|Broughton|p=567}}
**''[[クィントゥス・カエキリウス・メテッルス・ヌミディクス]]''
**''[[ガイウス・カエキリウス・メテッルス・カプラリウス]]''
 
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