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[[1954年]]([[昭和]]29年)に[[国鉄キハ01系気動車|キハ01形レールバス]]の地色として制定されたのが最初である。[[1957年]](昭和32年)には[[国鉄181系電車|20系電車(当時)]]の地色として採用され、帯色の[[赤2号]]とともに以後「特急色」として親しまれることになる。
 
[[1959年]](昭和34年)から増備途上の[[国鉄キハ20系気動車|20系気動車]]において、[[朱色4号]]との塗分けで[[一般形車両 (鉄道)|一般形]]気動車の新たな標準色<ref>初期の[[ぶどう色1号]]、[[1935年]](昭和10年)からの[[青3号]]と[[黄かっ色2号]]の「軽快色」に次ぐ標準色。</ref>として採用されたほか、[[急行形車両#準急形車両の登場|準急用車両]]の地色にも[[クリーム2号]]に代わって本色が使用されるようになった。次いで[[1961年]](昭和36年)から[[急行形車両|急行形]]気動車の地色にも採用された結果、気動車においてはほとんど全ての車種<ref>[[国鉄キハ35系気動車#900番台|キハ35形900番台]]、[[国鉄キワ90形気動車#キヤ90形|キヤ90形]]、[[国鉄キハ07形気動車#キヤ92 1|キヤ92形]]と、[[1978年]](昭和53年)10月の「車両塗色および表記基準規定」変更後に新製・改造された一般形気動車を除く。</ref>で使用される色となった。2000年代以降はリバイバル列車の一環として、国鉄時代に採用されなかった車両([[国鉄キハ40系気動車 (2代)|キハ40系]])や[[第三セクター鉄道]]の車両などで採用された例もある
 
また、[[交直流車両|交直両用]]急行形[[電車]]の地色としても採用されたほか、交直両用と[[交流形電車|交流用]]の[[近郊形車両|近郊形]]電車の前面[[警告色|警戒色]]などにも使用されている。電車では[[仙石線]]の旧型国電においても朱色4号と組み合わせたツートンカラーとして採用されたことがある。
 
また[[貨車]]では、[[ばら積み貨物|粉粒体]][[農産物]]運搬用[[ホッパ車]]の外板色などに使用されていた。
この他、[[仙石線]]の旧型国電においても朱色4号と組み合わせたツートーンカラーとして採用されたことがある。
 
また[[貨車]]では、[[ばら積み貨物|粉粒体]][[農産物]]運搬用[[ホッパ車]]の外板色などに使用されていた。
 
== 使用車両 ==
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* [[国鉄711系電車]]
* 国鉄気動車各形式
** 一般形気動車では[[1959年]](昭和34年)9月の[[国鉄キハ20系気動車#塗色の変遷|20系気動車の増備途中]]から[[1978年]](昭和53年)10月までの「車両塗色および表記基準規定」下で新製・改造された車両([[国鉄キハ58系気動車#キニ28形・キユニ28形|キユニ28]] 1 - 6)まで。<br
* />その後、[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]、[[東海旅客鉄道キハ100系気動車|JR東海]]、[[西日本旅客鉄道|JR西日本]]の[[国鉄キハ40系110形気動車 (2代)|キハ40系100番台]]([[小海線]]に朱色4号と組み合わせた旧国鉄標準色が登場している。所属)
* [[甘木鉄道AR300形気動車]](AR303・AR305号車)
* [[いすみ鉄道いすみ300型気動車#キハ20形|いすみ鉄道キハ20 1303気動車]]
* [[国鉄タキ24700形貨車]]
* [[国鉄ホキ2200形貨車]]
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* [[阪神電気鉄道]]の車両のうち、[[優等列車]]用車両(いわゆる『[[赤胴車]]』。ただし、[[阪神9000系電車|9000系]]・[[阪神9300系電車|9300系]]・[[阪神1000系電車|1000系]]を除く)の旧塗装における、上半分のクリーム色部分。
* [[山陽電気鉄道]]の車両の旧標準色の、上半分のクリーム色部分。
* 旧西ドイツの「[[ラインゴルト (列車)|ラインゴル]]」の窓回りの色が、この色に近い。
 
== 脚注 ==