「メロンパン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
無関係な記述を削除
サンライスの出典追記
56行目:
1930年代に、[[日の出]]の形を真似て、[[円形]]で上にビスケット生地を乗せたパン、'''サンライズ'''が誕生した{{sfn|澁川祐子|2013|p=127}}。神戸に本店のある金生堂の呉支店が[[軍艦旗]]の放射状の線を付けていたからサンライズと呼んだが、放射状の線より格子状の線が付けやすいので、現在の形になった。それが一般化するにつれ、旧来の紡錘形のメロンパンは次第に姿を消していった。また、[[大正|大正時代]]に入り[[マスクメロン]]が日本に輸入されてくるようになると、「メロン」という言葉で丸いマスクメロンが連想されるようになる。サンライズと上記のメロンパンは別物だったが、マスクメロンに形が似ているサンライズも混同されてメロンパンと呼ばれるようになった。大手の製パン業者もこれに倣い、それまでサンライズという名で製造していたものをメロンパンと改めた。2000年以降では、自動車を使っての[[屋台]]方式で円形のメロンパンのみを実演販売する専門店が増えている{{sfn|澁川祐子|2013|p=128}}。
 
[[近畿地方]]([[大阪]]地域は含まず)の一部店舗では、現在でも円形のサンライズと紡錘形のメロンパンの両方が製造・販売されている。また、神戸や京都などではサンライズを「サンライス」と呼ぶ人も少なくない<ref>{{Cite web |url=https://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/201610/0009574930.shtml |title=メロンパン 神戸ではなぜ「サンライズ」? |publisher=[[神戸新聞]] |accessdate=2018-04-06}}</ref>。また、地方でも、[[アンデルセン_(製パン)|アンデルセン]]や[[リトルマーメイド]]は本社を広島県に持つため、「サンライズ」が販売されているのを見ることが出来る。
 
=== その他のメロンパン(その他の形) ===