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== あらすじ ==
結婚式をドタキャンして島を逃げるように飛び出した英明は、妻の麻理と島に戻ることを決意する。閉鎖的な島社会の中で子供も生まれたが、麻理の病死を経て周りの人の温かさに支えられ、麻理の親友であった多美子と再婚する。少しでも皆に認められたいと古典相撲を始め、20年に一度の遷宮相撲の最高位である正三大関に推挙されるまでになる。夜を徹して島中の人が見守る中で行われる300番にも及ぶ取り組みの最後に、英明は地区の名誉や家族の思いを背負って土俵に上がるのだった
 
== 隠岐古典相撲 ==
[[隠岐古典相撲大会|隠岐古典相撲]]は、[[隠岐諸島|隠岐の島]]に伝わる[[相撲]]の原点と言われる相撲で、隠岐は相撲が盛んな土地でありながら島をあげての祝い事に夜を徹しての相撲大会が行われる。その最上位に位置づけられるのが、[[出雲大社]]に次ぐ格式を誇る[[水若酢神社]]で20年に一度開催される[[遷宮]]相撲であり、三重(さんまい)の[[土俵]]でとられ、勝負のしこりを残さないように一勝一敗の[[引き分け]]で終わることに特徴があるという。遷宮相撲は神社のある五箇地区が座元、他の地区が寄方となっての対抗戦で、古式に則って最高位は正三大関となり、一生に一度のチャンスを誰もが望む最も名誉ある最高位である。
 
== 書籍 ==
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|次作=
}}
小説を原作に[[錦織良成]]監督・脚本、[[伊藤歩]][[青柳翔]]のダブル主演で『'''渾身 KON-SHIN'''』(こんしん、英表記: ''KON-SHIN'')のタイトルで映画化された。家族の絆や地域の熱い思いを通して「日本の心」を描いた感動作品に仕上げられている。[[2013年]][[1月5日]]に鳥取県及び島根県にて公開され、同年[[1月12日]]に全国公開された。最終興行収入は1億7610万円<ref>{{Cite journal|和書|year = 2014|title = 2013年 日本映画・外国映画業界総決算|journal = [[キネマ旬報]](2月下旬決算特別号)|issue = 1656|page = 198|publisher = [[キネマ旬報社]]}}</ref>。製作費は約5億2千万円。2015年5月7日に映画を製作した出雲ピクチャーズ(松江市)が配給元の松竹に約4億5千万円の損害賠償を求め松江地裁に提訴した。
 
第36回[[モントリオール世界映画祭]]正式招待作品第25回[[東京国際映画祭]]特別招待作品に選ばれた
 
=== キャスト ===