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世界有数の[[メガシティ|大都市]]であり、アメリカの[[シンクタンク]]が[[2017年]]に発表した総合的な[[世界都市]]ランキングにおいて、[[ロンドン]]、[[ニューヨーク]]に次ぐ世界3位の都市と評価された<ref>[http://www.joneslanglasalle.co.jp/japan/ja-jp/Documents/New%20Release/20171023-JLL-DecodingCityPerformance.pdf JLL、世界の都市比較インデックスを分析「都市パフォーマンスの解読」を発表] JLL 2017年10月25日閲覧。</ref>。日本の民間シンクタンクによる[[2017年]]発表の「世界の都市総合力ランキング」(森記念財団都市戦略研究所、[[森ビル]])では、[[ロンドン]]、[[ニューヨーク]]、[[東京]]に次ぐ世界4位の都市と評価された<ref>2015年暮れの[[パリ同時多発テロ事件]]等が相次いだ影響を考慮した、東京を拠点とする[[森ビル]]傘下民間[[シンクタンク]]ないし[[研究所]]による発表である。[http://www.mori-m-foundation.or.jp/ius/gpci/ 世界の都市総合力ランキング(GPCI) 2017] 森記念財団都市戦略研究所。 2017年10月26日閲覧。</ref>。フランス経済の中心地で、世界屈指の経済都市であり、[[多国籍企業]]の本社数や資本市場の規模などビジネス分野を総合評価した都市ランキングでは、ロンドンと共にヨーロッパでトップクラスであり、[[フォーチュン・グローバル500|世界500大企業の本社数]]では、[[ニューヨーク]]や[[ロンドン]]を凌ぎ、[[西洋]]の都市では最多である。[[2014年]]のアメリカの[[ダウ・ジョーンズ]]らの調査によると、世界7位の[[金融センター]]と評価されており、欧州ではロンドンに次ぐ2位である<ref>[http://www.sh.xinhuanet.com/shstatics/zhuanti2014/zsbg/en.pdf Xinhua-Dow Jones International Financial Centers Development Index(2014)] 2014年11月7日閲覧。</ref>。
 
パリは年間外国人観光客数 世界一を誇る[[#観光|観光都市]]である。歴史的な建物を観ることができ、[[ルーヴル美術館]]、[[ポンピドゥーセンター]]などを始めとした一流の美術館で厖大な数の一流の美術品を観賞できる。また世界最古のバレエ団や、世界で最も古くから存在している劇団などの公演を楽しむこともできる。
 
パリ出身者・居住者は男性が'''パリジャン'''({{lang-fr-short|''Parisien''}}、{{IPA-fr|parizjɛ̃}} パリズィヤン)、女性が'''パリジェンヌ'''({{lang-fr-short|''Parisienne''}}、{{IPA-fr|parizjɛn}} パリズィエ<small>ン</small>ヌ)と呼ばれる。[[1960年代]]以降、旧[[植民地]]であった[[アフリカ]]中部・北部や[[インドシナ半島]]、更に近年は[[中近東]]や[[東ヨーロッパ|東欧]]、[[中国]]などからの移民も増え、パリジャン・パリジェンヌも多民族・多人種化している。
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: フランス革命の発端となった[[バスティーユ襲撃]]の際の[[バスティーユ牢獄|バスティーユ要塞]]があった場所で、要塞は革命後に取り壊されて現在の広場となった。広場中央には[[バスチーユの象|バスティーユの象]]に置き換わり1830年におきた[[七月革命]]の記念柱が立っている。広場に面して[[オペラ・バスティーユ]]がある。サン・マルタン運河出入口の[[アルスナル港 (パリ)|アルスナル港]]にも面している。
; [[ヴォージュ広場]]([[4区 (パリ)|4区]])
: バスティーユ広場のすぐ近くだが奥まった場所にあり、赤い煉瓦と石造りの美しい建物に囲まれたほぼ正方形の広場である。その赤い建物の一角には[[ヴィクトル・ユーゴー]]の住んだ家がある。フランス革命前は国王(ロワイヤル)広場と呼ばれていた。
; [[サン・ミッシェル広場]]([[6区 (パリ)|6区]])
: [[カルチエ・ラタン]]の中心部に位置し、セーヌ川および対岸の[[シテ島]]、[[ノートルダム大聖堂 (パリ)|ノートルダム大聖堂]]に面している。本屋などが多くあるほか、広場裏手には安手のレストランが立ち並ぶ。
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{{Double image aside|right|Mona Lisa, by Leonardo da Vinci, from C2RMF retouched.jpg|140|L'église d'Auvers-sur-Oise.jpg|140|左-『[[モナ・リザ|ラ・ジョコンド]]』([[モナ・リザ]])ルーヴル美術館収蔵 /右-[[ゴッホ]]『[[オーヴェルの教会]]』(オルセー美術館収蔵)}}
;美術
[[ルーヴル美術館]]や[[オルセー美術館]]、[[ポンピドゥーセンター]](国立近代美術館)等々の美術館に世界一級の美術品が多数収蔵されている。ざっくりと時代ごとに美術館が割り振られている。古代から19世紀半ばまでの美術品はルーブル美術館で観ることができ、[[モナ・リザ]]、[[サモトラケのニケ]]、[[ミロのヴィーナス]]など世界中の誰もが知っている名作をはじめとして、[[ナポレオン1世|ナポレオン]]がエジプト遠征時に集めた[[古代エジプト]]の考古学品なども含めて常設展示数はおよそ26,000点で(展示しきれない総所蔵作品数はなんと30万点以上)、ざっと観ても数日かかり、全部じっくり観ると一カ月ほどかかるとも言われる。ルーヴルは建物自体もかつての王宮であり、歴史のある美しい建物で、入場者数は年間800万人以上の入場者数を誇である。19世紀以降の絵画、つまり[[印象派]]、[[象徴主義]]、[[アール・ヌーボー]]の絵画などは[[オルセー美術館]]に展示されている。
 
[[ファイル:Palais Garnier inside.jpg|thumb|right|280px|[[ガルニエ宮]]の内部。世界最古のバレエ団のバレエを観賞し、かつての王や貴族の生活に想いを馳せたり、[[シャガール]]の天井画を堪能することができる。]]
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== 世界にあるパリ ==
ヨーロッパ的な美しい街並みに対し、「○○のパリ」と異名が付けられている。特に移民や植民地などでフランス色が強い都市に多い。
* [[モントリオール]] - 「北米のパリ」(フランス系移民が多い)
* [[ケベック・シティー]] - 「北米のパリ」(フランス系移民が多い)