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列聖においては、その人物の取次ぎによる[[奇跡]]（超自然的現象）が必要とされるが、[[殉教者]]についてはその限りではない。通常は早くても本人の死後数十年、場合によっては数百年という長い年月をかけて調査は行われる。こうして厳しい審査を終えて、教会において聖人の位置に加えるのがふさわしいと判断されると、[[バチカン|ヴァティカン]]の[[サン・ピエトロ大聖堂]]において[[教皇]]によって列聖が宣言される。すべての聖人はその記念日を持っており、古代の聖人などを除けば、通常は命日がそれにあたっている。福者と違い、聖人は全世界的に祝われる。
近年、死後わずか数年で聖人となった現代聖人がいる（教皇聖[[ヨハネ・パウロ2世 (ローマ教皇)|ヨハネ・パウロ２世]]、聖[[ホセマリア・エスクリバー]]、[[マザー・テレサ]]など）。
日本人の聖人は[[豊臣秀吉]]時代に[[長崎市|長崎]]で殉教した[[日本二十六聖人]]のうちの二十人がいる。（6人は非日本人。）▼
== 正教会での列聖 ==
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