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[[国際通貨基金|IMF]]の統計によると、[[2011年]]のバーレーンの[[GDP]]は約261億ドルと推計されており<ref>[http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2012/01/weodata/weorept.aspx?pr.x=45&pr.y=13&sy=2010&ey=2017&scsm=1&ssd=1&sort=country&ds=.&br=1&c=419&s=NGDPD%2CNGDPDPC&grp=0&a= IMFによるバーレーンのGDP]</ref>、[[日本]]の[[島根県]]よりやや小さい経済規模である<ref>[http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/sonota/kenmin/kenmin_top.html 内閣府 県民経済計算]</ref>。
 
隣国サウジアラビアとは橋で結ばれているため、経済的な結びつきが強い。中東で最も早く[[石油]]採掘を行った国で、[[国内総生産|GDP]]の約30%は石油関連事業によるものであり、その恩恵で国民には所得税が皆無であるが、[[1970年]]ごろから石油が枯渇し始め、このままいくと、あと20年余りで完全に枯渇するという問題に直面していた。資源探査を続けた結果、[[2018年]][[4月1日]]、政府は西部沖合で国内で確認されていた埋蔵量を上回規模の[[油田]]を発見したと発表している<ref>{{Cite web |date= 2018-04-02|url= http://www.afpbb.com/articles/-/3169618?cx_recommend=popin |title=バーレーン、過去最大の油田発見 「既存の埋蔵量圧倒」|publisher= AFP|accessdate=2018-04-06}}</ref>
 
しかし、世界最大の産油国サウジアラビアの隣国とは橋あり結ばれているため、経済的な結びつきが強い。加えて同国が事実上の鎖国体制を敷いていることや[[ペルシャ湾]]の入口にあるという地理的特性を活かし、中東のビジネスの拠点、[[金融センター]]を目指してインフラ整備を進め、石油精製やアルミ精製、貿易、観光などの新規事業も積極的に展開し、[[多国籍企業]]を始めとした外国資本が多数進出している。[[2010年]]9月、英国の[[シンクタンク]]のZ/Yenグループによると、バーレーンは世界第42位の[[金融センター]]と評価されており、[[中東]]では[[ドバイ]]、[[カタール]]に次ぐ第3位である<ref>[http://www.zyen.com/GFCI/GFCI%208.pdf The Global Financial Centres Index8]</ref>。
 
[[観光]]にも力を入れており、現在は豊かな国の一つとして数えられているが、[[失業率]]が15%超 (政府発表値約6.6%:2003年) とGDPと比べて高い。