「スズメバチ」の版間の差分

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*刺傷部位への対処:[[抗ヒスタミン剤|抗ヒスタミンクリーム]] ([[:en:Antihistamine|Antihistamine Cream]]) や、[[ヒドロコルチゾン|ヒドロコルチゾンクリーム]] ([[:en:Hydrocortisone|Hydrocortisone Cream]]) などの副腎皮質ホルモン剤[[ステロイド外用薬]]の塗布。
 
日本国の平成15年人口動態統計では24人がスズメバチによる刺傷で死亡している<ref>{{PDFlink|[http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/01/dl/s0124-6g-03.pdf アレルギー対策について]}} 厚生労働省</ref>。これは熊による死者数の数倍で、有毒生物による生物種類別犠牲者数では最も多い。死因は大群に襲われることによる、多量の毒による直接死が主で、アナフィラキシーショックによるものは少ないとされる<ref>[http://idsc.nih.go.jp/iasr/18/210/tpc210-j.html わが国における蜂刺症 The Topic of This Month Vol.18 No.8(No.210)]国立感染症研究所</ref>(ハチによる死亡事故のほとんどが直接の毒死によるものと言及されている)。
 
刺されると、直後から非常に強い痛み、数分後には患部の[[炎症]]と腫れ、体温の上昇等の症状が起こる。またハチ毒の中には[[神経毒]]の成分も含まれるため、一度に大量のハチに刺され、注入された毒の量が多いとハチ毒そのものが原因で[[麻痺]]が起き、やがて呼吸不全や心停止に至る。特に数百匹単位での集団攻撃を受けるとひとたまりもなく瞬時に死に至ることもある。