「カカオ (企業)」の版間の差分

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* カカオプレイス(KakaoPlace)
* カカオアルバム(Kakao Album)
 
== CEO ==
 
== 企業買収 ==
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[[2014年]]、ダウムカカオが韓国の情報捜査機関へカカオトークの一部利用者の対話内容を提供していたことが明らかになった。ダウムカカオは、[[2013年]]から2014年上半期の間に、リアルタイムで傍受する「傍受令状」を147件、過去の対話記録を提出する「押収捜索令状」を4807件受け取り、それぞれ130件超、3800件超を処理した<ref name="nikkei2">[https://www.nikkei.com/article/DGXLZO78499330W4A011C1FFE000/ カカオトーク、無断で捜査機関に情報 「今後は応じず」謝罪]([[日本経済新聞]]記事より)</ref>。
 
同年[[10月16日]]、李碩祐(イ・ソクウ)共同代表が利用者に対して謝罪し、今後は傍受令状に応じないことを表明したところ、検察関係者は、「裁判所の令状執行を拒否するのは明白な公務執行妨害であり現行犯で処罰できる」と発言した<ref>[http://s.japanese.joins.com/article/281/191281.html カカオトーク「傍受令状には応じない、検察「公務執行妨害」=韓国]([[中央日報]]記事より)</ref>。
 
しかし翌年[[10月7日]]、カカオは検察への協力を再開した<ref>[http://japan.hani.co.kr/arti/politics/22140.html 検察のSNS傍受協力を拒否したカカオが情報提供再開に同意]([[ハンギョレ]]記事より)</ref>
。同月14日、韓国における司法の最高機関である[[大法院 (大韓民国)|大法院]]は、「傍受令状の執行を委託されたカカオが、サーバーに保存された対話内容を抽出して一定周期で捜査機関に提供したのは違法である」とし、李共同代表とほか2人に懲役2年、資格停止3年を判決した<ref name="hankyoreh">[http://japan.hani.co.kr/arti/PRINT/25398.html カカオ、捜査機関によるカカオトーク傍受への協力を中止]([[ハンギョレ]]記事より)</ref>。
 
[[検察庁 (大韓民国)|最高検察庁]]は同日、「殺人、強盗、性的暴力、国家保安法違反など重大犯罪を捜査するためにも通信傍受は必ず必要であり、大法院が見解を変更しない場合は、立法的、技術的補完が必要である」と判決に不満を示したが、カカオは再度傍受令状に応じないと言明した<ref name="hankyoreh" />。
 
これを受け、カカオトーク利用者の間では、当局情報捜査機関の傍受を嫌い海外のサーバーを利用する対話アプリに移る動きが強まり、韓国で社会現象となった<ref name="nikkei2" />。
 
== 先端技術産業 ==