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{{Infobox 公共交通機関
[[Image:supertram| at名称 = parksquarebridge.jpg|220px|thumb|right|シェフィールド・スーパートラム]]
| ロゴ =
| ロゴ幅 =
| 画像 = Image:supertram at parksquarebridge.jpg
| 画像幅 = 220px
| 画像説明 = シェフィールド・スーパートラム
| 国 = イギリス
| 所在地 = シェフィールド
| 運行範囲 =
| 種類 = 路面電車
| 開業 = 1994年
| 廃止 =
| 所有者 =
| 運営者 = Stagecoach
| 公式サイト = [https://www.stagecoachbus.com/supertram Home Supertram]
| 総延長距離 = 29km
| 路線数 = 3路線
| 駅数 = 48駅
| 停留所数 =
| 輸送人員 = 1,260万人（2016年）<ref>{{Cite web |author= |date= 2017-6-29|url= https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/623366/light-rail-tram-ending-march-2017.pdf|title= Light Rail and Tram Statistcs England 2016/17|format=PDF |work= |publisher= gov.uk|accessdate=2018-4-8}}</ref>
| 1日利用者数 =
| 保有車両数 =
| 軌間 = 1,435mm
| 電化方式 = 直流750V<ref>{{Cite web |date= |url= https://www.thetrams.co.uk/factsnfigures.php?section=supertram|title= Sheffield Supertram : facts and figures|publisher= TheTrams.co.UK|accessdate=2018-4-8}}</ref>
| 最高速度 =
| 通行方向 =
| 備考 =
| 路線図 = [[Image:SheffieldSupertramMap.svg|200px|thumb|路線図]]▼
| 路線図説明 = スーパートラム路線図
}}
 
'''シェフィールド・スーパートラム'''（'''Sheffield Supertram'''）<!--もしくは、Stagecoach Supertram-->は、[[イギリス]]の[[シェフィールド]]市内を走る[[ライトレール]]である。
 
== 概要 ==
▲[[Image:SheffieldSupertramMap.svg|200px|thumb|路線図]]
[[1994年]]に運行を開始した<ref name=rp643-1>『[[鉄道ピクトリアル]]』1997年10月号（NO.643）、電気車研究会、p.2</ref>。市街地では道路上に[[併用軌道]]を敷設し、また、郊外の区間では廃線となった国鉄線の路線の転用により、日本で言うところの[[新設軌道]]として建設された<ref name=rp643-2>『鉄道ピクトリアル』1997年10月号（NO.643）、電気車研究会、p.52</ref>。
 
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== 路線データ ==
*路線距離：29km（うち15kmはシェフィールド中心部からイギリス有数の[[併用軌道ショッピングセンター]]があるメドーオール（Meadowhall）、12kmサッカースタジアムが専用軌道あるミドルウッド（Middlewood）、2km住宅団地があるハーフウェイ（Halfway）の3方向に分かれる形態となっている。なおミドルウッドとハーフウェイに至る路線には貨物途中で分岐する支線からの転用）がある<ref>{{Cite book |和書 |last= |first= |author= 西村幸格・服部重敬|authorlink= |coauthors= |translator= |year= 2000|title= 都市と路面公共交通　欧米に見る交通政策と施設|publisher= [[学芸出版社]]|page= 87|id= |isbn= 4-7615-4065-6|quote= }}</ref>。
*路線距離：29km（うち15kmは[[併用軌道]]、12kmが専用軌道、2kmは貨物線からの転用）<ref>西村、服部、前掲書、87頁</ref>
*駅数：48駅
*軌間：1,435mm（[[標準軌]]）
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1994年に開業したスーパートラムであるが、開業当初から乗客は低迷、全線開業後の1995年度は800万人、翌96年度は1000万人に留まった。此の結果、初年度が約560万ポンド、95年度は1260万ポンドの赤字が発生し、運営会社は深刻な財政問題に直面した<ref>西村、服部、前掲書、87頁</ref>。
 
こ利用者低迷の理由原因としては
# トラムと並行して走るバスルートの再編が[[規制緩和]]によって不可能となり、民営バスとの価格・サービス競争に巻き込まれた<ref>同じイギリス国内でも、[[マンチェスター]]や[[バーミンガム]]、[[ノッティンガム]]では地元の主要バス会社が路面電車の建設運営の[[共同事業体]]に参加。また[[ロンドン]]はバスの規制緩和対象から免れた事でバス路線の調整が可能であった。{{Cite web |date= |url= https://www.thetrams.co.uk/supertram/history.php|title= Sheffield Supertram : history|publisher= TheTrams.co.UK|accessdate=2018-4-8}}</ref>。
# 地形的な理由からトラムのルートが急勾配を避けて迂回した形態となり、所要時間が短い都心直行バスに比べて不利となった。
# 運賃収受に[[信用乗車方式]]を採用したが、[[バンダリズム]]（破壊行為）による機械の故障や規則を厳密に運用しなかった結果、機能しなかった。
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等が指摘されている<ref>西村、服部、前掲書、87頁</ref>。
 
此の状況を受け、96年10月からは全区間で[[車掌]]を乗務させて運賃収受を行うと共に、民営化方針に則り、1997年12月にはバス会社である[[:en:Stagecoach|Stagecoach（ステージコーチ）]]に2024年までの運営権と共に運営会社を当初予定額の1.5％である115万ポンドで売却した<ref>西村、服部、前掲書、87頁</ref>。
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
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