「ハードロック」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Hinakj (会話 | 投稿記録)
タグ: モバイル編集 モバイルアプリ編集
38行目:
 
== 歴史:1968-74 ==
ハードロックの起源とされるのは、[[ビートルズ]]の「[[ヘルター・スケルター]]」<ref>http://www.vh1.com/.../beatles-songs-that-influenced-heavy-metal/</ref>や、[[クリーム (バンド)|クリーム]]、[[ジミ・ヘンドリックス]]、[[ザ・フー]]、[[ブルー・チアー]]<ref>http://www.rockprog.com/04_RockStory/RootsHeavy.aspx</ref>、[[ヴァニラ・ファッジ]]などである。彼らは、ロック、ブルーズとサイケデリック・ロックを融合し、新しいスタイルを呈示してみせた。特に、ジミ・ヘンドリックスは、大音量でディストーションの掛かった音の先駆けとなった。また[[ブルー・チアー]]やマウンテン、フリー、グランド・ファンク・レイルロード、ユーライア・ヒープなども、ハードロックの草分け的なバンドであった。ハードロック誕生の背景としては、アメリカで起こっていた[[公民権運動]]、これと同時進行する形で世界各国で[[学生運動]]が勃発、少し時代が下って[[ベトナム戦争|ベトナム反戦運動]]がこの流れに合流する形で「反権力」を旗印とした[[市民運動]]が全世界的に盛り上がった時代である。先述した通りブルースの流れを踏襲しているロック音楽全般がプロテスト的色彩を帯びたのは自然の流れである。無論プロテスト的ではないロックも存在していたが、この時代のムードにマッチしたものはプロテスト的なロックであった。その親和性故に市民運動の集会とロック(または[[フォークソング]])コンサートが合同で行われる形式(今で言う[[コラボレーション]])が自然発生的に出来上がった。また、どちらも若者を中心に人が集まる「市民運動団体」と「レコード会社、コンサート興行主等の音楽産業界」双方の思惑が一致したことから、このコラボレーションは次第に大規模化、組織化されていく。この最大規模のものが「[[ウッドストック・フェスティバル]]」である。
 
共通するのは歪んだギター、ベースのサウンド(ディストーション・サウンド)と「直情的な音表現」である(サウンドに関しては、後述「偶然が生んだサウンド」を参照)。後者をより具体的に表現するなら、[[チョーキング]]と[[アーミング]]の使用である。誤解を避けるために更に補記すると、チョーキングとアーミングを使い出したのは、何もハードロックが最初ではない。例えば[[チャック・ベリー]]やアルバート・キング<ref>http://earofnewt.com/.../my-one-and-only-interview-with-lege...</ref>らが用いたチョーキング、[[ベンチャーズ]]がアーミングを多用した。