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日本のインフルエンザワクチン昭和、副反応を執筆したが重大な副作用はたびたび起こっているため起こらないかのような出典の無い記述を除去、ノーベル医学生理学賞リュック・モンタニエの主張
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== 日本のワクチン事情 ==
1964年にはじまったインフルエンザワクチンの被害を訴える訴訟は1980年代まで長く続き報道された<ref>{{cite news |author=高橋真理子 |title=常識破りの連続だったインフルワクチン報道 |url=http://webronza.asahi.com/science/articles/2014112200024.html |date=2014-11-21 |newspaper朝日新聞WEB RONZA= |accessdate=2018-04-10}}</ref>。続く予防接種による訴訟によって1976年に予防接種法が改正され救済制度が設立された<ref name="naid40000600648">{{Cite journal |和書|author=堀勝洋 |date=1982-09 |title=社会保障法判例 - 児童の障害が種痘に起因すると認められ、予防接種法による障害児養育年金の不支給決定が取り消された事例 |journal=季刊社会保障研究 |volume=17 |issue=4 |pages=469-474 |url=http://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/data/pdf/sh170408.pdf|format=pdf}}</ref>。
 
日本は1980年代までワクチン先進国とされていたが、副作用による訴訟が相次ぎ、厚労省とメーカーが開発・販売に消極的になり、ワクチン後進国と呼ばれることもある<ref>[http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=29767 製薬大手、ワクチンに活路]:[[読売新聞]]</ref>。日本で接種が徹底されないためにカナダに修学旅行に行った学生が現地では根絶されている麻疹を感染させたため、ホテルから外出禁止となり修学旅行打ち切りで帰国になることが報道された。小児用の[[Hibワクチン]]は先進国に大幅に遅れて認可されたが、当時アジアで認可されていないのは北朝鮮と日本だけであった。
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ノーベル経済学賞受賞者[[ダニエル・カーネマン]]の2015年の言によれば、人々は巷で流行する疾病で死ぬよりもワクチンの副作用で死ぬことを恐れる場合があるのだという。もしワクチン接種後に子供が死んでしまったら、子供にワクチンを受けさせたことがその親にとって多大なトラウマになってしまうというのである。カーネマンの著書で2つの思考プロセスに言及している。1つ目は、何か感情を揺さぶるような出来事が起きた時に働くような自動的で即座の思考プロセスである。2つ目は、おちついた意識的労力をともなう思考プロセスである。ワクチン接種の損得を考える時には一般的に2番目の思考プロセスが使われるが、ワクチンの副作用で子供を危険に晒すといった恐怖が1番目の思考法を促してしまうわけである<ref>[http://gothamist.com/2015/02/08/nobel_prize_winner_tries_to_explain.php Nobel Prize winner tries to explain why dumb parents don't vaccinate their kids]J. Chung, Gothamist, 8 Feb 2015 </ref>。統計的データよりも感情を揺さぶるような個々のケースに我々は強く反応しがちなのだとカーネマンは述べる。
 
ノーベル医学生理学賞[[リュック・モンタニエ]]は、エイズウイルスの発見で受賞した人物だが、2018年にもワクチンの過信は危険だと訴え、アルミニウム塩([[アジュバン]])の使用に脳や健康に影響を与える可能性があるため、これをカルシウム塩などに変える必要性や、ワクチンに関する研究の必要性を訴えた<ref>{{cite web |author=岩城喜之 |title=ワクチンの危険性指摘、ノーベル賞受賞者モンタニエ氏 |url=https://vpoint.jp/world/korea/107598.html |date=2018-02-25 |publisher=View Point |accessdate=2018-04-10}}</ref>。
 
== 出典 ==