「ジェームズ・ハーデン」の版間の差分

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;[[2009-2010シーズンのNBA|==== 2009-10シーズン]] ====
3位指名を受けてNBA入りをし多くの期待を受けたが、ベンチからの出場が多く9.9得点3.2リバウンド1.8アシストと3位指名としては物足りない数字となったが、チームは5年振りにシーズン6割を達成し、プレーオフ進出を決めた。またオールルーキー2ndチームに選ばれた。
 
;[[2010-2011シーズンのNBA|2010-11シーズン]]
==== 2010-11シーズン ====
2年目のシーズンも82試合中77試合ベンチからの出場だったが[[NBAシックスマン賞|シックスマン賞]]の候補に選ばれるほど成長し、12.2得点3.1リバウンド2.1アシストと成績を上昇させ、チームも21世紀に入って最高となる55勝27敗で地区優勝を果たした。プレーオフでも暴走気味でゲームメイクを放棄したウェストブルックに変わって途中出場からゲームを落ち着かせ、またシーズンから得点をアップさせ、順調に勝ち進み15年ぶりカンファレンスファイナルに進出したチームにとって重要な役割を果たした。
 
;[[2011-2012シーズンのNBA|2011-12シーズン]]
==== 2011-12シーズン ====
2011-12シーズンは[[ロックアウト]]により短縮されたレギュラーシーズンの62試合のうち先発出場はわずか2試合であったが、1試合平均出場時間は31.4分、平均得点は16.8点の活躍を見せ[[NBAシックスマン賞]]を受賞した<ref>[http://www.nba.com/2012/news/05/10/sixth-man-release/index.html Thunder's James Harden wins Kia Sixth Man Award---NBA.com] {{webarchive|url=https://www.webcitation.org/67Z2qAvnZ?url=http://www.nba.com/2012/news/05/10/sixth-man-release/index.html |date=2012年5月10日 }}</ref>。2012年4月22日の[[ロサンゼルス・レイカーズ]]戦、[[メッタ・ワールド・ピース]]に頭部を肘打ちされ脳しんとうを起こし、残りのレギュラーシーズンを欠場した。その後プレーオフで復帰し、レイカーズ、[[サンアントニオ・スパーズ]]を相手に終盤の競ったゲーム展開の中得点を重ね、チームのオクラホマ移転後初となる[[NBAファイナル]]進出に大きく貢献した。しかしNBAファイナルでは不調に陥り、[[マイアミ・ヒート]]の前に敗れ去った。
 
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契約延長でMAX契約を望むハーデン側とサンダーとの溝が埋まらず、2012-13シーズン開幕前に[[ヒューストン・ロケッツ]]に放出された<ref>[http://newsok.com/oklahoma-city-thunder-trades-james-harden-to-houston/article/3723183 Oklahoma City Thunder trades James Harden to Houston---NewsOK.com]</ref>。
 
;[[==== 2012-201313シーズンのNBA|2012-2013シーズン]] =====
契約延長期限間近にして[[ヒューストン・ロケッツ]]にトレードされたハーデンだが、開幕戦からいきなり37得点6リバウンド12アシストという数字を叩きだし、その次の試合でも45得点7リバウンドと活躍を見せる。最終的にシーズン平均で25.9得点4.9リバウンド5.8アシストという数字を残し、その上昨季まで34勝32敗だったロケッツを45勝37敗と押し上げ、見事チームを2008-2009シーズン以来のPO進出へと導いたがファーストラウンドで古巣のサンダーを前に2勝4敗と敗れさった。
なお、この年ハーデンは自身初の[[NBAオールスターゲーム]]出場と[[オールNBAチーム]]選出(3rd)を果たした<ref>[http://www.nba.com/2013/news/05/23/lebron-leads-first-team-all-nba/ James,Durant,Duncan lead 2012-2013 All NBA first team]</ref>。
 
;[[2014-2015シーズンのNBA|==== 2014-15シーズン]] ====
もう1人のチームの中心であった[[ドワイト・ハワード]]が41試合の欠場に留まるなど、チームは怪我に泣かされたが、ハーデン自身は81試合とほぼ全試合出場し、チームはウェスタン・カンファレンス2位の成績となる56勝26敗をあげた。
また、2015年3月19日の[[デンバー・ナゲッツ]]戦ではキャリアハイ(当時)となる50得点を、その数週間後の2015年4月1日の[[サクラメント・キングス]]戦ではそれを更新する51得点を記録するなど、MVPレベルの活躍を披露。
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2015年に、[[アディダス]]と13年総額2億ドルのスポンサー契約を締結した。
 
;[[2016-2017シーズンのNBA|==== 2016-17シーズン]] ====
2016年7月9日、ロケッツと2019-20シーズンまでの4年1億1800万ドルの延長契約を結んだ(4年目の3270万ドルはハーデンに選択権あり)<ref>[http://www.sportando.com/m/en/usa/nba/205718/james-harden-signs-a-four-year-dollars118-million-contract-extension-with-rockets.html James Harden signs a four-year, $118 million contract extension with Rockets]</ref>。このシーズンからロケッツのHCに就任した[[マイク・ダントーニ]]の方針でシューティングガードではなくポイントガードとして起用されることとなるが、この選択が彼のゲームメイカーとしての才能を引き出すことになった。
 
12月31日の[[ニューヨーク・ニックス]]戦では53得点16リバウンド17アシストを記録し、リーグ初の '''1試合50得点15リバウンド15アシスト'''" の快記録を達成した<ref>[http://www.sportando.com/m/en/usa/nba/221880/james-harden-posts-historic-performance-vs-knicks-53-points-17-assists-and-16-rebounds.html James Harden posts historic performance vs. Knicks: 53 points, 17 assists and 16 rebounds]</ref><ref>[http://www.nba.co.jp/nba/nyk-hou-20161231/17jkzm6mqzn4i1h4uef6ufjsto ジェームズ・ハーデンがNBA史上初の快挙となる50得点、15アシスト、15リバウンド超えを達成 NBA JAPAN]</ref>。
 
;[[==== 2017-2018シーズンのNBA|2017-2018シーズン]] ====
2017年7月8日、ロケッツと2022-23シーズンまでの4年1億6900万ドルの契約延長を結び、残っていた契約と合わせて総額はNBA史上最高額の6年2億2800万ドルとなった(従来の最高は[[ステフィン・カリー]]の2億100万ドルで、同年9月には[[ラッセル・ウェストブルック]]に更新された<ref>{{Cite web|url=http://www.afpbb.com/articles/-/3144967|title=MVPのウエストブルック、サンダーと5年総額230億円で契約延長|publisher=[[フランス通信社]]|date=2017-09-30|accessdate=2018-02-25}}</ref>)<ref>{{Cite web|url=http://www.afpbb.com/articles/-/3135067|title=ハーデンが史上最高額でロケッツと契約延長、総額260億円 米報道|publisher=[[フランス通信社]]|date=2017-07-09|accessdate=2018-02-25}}</ref>。
2017年11月5日の[[ユタ・ジャズ]]戦では、自己最多の56得点を記録した<ref>[http://www.nba.co.jp/nba/james-harden-career-best-56-points-propels-rockets-over-jazz/53x921cnann516ohnlllqhwnt ジェームズ・ハーデンが自己最多56得点、ロケッツがジャズに圧勝 NBA.com JAPAN]</ref>。
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2018年2月18日に[[ロサンゼルス]]の[[ステイプルズ・センター]]で行われる[[2018年のNBAオールスターゲーム|NBAオールスターゲーム]]に先発出場することが発表された<ref>{{Cite web |author= |date= 2018-01-19|url= http://www.nba.co.jp/nba/nba-all-star-2018-starter-and-captain/8glvhykpelqh1wgndvrybwcn9|title= NBAオールスター2018投票結果:レブロン・ジェームズが全体1位の票数を獲得|work= NBA.com|accessdate=2018-01-25}}</ref>。
 
2018年1月30日にホームで行われた[[オーランド・マジック]]戦で'''60得点、11アシスト、10リバウンドを記録、NBA史上初となる60得点でのトリプルダブルを達成した。'''この記録は同時に1978年に[[カルビン・マーフィー]]が記録した57得点を3点上回る1試合球団史上最多得点であり、ハーデンにとっては昨年の11月に行われたジャズ戦で記録した56得点を4点上回るキャリアハイの記録ともなった。ハーデンはこの試合で[[クリス・ポール]]、[[トレヴァー・アリーザ]]を欠き、更に試合途中には[[エリック・ゴードン]]が負傷退場となるなど、ハーデン以外の主力選手を3人も欠くなかでの試合となったが、第1クォーターから17得点するなど奮闘、第4クォーターには18得点を記録、最終的に46分26秒とほぼ全時間に出場しチームの114-107での勝利に貢献した<ref>{{Cite news |title=James Harden has first 60-pont triple-double in NBA histry|newspaper=The Denver Post|date=2018-01-31|author=Kristie Rieken|url=https://www.denverpost.com/2018/01/31/james-harden-60-point-triple-double/|accessdate=2018-02-01|agency=[[AP通信]]|language=英語}}</ref>。2月25日に行われた[[デンバー・ナゲッツ]]戦で41得点、8リバウンド、7アシストを記録、試合はロケッツが119-114で勝利しチームの連勝を12に伸ばした<ref>{{Cite web |author= |date=2018-02-25|url=http://www.espn.com/nba/recap?gameId=400975642|title=Rockets beat Nuggets 119-114 for 12th straight win.|work=ESPN.com|publisher=[[ESPN]]|accessdate=2018-02-26|language=英語}}</ref>。3月9日に行われた[[トロント・ラプターズ]]戦で40得点を記録、試合はラプターズに108-105で敗れ、チームの連勝記録は17でストップした<ref>{{Cite web |author= |date=2018-03-09|url=http://www.espn.com/nba/recap?gameId=400975725|title=Lowry scores 30, Raptors end Rockets' win streak at 17 games|work=ESPN.com|publisher=[[ESPN]]|accessdate=2018-03-10|language=英語}}</ref>。3月17日に行われた[[ニューオーリンズ・ペリカンズ]]戦で32得点、11リバウンド、8アシストを記録、試合はロケッツが107-101で勝利した<ref>{{Cite web |author= |date=2018-03-17|url=https://www.cbssports.com/fantasy/basketball/news/rockets-james-harden-double-doubles-in-saturdays-win/|title=Rockets' James Harden: Double-doubles Saturday's win|work=cbssports.com|publisher=[[CBSスポーツ|CBS Sports]]|accessdate=2018-03-18|language=英語}}</ref>。3月18日に行われた[[ミネソタ・ティンバーウルブズ]]戦で34得点、12アシスト、2スティールを記録、試合はロケッツが129-120で勝利した<ref>{{Cite web |author= |date=2018-03-19|url=https://www.cbssports.com/fantasy/basketball/news/rockets-james-harden-delivers-12-dimes-in-victory/|title=Rockets' James Harden: Delivers 12 dimes in victory|work=cbssports.com|publisher=[[CBSスポーツ|CBS Sports]]|accessdate=2018-03-19|language=英語}}</ref>。3月20日に行われた[[ポートランド・トレイルブレイザーズ]]戦で42得点を記録、試合はロケッツが115-111で勝利した<ref>{{Cite web |author= |date=2018-03-21|url=https://www.cbssports.com/fantasy/basketball/news/rockets-james-harden-catches-fire-from-field-tuesday/|title=Rockets' James Harden: Catches fire from field Thursday|work=cbssports.com|publisher=[[CBSスポーツ|CBS Sports]]|accessdate=2018-03-21|language=英語}}</ref>。3月25日に行われた[[アトランタ・ホークス]]戦でトリプル・ダブルとなる18得点、15アシスト、10リバウンドを記録、試合はロケッツが118-99で勝利し、チーム史上初となるレギュラーシーズン60勝を達成した<ref>{{cite web|url=http://www.espn.com/nba/recap?gameId=400975847|title=Rockets beat Hawks 118-99 for 60th win|work=ESPN.com|publisher=[[ESPN]]|date=2018-03-25|accessdate=2018-03-26|language=英語}}</ref>。4月3日に行われた[[ワシントン・ウィザーズ]]戦で38得点、10リバウンド、9アシストを記録、試合はロケッツが120-104で勝利した<ref>{{cite web|url=http://www.espn.com/nba/recap/_/id/400975907|title=Harden just misses triple-double, Rockets rout Wizards|website=ESPN.com|publisher=[[ESPN]]|date=2018-04-03|accessdate=2018-04-04|language=英語}}</ref>。シーズン平均30.4得点を記録しキャリア初の[[NBAシーズン得点王|得点王]]を獲得した。ロケッツの選手が得点王を獲得するのは1981-82シーズンに[[モーゼス・マローン]]が平均31.1得点で獲得して以来のこととなった<ref>{{cite web|url=http://www.espn.com/nba/recap?gameId=400975976|title=Kings beat short-handed Rockets 96-83 in season finale|website=ESPN.com|publisher=[[ESPN]]|date=2018-04-|accessdate=2018-04-13|language=en}}</ref>。
 
== プレースタイル ==