「ほぞ継ぎ」の版間の差分

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[[ファイル:Chalot tenons mortaises.jpg|thumb|フランスの[[穀倉]]で使われたくさび止めほぞ継ぎ]]
[[ファイル:Pen en gatverbinding schuine borst 001.svg|thumb|斜め追い入れ通しほぞ継ぎの、1) 通しほぞ、2)ほぞ穴]]
'''ほぞ継ぎ'''(枘継ぎ)または'''ほぞ接ぎ'''(枘接ぎ)(ほぞつぎ、英語:''mortise<ref>Also spelled ''mortice''.</ref> and tenon'')とは、2つの木材部品を接合する[[指物|継手]]の一種である。世界中の[[木工]]は数千年にわたり、主に木材を90度に接合するときにこれを使った。基本的な形式は、簡易かつ強固であった。この方式の継手には様々な変形があるが、基本的にほぞ継ぎは2つの部品:ほぞ穴とほぞの突起で構成される。通常横框と呼ばれる木材の終端を加工したほぞは、対応する木材に彫った正方形または長方形の穴に収まる。ほぞはほぞ穴にぴったり合うよう切断加工されており、通常はほぞを完全にほぞ穴に差し込んだ時に安定させる肩がある。継手を接着剤、留め具、くさびで固定することもある。
 
この継手は他の材質の部品で使うこともある。例えば[[石工]]および[[鍛冶屋]]の伝統的手法である。
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;通しくさびハーフドーヴテイル
:木材を貫通するくさびハーフドーブテイル。
 
 
'''ほぞ'''は[[木材 (林業)|木材]]の端の突起であり、ほぞ穴に差し込む。通常、ほぞは幅よりも長い。いくつかの種類のほぞがある。
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:薄い楕円形の木片で、ビスケットのような形状<ref>{{Cite news|url=https://manoffamily.com/how-to-make-a-biscuit-joint/|title=Our Reviews, Your Decision|work=Man Of Family|access-date=2017-07-28}}</ref>。
;栓打ちほぞ(Pegged tenon、Pinned tenon)
:ほぞ穴の側面とほぞに1つ以上の穴をあけて、栓または[[ダボ]]を挿して固定する継ぎ手<ref>{{cite journal |last=Teague |first=Matthew |date=May 2007 |title=The Pegged Joint, Exposed |url=http://www.finewoodworking.com/how-to/article/the-pegged-joint-exposed.aspx |journal=Fine Woodworking |publisher=Taunton Press |subscription=yes |access-date=2015-02-18 }}</ref>。
;くさび止めほぞ(Tusk tenon)
:くさびで継ぎ手を固定するほぞ継ぎ。
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== 関連項目 ==
* [[接合法]]
* [[指物]]
* [[ダボ]]
* {{仮リンク|組み継ぎ|en|Finger joint}} - 特にあられ組み
* {{仮リンク|大入れ継ぎ|en|Dado (joinery)}}
* {{仮リンク|蟻継ぎ|en|Dovetail joint}}
 
{{Architecture-stub}}
{{DEFAULTSORT:ほそつき}}
[[Category:建築施工]]
[[Category:木工]]
[[Category:接合]]