「予防接種」の版間の差分

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=== 同時接種 ===
2種類以上のワクチン予防接種を1の通院で同時に、同一の接種する対象者に対して行う「同時接種」は、かつては良くないものと認識されていて、厚生労働省は2018年現在も「医師が特に必要と認めた場合に行うことができること」<ref>[http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000036493.html 定期接種実施要領] - 厚生労働省</ref><ref name="jpeds">[https://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=47 日本小児科学会の予防接種の同時接種に対する考え方]</ref>としているが、2011年、日本小児科学会は「ワクチンの同時接種は、日本の子どもたちをワクチンで予防できる病気から守るために必要な医療行為であると考える。」とする提言を出していて<ref name="jpeds" />、近年では、同時接種を行う医師も増えてきた<ref>[http://child-clinic.or.jp/vaccine.html 予防接種 > 同時接種] - 有明こどもクリニック</ref>。
「同時接種」は、単独のワクチンを約2.5cm以上離れた場所に1本ずつ接種するもので<ref name="vpddj" />、混合ワクチンは、数種類のワクチンがはじめから1本の注射液に含まれているものなので、広義の同時接種ともいえる。
2種類以上のワクチンを1回の通院で接種する「同時接種」は、かつては良くないものと認識されていて、厚生労働省は2018年現在も「医師が特に必要と認めた場合に行うことができること」<ref>[http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000036493.html 定期接種実施要領] - 厚生労働省</ref><ref name="jpeds">[https://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=47 日本小児科学会の予防接種の同時接種に対する考え方]</ref>としているが、2011年、日本小児科学会は「ワクチンの同時接種は、日本の子どもたちをワクチンで予防できる病気から守るために必要な医療行為であると考える。」とする提言を出していて<ref name="jpeds" />、近年では、同時接種を行う医師も増えてきた<ref>[http://child-clinic.or.jp/vaccine.html 予防接種 > 同時接種] - 有明こどもクリニック</ref>。
 
組み合わせや本数に制限は無く、
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# 生ワクチンと生ワクチン
# 注射と飲むタイプのワクチン
の全ての組み合わせで、安全に同時接種ができる<ref name="vpddj">[http://www.know-vpd.jp/vc/vc_dj_safe.htm 同時接種の必要性・安全性] - Know VPD!</ref>。一部の自治体や医師は、接種方法の異なる[[BCG]]に限って、他のワクチンとの同時接種は行わず単独接種で実施している<ref>[http://www.city.koto.lg.jp/260501/kodomo/iryo/yobo/6874.html 子どもの予防接種] - 江東区</ref><ref>[https://www.hara-children-clinic.com/%E4%BA%88%E9%98%B2%E6%8E%A5%E7%A8%AE/ 予防接種] - はら小児科クリニック</ref>。
 
「同時接種」は、単独のワクチンを約2.5cm以上離れた場所に1本ずつ接種するもので<ref name="vpddj" />、混合ワクチンは、数種類のワクチンがはじめから1本の注射液に含まれているものなので、広義の同時接種ともいえる<ref name="vpddj" />
 
==イタリアの予防接種==