「ミシュランガイド」の版間の差分

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*[[1966年]]、[[パリ]]の人気レストラン「ルレー・デ・ポルクロール」のシェフ、アラン・ジックが自殺。ミシュランの評価が下がったことを気にしたのが原因とされる<ref name=trendy071122>内田麻紀 [http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20071121/1004665/?ST=life&P=5 光と陰に包まれたミシュランの歴史-ミシュランガイド東京2008大研究], 日経トレンディ, 2007年11月22日.</ref>。
*伝記『星に憑かれた男』の主人公であり<ref>ウィリアム エチクソン (著), 小林千枝子 (訳) 『星に憑かれた男』 [[青山出版社]], 1996/05. ISBN 978-4900845121</ref>、「キュイジーヌ・ア・ロー(水の料理)」で[[1980年代]]に天才料理人ともてはやされた[[ベルナール・ロワゾー]]が[[2003年]]に自殺。レストラン・ガイド『[[ゴー・ミヨ]]』誌が同年にロワゾーの3つ星レストラン「ラ・コート・ドール」を最高点の19点から17点に落としたことに加え、ミシュランガイドでも3つ星から2つ星への降格が近いとする[[フィガロ (新聞)]]などの記事も一因といわれている<ref name=trendy071122/><ref>{{en icon}} William Echikson ''[http://www.newyorker.com/archive/2003/05/12/030512fa_fact2 Death of a Chef: The changing landscape of French cooking]'', [[ザ・ニューヨーカー]], 2003/05/12.</ref>。
*パリを代表する高級レストランのひとつとして3つ星を得ていた「[[マキシム (フランスのレストラン)|マキシム]]([[:fr:Maxim's|Maxim's]])」だが、[[1978年]]版から突然掲載されなくなった。マキシムは「当方はレストランではなく劇場。したがってミシュランは正しい」としたが、実際のところは3つ星から2つ星への降格を打診され、これを受けたマキシムがレストランとしての掲載を拒否したというものであった。ナレは「自分から辞退した、という店があるが、それはウソ。単に私たちが選ばなかっただけだ。マキシムだって同じ」と述べているが、この事件は1978年版のことであり、ナレは当然関わっていない。「マキシム」関係者によると、当時の「マキシム」オーナーのルイ・ヴォーダブルが「マキシムはマキシムだ。3つ星でないなら載せなくて結構」と啖呵を切って、2つ星でのミシュラン掲載拒否したとの説がある。その後パリの「マキシム本店」は2016年まで、連続38年間、ミシュラン・フランス版に掲載されていない。現在の「マキシム本店」のオーナーは、有名デザイナーの[[ピエール・カルダン]]に交代している。同様に、東京・銀座に存在した「マキシム・ド・パリ・銀座」も、一度も掲載されずに閉店した<ref name=asahi100614 />。
*2017年9月、サラリーマンながら、2017年度の世界のミシュラン3つ星レストラン全119店中、114店自腹で食べた会社員、藤山純二郎(おそらく、日本人最多3つ星レストラン訪問者であろう)執筆の「世界のミシュラン三ツ星レストランをほぼほぼ食べ尽くした男の過剰なグルメ紀行」(KK(KKベストセラーズ)が出版された。このような類の本は日本初である。
 
== 脚注 ==