「三文ゴシップ」の版間の差分

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| Genre = [[J-POP]]
| Length = 50分5秒
| Label = [[EMIミュージック・ジャパン]]/[[Virgin Music]]
| Producer = 化猫キラー<ref group="注" name="ex01">椎名林檎と[[井上雨迩]]によるユニット。</ref>
| Reviews =
| Chart position = * 週間1位([[オリコンチャート|オリコン]])<ref>{{cite web|url= https://www.barks.jp/news/?id=1000050857 |title= 『三文ゴシップ』がオリコン1位の椎名林檎、最新クリップはモード系 |date= 2009-07-06 |accessdate= 2018-04-18 |publisher= [[BARKS]] }}</ref>
* 2009年7月度月間6位(オリコン)
* 2009年8月度月間43位(オリコン)
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== 概要 ==
「椎名林檎」名義としては、2007年に[[斎藤ネコ]]との共同名義で発表された『[[平成風俗]]』から約2年4ヶ月ぶり、純粋なソロ名義では2003年の『[[加爾基 精液 栗ノ花]]』から約6年4ヶ月ぶりのリリースとなる通算46作目の[[オリジナアルバム]]<ref>{{Cite web|date=2009-4-17|url= http://natalie.mu/music/news/15577|title=椎名林檎6年4カ月ぶりのフルアルバム「三文ゴシップ」|author= |publisher=ナタリー|accessdate=2012-11-23}}</ref>。
 
さまざまな音楽家たちが多数参加・共演したアルバムで、以前にアレンジ違いがアルバム収録されている「[[平成風俗#収録曲|カリソメ乙女]]」「[[無罪モラトリアム#収録曲|丸の内サディスティック]]」を除き、全て書き下ろしのオリジナル曲を収録<ref >{{cite web|url= https://www.barks.jp/news/?id=1000048798 |title= 椎名林檎、門外不出の写真を初公開 |date= 2009-04-20 |accessdate= 2018-04-18 |publisher= [[BARKS]] }}</ref>。本作発売直前の5月27日リリースされたソロ名義としては約5年ぶりとなるソロ名義のシングル『[[ありあまる富]]』が発売されたが、本作の構成が出来上がった後に書き下ろされたために収録されなかった。そのためアルバムの先行シングルという扱いではないが、同シングルに収録された[[カップリング曲]]として収録されたSG~SuperficialSG〜Superficial Gossip~Gossip〜につう楽曲は本作の予告編のような曲であると語っている<ref name="interview_p4">[http://www.emimusic.jp/ringo10th/ringo09/ariamaru/popup/lnterview_4.html 椎名林檎『ありあまる富』オフィシャルインタビュー]</ref>。「カリソメ乙女」は、2006年11月11日に配信限定で発売された「[[カリソメ乙女|カリソメ乙女(DEATH JAZZ ver.)]]」が収録されている。これまで椎名が発表してきた[[アルバム]]では全編を通して基本的に同一の[[アレンジャー]]が[[編曲]]を担当していたが、本作には合計10組ものアレンジャーが参加しているのが特徴。なおトータル・プロデュースは前作『加爾基 精液 栗ノ花』同様、椎名林檎と[[井上雨迩]]によるプロデュース・チーム、化猫キラーが手掛けている。
 
これまでの作品同様、7曲目「旬」を中心に曲目の字数が[[シンメトリー]]にされているほか、総合収録時間も50分5秒(50:05)に設定されている。収録曲のうち数曲には[[ミュージック・ビデオ]]が製作され、「ありあまる富」のミュージック・ビデオとともにミュージック・ビデオ集『[[性的ヒーリング〜其ノ四〜]]』に収録され、本作から数曲をセレクトしたアナログ盤アルバム『[[サタデーナイト・ゴシップ]]』とともに同年8月26日に発売された。
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=== アートワーク ===
本作とシングル『ありあまる富』の[[ディスクジャケット|ジャケット]]・[[ブックレット]]、また一連のアーティスト写真および[[ポスター]]は“[[ヌード]]”をコンセプトに、[[木村豊]]によって制作された<ref>{{cite web|url= https://www.barks.jp/news/?id=1000050045 |title= 椎名林檎、“ヌード”にこだわった新曲PVを公開 |date= 2009-06-08 |accessdate= 2018-04-18 |publisher= [[BARKS]] }}</ref>。本作収録曲「旬」のミュージック・ビデオもこのコンセプトを基に製作されている。またブックレット等で抱えているギターは、[[肌色]]に塗装された[[ギブソン (楽器メーカー)|ギブソン]]の[[ギブソン・SG|SG]]である。SGが採用された理由は、その美しいボディー・シェイプもさることながら、『三文ゴシップ』の読みの頭文字がSGだから<ref>{{cite web|url= https://www.barks.jp/news/?id=1000050463 |title= 裸身でギターと戯れる、椎名林檎の衝撃写真 |date= 2009-06-22 |accessdate= 2018-04-18 |publisher= [[BARKS]] }}</ref>
 
=== プロモーション ===
アルバムのリリースを記念して、[[iTunes Store]]にて日本人アーティストとしては初となるArtist Week<ref group="注">iTunes Artist Weekとは、1人または1組のアーティストが、iTunes Storeの特定ジャンルのトップバナー3つを全部占拠するというもので、日本では[[Green Day]]が[[オルタナティブ]]ジャンルで展開したのが初。椎名林檎の場合は、J-Pop内のトップバナー3つを使用した。</ref>を2009年6月30日まで展開<ref>{{cite web|url= https://www.barks.jp/news/?id=1000050547 |title= 椎名林檎、日本人アーティスト初となるiTunes Artist Weekを展開 |date= 2009-06-24 |accessdate= 2018-04-18 |publisher= [[BARKS]] }}</ref>。また同年6月22日から28日には期間限定で[[東日本旅客鉄道|JR]][[山手線]]と[[東京地下鉄|東京メトロ]]の主要駅に巨大ポスターが貼り出されたほか、[[日本放送協会|NHK]]の音楽番組『[[SONGS (テレビ番組)|SONGS]]』で2週に渡って特集されるなど、様々な媒体のメディアに出演した<ref>{{cite web|url= https://natalie.mu/music/news/17857 |title= 林檎アルバムアートワークで肌色ギブソンと同衾 |date= 2009-06-22 |accessdate= 2018-04-11 |work= |publisher= [[ナタリー (ニュースサイト)|音楽ナタリー]] }}</ref><ref>{{cite web|url= https://natalie.mu/music/news/16376 |title= NHK「SONGS」で椎名林檎の新作紐解く2週連続特集 |date= 2009-05-12 |accessdate= 2018-04-18 |publisher= [[ナタリー (ニュースサイト)|音楽ナタリー]] }}</ref>
 
== 収録曲 ==
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#: タイトルは「ゼロちてんから」と読むが、本来の「0」である部分は図形の[[丸印]]で表記されている。
#: 以前より椎名の作品や[[コンサート]]で[[ミュージックシーケンサー]]を担当していた中山信彦が編曲に参加している。
# '''[[カリソメ乙女#カリソメ乙女 death jazz ver.|カリソメ乙女]]'''
#: 椎名林檎×[[SOIL&"PIMP"SESSIONS]]名義で[[2006年]][[11月11日]]より発売されていた配信限定シングル「カリソメ乙女(DEATH JAZZ ver.)」を収録<ref group="注">なお、[[ディスクジャケット|ジャケット]]や歌詞カードには「DEATH JAZZ ver.」といった表記はされていない</ref>。このバージョンは初のCD音源化となる。
# '''都合のいい身体'''
#: [[斎藤ネコ]]が編曲および指揮を担当。ミュージック・ビデオが製作され、ミュージック・ビデオ集『性的ヒーリング〜其ノ四〜』に収録されている。
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== タイアップ ==
{|class="wikitable" style=font-size:small
|-
! 楽曲
! タイアップ
! 起用年
|-
| 「カリソメ乙女<ref group="注">「カリソメ乙女 death jazz ver.」として使用。</ref>」
| 映画「[[さくらん#映画|さくらん]]」の主題歌
| 2007年
|-
| 「二人ぼっち時間」
| [[日本放送協会|NHK]]「[[みんなのうた]]」(6〜7月のうた)
| 2009年
|}
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
 
== 外部リンク ==