「ザラブ星人」の版間の差分

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* 体重:30 - 2万トン<ref name="白書" /><ref name="怪獣大全集15" /><ref name="大辞典" /><ref name="画報上41" /><ref name="怪獣列伝71" /><ref name="zenchousa" /><ref name="全怪獣16" /><ref name="読本224" />{{efn|『ウルトラマン ベストブック』では「300キログラム - 2万トン」と記述している<ref name="BESTBOOK98" />。}}
* 出身地:第8銀河系ザラブ星<ref name="白書" /><ref name="怪獣大全集15" /><ref name="BESTBOOK98" /><ref name="大辞典" /><ref name="画報上41" /><ref name="全怪獣16" /><ref name="読本224" />
これまでにも多くの星を滅ぼしたザラブ星の工作員の1人。母星は第8銀河系にあると語る。ザラブ星人は他の文明を滅ぼすことを目的としており、さまざまな惑星で暗躍している。破壊怪音波とそれを利用した催眠術、指先から発射する光弾<ref name="画報上41" /><ref name="zenchousa" />{{efn|『ウルトラマン大辞典』ではロケット弾<ref name="大辞典" />、『ウルトラ怪獣列伝』ではミサイル<ref name="怪獣列伝71" />と記述している。}}、{{要出典範囲|身体どこからともなく放出する|date=2016年9月}}放射能霧<ref name="大辞典" /><ref name="全怪獣16" />に加え、高い耐久性ゆえに動くとより強力に拘束する拘束用テープを持つが、この拘束用テープは地球人の涙を浴びると劣化する性質を持つ。等身大時には、地球人の言語を理解するために耳を出している{{Sfn|大ウルトラマン図鑑|1996|p=138}}。一人称は「わたし」。
 
突如として地球上に広まった放射性ガス能霧を簡単に取り除いたうえ、軌道を間違えたという地球側の土星ロケットを地球まで誘導し、地球人に対して友好的であるかのような行動をとるが、それらはすべて演技であった。イデ隊員を催眠術で操り、フジ隊員に化けてアラシ隊員に睡眠薬入りのコーヒーを飲ませて昏倒させ、防衛会議を盗聴する。ウルトラマンであるハヤタ隊員を捕獲してベータカプセルを奪おうとするが、彼がそれを持ち忘れていたために失敗した後、'''[[#にせウルトラマン|にせウルトラマン]]'''に変身して街を破壊することで、ウルトラマンを地球人の敵と思わせようとするたくらむ。しかし、ホシノ少年にハヤタを救出されたために本物のウルトラマンと戦うことになり、スペシウム光線を撃ち込まれて変身が解け、格闘の末にスペシウム光線で倒される。
 
* スーツアクター・声:[[青野武]]<ref name="BESTBOOK98" /><ref name="画報上41" /><ref name="zenchousa" /><ref name="読本160">{{Harvnb|研究読本|2014|pp=160-161|loc=「エピソードガイド第18話」}}</ref>
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* 体重:2万トン<ref name="白書" /><ref name="怪獣大全集15" /><ref name="BESTBOOK98" /><ref name="大辞典241" /><ref name="画報上41" /><ref name="怪獣列伝74" /><ref name="zenchousa" /><ref name="全怪獣16" /><ref name="読本224" />
* 出身地:ザラブ星<ref name="全怪獣16" /><ref name="読本224" />{{efn|『ウルトラ怪獣大全集』では「東京・科学センター付近」<ref name="怪獣大全集15" />、『ウルトラマン画報 上巻』では「東京ビル街」<ref name="画報上41" />と記述している。}}
地球人とウルトラマンの関係を険悪化させようと狙うザラブ星人が化けた偽者で、ハヤタを拉致したうえで夜の市街地を破壊する。ただし、ウルトラマンの外見を真似ただけなので、スペシウム光線などの特殊能力や、ウルトラマンに匹敵するパワーなどは持っていない<ref name="怪獣列伝74" />。本物に比べてよりも目が赤みを帯び異常に吊り上がっており、耳やつま先、頭部のとさか、顎が尖っていてボディの赤いラインに黒縁が見られるなど異なる点が多いが、ムラマツたちは見分けが付かずに困惑していた{{efn|『ウルトラ怪獣列伝』では、夜の闇に紛れたことで形状の差異を誤魔化したものと解釈している<ref name="怪獣列伝74" />。}}。市街地を破壊した後ハヤタ監禁されビルに戻ってくる。り、そこで、ハヤタ救出し連れてビルからロープで脱出しようとしを試みているホシノ少年を発見すると、ロープごとホシノ少年を摘み上げて宙づり状態で捕らえ、窮地に陥れる。しかし、出現した本物のウルトラマンが出現してホシノ少年を奪還される。ウルトラマンと対峙した際にする。最後は、格闘で敵わないと判断して空への逃亡を試みるが、スペシウム光線を受けて本来の姿に戻る。
 
* スーツアクター:池田文男<ref name="BESTBOOK98" /><ref name="zenchousa"/><ref name="読本160" />
* デザインは成田亨{{Sfn|成田亨|2014|p=88}}。
* マスクは{{要出典範囲|佐々木明による|date=2016年5月}}新造{{efn|資料によっては、Bタイプの改造と記述している{{Sfn|大ウルトラマン図鑑|1996|pp=138-139}}。}}だが、スーツはウルトラマンのAタイプを改造<ref name="zenchousa"/><ref name="特秘3">{{Cite journal |和書 |date =2016-03-13<!--奥付表記--> |title=ウルトラマンマスクABC大研究 ここまでわかった!初代マンABC徹底検証 |publisher =[[洋泉社]] |journal =別冊[[映画秘宝]] 特撮秘宝 |volume =vol.3 |pages=pp.208-211 |isbn=978-4-8003-0865-8 }}</ref>。足の形状はBタイプと同一<ref name="特秘3" />。
* 出演者クレジットでは'''ニセ・ウルトラマン'''と表記されていた{{efn|資料によっては、表記をこちらに準じている<ref name="大辞典241" /><ref name="画報上41" />。}}。「[[ウルトラ怪獣シリーズ]]」のソフビ人形のタグカードなど、一部では'''ニセウルトラマン'''とも表記されていた{{efn|2009年発売のソフビや、「ウルトラ怪獣名鑑」([[バンダイ]]、[[2002年]])などを除く。}}{{efn|資料によっては、表記をこちらに準じている<ref name="BESTBOOK98" />。}}。『ウルトラ怪獣大全集』では'''にせ・ウルトラマン'''と表記している<ref name="怪獣大全集15" />。英字表記は''IMIT-ULTRAMAN''<ref name="白書" /><ref name="画報上41" />{{efn|『ウルトラマン ベストブック』では''NISE-ULTRAMAN''と記述している<ref name="BESTBOOK98" />。}}。
* 劇中で攻撃を行う装軌式ミサイル車両の映像は、『[[モスラ]]』からの流用<ref name="zenchousa"/>。