「モノクローム・ファクター」の版間の差分

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アニメオリジナルキャラを中心に編集。
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: [[主人公]]。私立霧葉高校2年生。16歳。12月11日生まれ。B型。身長175cm。体重57kg。自前の茶髪に猫っ毛で目の色は灰色(アニメでは濃い青緑色)。
: 短気で切れやすく、実際に喧嘩も強い。さぼりの常習犯で、学校には暇つぶしに来ている。容姿が良さから1年生時は女生徒に人気があったが、無愛想で喧嘩をよくしていたので現在では近寄る人間も少なく、友人も少ない。しかし彼自身実際は思いやりが強く、自分の都合で賢吾を危険な目に遭わせたくないがないためにあえて突き放したりするなど不器用且つ優しい性格である(洸曰く、[[ツンデレ]]ならぬツンテレ)。超が付く程の[[サディスト]]で、特に賢吾がその被害を受けている(賢吾に対しては、ある意味友情の裏返しとも取れる)。基本的に勉強はあまり好きではないようだが、中学のときはテストでいつも学年5位以内だった(本人曰く、理由は「美形だから」)とのことで、特に英語が上手い。
: 白銀に出会った際その胡散臭さから逃げようとするが、影の世界に落ちてしまい自分のドッペルゲンガーを失ってしまう。そのままでは消滅してしまうため、白銀と契約しシンとなる。現在は白銀がドッペルゲンガーの代わりをしており、普通に生活できる。アニメでは白銀に渡された即席ドッペラーを原作と違い上手くつけており、一人で行動可能(それでも白銀は昶と行動を共にしている)、またシンになる場合は「ドッペラー解除」の掛け声でシンにることが出来る。シンの状態では黒い衣装になり髪が黒く、瞳は赤くなる。武器は[[ハンティングナイフ]]の二刀流だったが途中で破壊され、現在は新たな形に変化した。刀身がガラスのように透明なのが特徴。
: 実はレイの直結王族で、白銀の対となる劉黒の因子を継ぐ者。最初は覚醒しておらず記憶もないため、焔緋に殺害されたという劉黒の死の詳しい情景なども謎に包まれていた。過去に一度だけ不完全な覚醒をした事があり、闇に呑まれ暴走した賢吾と戦闘をした。そのときの記憶は洸の催眠術により忘れさせられていたが今は思い出している。現在は劉黒の意志を受け継ぎ光の王族に覚醒しており、怪我は劉黒から受け継いだ癒しの能力で治せる。
; 白銀(しろがね)
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: しかし、どんなに弄られても絶対にめげず、昶にもほとんど逆らわない、ある意味では物語中最も器の大きい人物。意外にも[[シスコン]]である。
: 戦闘時はボクシングを元にした自己流の格闘術。白銀からもらった闘気や殺気で形状や攻撃力が変わるグローブ『アルセスタ』を使用。
: 実は'''闇の因子'''の保持者。そして特殊体質持ち故に闇に呑まれ易く、異常なまでに闇の許容量が高い。その為、体に闇が溜まると暴走してしまい、圧倒的な力を持つ様になる。過去何度か暴走したことがあるらしく、昶と小学2年生の時に出会うまではそれが原因でハブにされていた。最後に暴走したのは中学3年の時で、洸及び昶から覚醒した劉黒と戦闘。その後洸によって闇への厳重な封印が成されていたが、焔緋によって無理矢理こじ開けられた。彼が保持していた因子の正体は、白銀が影の世界から追放された際に喪失した'''闇の調律者因子'''そのもの。闇の許容量が異常に高いのも、全てはここに起因している。昶が氷瀏を倒して直結王族として覚醒した直後、突如現れた焔緋によって因子を強奪され、死亡した。
; 鈴野 綾(すずの あや)
: 声:[[長沢美樹]] / [[浅野真澄]]
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: 正義感が強く「鬼の風紀委員」と言われている。昶を正面から叱れる数少ない人物。言いたい事はハッキリと言う性格で非は非・是は是の思考の持ち主。洸の様な軽くチャラチャラした人間が嫌いである。幽霊の存在を信じており、オカルト関係に関しては怖がりという一面もある。
: 貧乳であることを気にしているらしく、指摘されると怒り出す。
: 学力・運動能力が高く特待生として入学し、学力も学年5位に入るほど。しかし英語は苦手である(アニメでは、言動から国語が苦手な印象があり、また、自身がわからないことをわかると言ったかぶして昶に突っ込まれている)。
: 家が剣道の道場で、剣道部に所属している。本人が言うところでは、立ったときから木刀を持たされた、とのこと。その腕は鉄パイプでコクチに打撃を与え、ルルに武器を出させるほど。シンに襲われたことから昶達の事情を知り、共に戦うことになる。使用武器は竹刀・木刀だが、白銀からもらった装備品、『紅雨(くれさめ)』により戦闘時は真剣となり、コクチも斬ることができる。尚、『紅雨(くれさめ)』単体でも真剣を発生させる事が可能。
: ちなみに剣術に関しては、普段は一刀のみだが本来は二刀流。実家に乗り込んできたルルとの戦いの途中で、本来の戦闘スタイルへと変化した。
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: 闇を吸い出す以外の固有能力があり、『獣化(じゅうか)』と呼ばれている。
: 怒らせると怖い性格で、本気で怒らせると気迫でガラスを割るほど。
; 我妻 秋一(わがつま しゅういち) / 祀翠(しすい)
: 声:[[石田彰]] / [[羽多野渉]]
: 通称はマスター。27歳。10月3日生まれ。O型。身長179cm。体重57kg。バーを経営している白銀の知人で能力者という肩書きを持つが、その正体は光の王の一人こと祀翠。盲目だが気配や足音などで人の判別ができる。能力は怪我の治療(ただし治療時、相手は恐ろしいほどの激痛を受けることになる)、閉鎖空間を作り出す「無装擬界」。しかし後者の能力は彼自身に負担をかけ、喀血することもある。
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: 声:[[吉野裕行]]
: 焔緋の子の一人。外見年齢は27歳位。11月29日生まれ。AB型。185cm。75kg。顔の右半分に特徴的な爪傷があり、右目を眼帯で覆った男。他人に命令されることが嫌いなため、よく独断で動くことが多い。「表」側で多発していた通り魔事件の犯人。自分の力を過信しており、特にルルと志紀からは軽蔑されている。昶と交戦し、戦い慣れしていない昶を追い詰めるが、助けに入った白銀に右腕を切り落とされて撤退。その事を報告した後、焔緋に頭を指で刺されて死亡したと思われるも、コクチと練成され影世界でまた昶たちと戦う。その後、昶がコクチを剥がし、焔緋のもとへ昶たちと行動する。
: アニメでは1クール目の主要敵キャラで、後述の牡牛の男から命を受け、影の侵食を進めるためコクチを人々に寄生させていた。原作とは違い完全な極悪非道な人物であり、人間が苦しむところを見るのが好きな残忍な性格。しかし昶たちの活躍によりことごとく失敗し、牡牛の男からの信用を失っていった。最終的には汚名返上のため昶たちに直接対決を挑み、力を摩耗していた白銀をさらい、昶と闘う。白銀を助けた昶の隙を突いて攻撃しようとするも、助け援護に来た悠のクロスボウガンの矢を後頭部に喰らい叫びながら消滅した。
: 使用武器は[[釵]]の二刀流で、能力は武器を介して雷を操ること。
 
124行目:
; アリサ
: 我妻(祀翠)の入院した病院の看護師。実は祀翠の子の一人でレイ。他者の心を読み取れる祀翠の前でもごく普通に物事を考える素直な性格。祀翠が人間界に逃げたあとに契約した為、均衡が崩れる前のことは知らないが、焔緋の独裁には何か真意が隠れているのではないかと推測している。
; 辰巳(たつみ)
: 白銀の子。瀕死の重症を負っていた劉黒の治療を依頼するべく祀翠の元へ向かったが、直後に白銀が焔緋によって追放され直結王族としての能力を失ったことで契約が消失。祀翠に助けを請いながら消滅した。
 
=== アニメオリジナル ===
; 九条 悠(くじょう はるか)
: 声: - / [[斎賀みつき]]
: 11歳。11月8日生まれ。AB型。身長139cm。8年前に祖父・九条慎之介が行った儀式が原因で兄や両親も含めた家族が事故死したため、幼くして[[財閥]]九条家の当主となった。
: 11歳。11月8日生まれ。AB型。身長139cm。有名財閥九条家の者で、その跡取り。わずか11歳でアメリカの大学卒業の資格を持ち、家の伝統から[[陰陽道]]や[[占星術]]の研究をしている。右耳に[[ピアス]](または[[イヤリング]])を付けており、それを触る癖がある。昶に[[ゲームセンター]]で[[不良行為少年|不良]]に絡まれているところを助けてもらい、昶に好意ともとれる興味を抱き(本人曰く、出会ったのは運命)、その後家で使用人が引き起こした問題を昶たちに解決してもらったことが元で昶たちの仲間となった(昶曰く、戦闘要員じゃなく友達として)。その後、七夜にとどめを刺したこともあり一応戦うことを認められたが、その直後に洸の仕事を手伝うようになる。使用武器は[[ボウガン]]で、悠曰くかなり古いものらしい。言葉の端々に九条家を嫌っているところがみられる。しかし、実際は、牡牛の男の正体であり、七夜やルルに命令を下し、人々にコクチを捕り憑かせた張本人であった。8年前、祖父と兄が儀式を行った際に両親共々家族は事故で死亡するも、悠だけが生き残ったのに興味を持った(闇の因子を持っていたため)焔緋の命により富士山を中心に陣を張り、そこから闇を世界中に広げようと目論むが、結局は焔緋に利用され、虐待を受けながら連行されかけるも、昶に助けられ改心する。その後、九条家の全てを捨てて、イギリスへ留学する。アニメの続編であるゲーム版では、その後焔緋の動きを感知したため日本に戻ってくる。
: [[アメリカ合衆国|アメリカ]]の大学の卒業資格も持ち、家の伝統から[[陰陽道]]・[[占星術]]・[[植物]]・[[サタニズム|悪魔崇拝]]など[[魔術|呪術]]にまつわる研究をしている。右耳に付けた[[イヤリング]]を触る癖がある。
: 昶たちを年上にもかかわらず呼び捨てで、洸のことをお兄ちゃんと呼んでいる(というか、呼ばされている)。
: [[ゲームセンター]]で[[不良行為少年|不良]]に絡まれているところを昶に助けてもらい、昶に好意ともとれる興味を抱き(本人曰く、出会ったのは運命)、その後屋敷で使用人が引き起こした問題を昶たちに解決してもらったことがきっかけで昶たちの仲間となった(昶曰く、戦闘要員じゃなく友達として)。その後、七夜にとどめを刺したこともあり一応戦うことを認められた。使用武器は3連発の[[クロスボウ]]で、本人によると[[中世]]の[[ヨーロッパ]]で使われていた代物。言葉の端々に九条家への嫌悪が見られる。
: しかし実は牡牛の男の正体であり、七夜やルルに命令を下し、人々にコクチを取り憑かせた張本人であった。8年前の事故で唯一生き残った悠が闇の因子を持っていたことに興味を抱いた焔緋の命により[[富士山]]を中心に陣を張り、そこから闇を世界中に広げようと目論むが結局は焔緋に利用され、虐待されながら影の世界に連行されかけたところを昶に助けられ改心する。その後、九条家の全てを捨てて[[イギリス]]へと留学する。アニメの続編であるゲーム版では、焔緋の動きを感知したため帰国する。
: 昶たちを年上にもかかわらず呼び捨てで、洸のことは「お兄ちゃんと呼んでいるというか、最初は強引に呼ばされていたが次第に自ら呼ぶようになる)。
; 大久保 彦十郎(おおくぼ ひこじゅうろう)
: 声: - / [[向井修]]
: 悠の執事兼運転手。常に悠の傍に付いている。悠のことを心配しており、悠が九条家の跡取りは主であるもあ同時に大切な家族と思っており悠が昶たちの戦いにることに反対している。悠自身のことを大切な家族と思っている
: また、彼自身非常にユーモアのある人物で、悠にわずかでも悪影響をあたる状況そうな場面(主に麻結が原因)になるとすぐに悠がそれを見ないように目の前に立ち、その場を立ち去る様って「帰りましょう」と申告したり、いつの間にか白銀が見えるようになっていて周囲を驚かせたり、洸から冗談で彼に口説いてきかれた際に頬を染めてその気があるような仕草をせて(本人曰く冗談らしい洸をどん引きさせるなど、ギャグキャラのように彼自身はっている。ちみに年に関しては、賢吾の「80(歳)過ぎてるんだろ?」という質問に「そんかユーモラスに若く見えますか」と答えている人物
: 執事としての手腕は「日本執事連盟」が開催する執事の実力を競う大会(通称:シツジンピック)で12連覇を果たすほど。年齢に関しては、賢吾の「80(歳)過ぎてんだろ?」という質問に「そんなに若く見えますか」と答えている一方、100歳前後の画家・立山龍三と「同じくらい」と比べられた時には「わたくしはまだまだひよっこでございますよ」と笑っていた。
: 悠の行っていること所業気づ感付いていたがどうすることも出来なくただ見守っ諫めきれずに黙認していた。若い頃は剣の名士だったらしく、3匹ものコクチにり憑かれた状態で昶と白銀を圧倒するほどの実力を持つ振るうも結果的に北し、昶にコクチを取り払われたあとは悠を救うよう頼んだ[[土下座]]をして懇願した。その後、九条家を捨てた悠のイギリス留学した悠付きって行った。その後のゲーム版では悠に付き従い彼同様日本に戻って帰国する。
; 九条 慎之介(くじょう しんのすけ)
: 声: - / [[中博史]]
: 九条家の先々代当主で悠の祖父。[[公爵]]または[[侯爵]](同音のためどちらなのか不明)。様々な事業を成功させ、代々続く名家であった九条家を一代で財閥へと育て上げた。屋敷のエントランスにいかめしい表情の肖像画が飾られている。幼少期の容姿は悠と瓜二つ。
: 邸内で様々な魔術の儀式に明け暮れ、果てには影の世界の王と手を組もうと8年前に儀式で焔緋を呼び出したが、その炎によって悠の兄と両親を巻き込み死亡した。本当は生存しており、牡牛の男として暗躍していると思われていた。
; 牡牛の男
: 声: - / [[森川滋夫]]
: 牡牛の頭蓋のかぶり物を着け、黒ずくめのローブを身にまとっている不気味な謎の男。「あの方」と呼ばれる者から命を受け、七夜とルルを使いコクチを人々にり憑かせ、影の侵食を進めようとしている。ルルから「牛さん」と呼ばれている。その正体は悠の祖父・九条慎之介だと思われてきたが、その正体実際には九条悠本人だった。
 
=== ゲームオリジナル ===
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== テレビアニメ ==
2008年4月から同年9月まで[[テレビ東京]]、[[テレビ大阪]]および[[アニメシアターX|AT-X]]にて放送された。全24話。内容はほぼオリジナルで、原作にはあまり見られない[[ボーイズラブ|BL]]的展開描写が多々あるのく、また全体的にコミカルな作風が特徴。OP前の冒頭シーンでは前話のあらすじが説明され(ただし全体的なテイストとしてはギャグ的要素のためかなり尾ひれ目立つ付いている、その後登場する事情を抱えたゲストキャラクターがコクチに取り憑かれて暴れ出すという展開が基本的な流れとなっている。キャッチコピーは、「覚悟を、決めろ。」
 
=== スタッフ ===