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『'''SEGA World Drivers Championship'''』(セガ ワールドドライバーズ チャンピオンシップ、以下'''SWDC''')は、[[セガ・インタラクティブ]]が開発し、[[2018年]][[3月14日]]より全国の[[ゲームセンター]]で稼動が開始された<ref>[https://sega-interactive.co.jp/news/180305_information_1/ 新作ドライビングレースゲーム 『SEGA World Drivers Championship』3月14日から全国で順次稼働開始!]セガ・インタラクティブ 2018年3月5日</ref>[[アーケードゲーム|アーケード]][[レースゲーム]]。
 
本作はタイトルに『feat.SUPER GT』と書かれてあるように、国内外で高い人気を誇るモータースポーツ・[[SUPER GT]]を題材に同レースの運営・主催を行っている『GTアソシエイション』の全面協力によって実現した公式ドライビングレースゲームとなる。
 
== 概要 ==
プレイヤーはひとりのレーシングドライバーとなって、SEGA MOTORSPORTS WORKSという団体が主催する『SEGA World Drivers Championship』に挑戦する。<br>本作最大の特徴として、オンライン対応のアーケード筐体レースゲームでは初となる「多人数×多店舗の10台クロスバトル」が実装されており、最大10店舗10筐体プレイヤーが同時よって行われレースをする<ref>業務用レースゲームにおける10人対戦は、過去にも同社の[[デイトナUSA|デイトナUSA2]]の16人対戦で既に実現されていたが、[[ツインリンクもてぎ]]のイベント以外では見かけることはなかった。また、タイトーの[[バトルギア|トップスピード]]でも10人以上のオンライン対戦がチャット機能付きで実装され、ロケテストまで実施されたものの結局は稼働中止となってしまったため、'''10人で対戦できる業務用レースゲーム'''は実質これが初となる。</ref>。<br>レースの実況アナウンスは、実際のSUPER GTにおいても2014年度から三年連続で実況を務めた[[ピエール北川]]が担当する。
本作はタイトルに『feat.SUPER GT』と書かれてあるように、国内外で高い人気を誇るモータースポーツ・[[SUPER GT]]を題材にし、その全面協力によって実現した公式ドライビングレースゲームとなる。
 
== ゲームの概要モード ==
 
=== 本戦 ===
本シーズンごとに設定された3レースを戦い、それぞれのラウンドで獲得したポイントをシーズンポイントとして積み重ね、全国のプレイヤーと競い合うモード。初期状態から選択できる。
 
このモードのみ、全国オンラインマッチングで、最大で10店舗・10人のプレイヤーがマッチングする可能性がある。このマッチングは『GT300』と『GT500』混合で行われ、自分が『GT500』で他が『GT300』ということもある。
 
シーズンポイントは『レースで1位を取ること』で一番稼げるが、それだけではなく『連勝』や『ポール・トゥー・ウィン』なども加算される。現在、仕様として確認されているのは以下のポイントである。
 
順位:単純に、いい順位を取れば取るほどポイントが上がる。
 
Wininng Streak:いわゆる『連勝』で、勝てば勝つほどポイントが上乗せされる。ただし、同クラスに他プレイヤー車が居ない場合はカウントされない。また、2位以下で負けるとリセットされる。
 
Time Bonus:1位と離されずにゴールできたときにもらえるポイント。1位のときはカウントされない。
 
Pole To Win:クラス先頭でスタートして、先頭ゴールを決めたときにもらえるポイント。
 
OverTake Bonus:クラス2位以下でスタートし、ゴール時にスタートより順位が上がっているときにもらえるポイント。1位のときはカウントされない。
 
今作では、Wininng Streakがランキングトップを目指す上で非常に重要なため、いかにして勝ち続けられるかがキモとなっている。
 
なお、各チームにはそれぞれ'''ボーダーポイント'''が設けられており、シーズンポイントがこれを上回れば、そのチームとの契約を継続・延長できる。だが下回ってしまうと契約を切られてしまう。このボーダーポイントは、そのチーム毎に所属しているドライバーの数で決まるため、GT300クラスはチームが多いぶんドライバーが分散されてボーダーが緩く、GT500クラスはチームが少ないぶんドライバーが集中してボーダーが高くなる。シーズンポイントは『GT300』と『GT500』で独立しており、それぞれのクラスで競われる。
 
ちなみに、クラス優勝をすると、連続2回まで次戦無料プレイのボーナスが付く。このボーナスは、同クラスに他プレイヤー車が居ない場合では無効となる。
 
=== 予選 ===
来シーズンごとに設定された3レースをプレイヤー車のみ走行して、それぞれのラウンドで記録を出すモード。ドライバーレベルがLv.2から選択できる。
 
記録は、最も良かったラップの記録が採用される。この記録をもとに、来シーズンでの本戦でのスタートポジションが決定される。
 
=== イベント ===
特定の期間でのみ選択できるモード。現在は開催されていない。
 
=== チーム選択 ===
プレイヤーが所属するチームを管理するモード。ドライバーレベルがLv.3から選択できる。
 
ただし、GT300はオファーのあるチームへ自由に変えることが出来るが、GT500はトライアウト(後述)でのみチームを変更出来る。
 
=== トライアウト ===
GT500に挑戦するために、チーム所属をかけて挑戦するモード。ドライバーレベルがLv.25から選択できる。
 
本シーズンごとに設定された3レースを戦い、その中でひとつでも順位に関するミッションをクリアすれば合格となる。
 
ただし、合格と同時にチームに所属するため、同じGT500にエントリーしている場合は注意が必要である。
 
=== ピット ===
ステアリングの反力や、挙動のアシストを決定することが出来るモード。初期状態から選択できる。<br>
 
=== 練習 ===
プレイヤーはひとりのレーシングドライバーとなって個性豊かなチームと契約、ドライビングスキルを上げながらシーズンを勝ち抜いていく。<br>
本シーズンと来シーズンで設定されたレースを、CPU車と走行するモード。初期状態から選択できる。
最大の特徴は、オンライン対応のアーケード筐体では初となる「多人数×多店舗の10台クロスバトル」。最大10店舗、10台の筐体によって行われる<ref>業務用レースゲームにおける10人対戦は、過去にも同社の[[デイトナUSA|デイトナUSA2]]の16人対戦で既に実現されていたが、[[ツインリンクもてぎ]]のイベント以外では見かけることはなかった。また、タイトーの[[バトルギア|トップスピード]]でも10人以上のオンライン対戦がチャット機能付きで実装され、ロケテストまで実施されたものの結局は稼働中止となってしまったため、'''10人で対戦できる業務用レースゲーム'''は実質これが初となる。</ref>。<br>
レースの実況アナウンスは、実際のSUPER GTにおいても2014年度から三年連続で実況を務めた[[ピエール北川]]が担当する。
 
このモードでは、シーズンポイントや経験値(後述)を獲得できない。
== ゲームの概要 ==
* ゲームの流れ
まず契約するチームを選び、予選<ref>ただし予選モードはドライバーレベルが2以上になっていないと選ぶことができない。</ref>からスタートするか、予選を走らずに本戦に挑むかの二通りでシーズンを進める。1シーズン3戦のスケジュールで行われ、それぞれのラウンドで獲得したラウンドポイントを合計してシーズンポイントを積み重ねていく。本戦ではクラス優勝すれば連続2回までは次のラウンドを無料プレイができ、連勝するほどシーズンポイントにボーナスが発生する。ただし、本戦での規定人数に満たなかった場合は、連勝ボーナスとクラス優勝時の次のラウンド無料プレイは発生しない。各チームにはそれぞれ'''ボーダーポイント'''が設けられており、シーズンポイントがこれを上回ればそのチームとの契約を継続、延長できる。基本的にGT300クラスはチームが多いぶんドライバーが分散されてボーダーが緩く、GT500クラスはチームが少ないぶんドライバーが集中してボーダーが高くなる。<br>
 
== 経験値システム ==
レースを行うと経験値を獲得でき、それを積んでいくことでレベルアップする。レベルが上がると新たなチームからのオファー通知や予選ラウンドの開放、GT500トライアウトへの挑戦権獲得・・・などの特典を受けられる。<br>
本戦や予選で好成績を収めると、ドライバーレベルとチームゲージが上昇し、様々な恩恵を受けることができる。
 
ドライバーレベル:プレイヤー自身のレベルを表したもの。レベルが上がると、ゲームモードの開放や、新チームからのオファーが来る。
最初はGT300クラスから始まり、ドライバーズレベルが一定に達すると先述したようにGT500クラスのトライアウトを受けることができる。通常のレースと同じ3戦のスケジュールが組まれ、その中でひとつでも順位に関するミッションをクリアすれば合格となり、GT500クラスへのエントリーが可能となる。<br>
 
またレースで好成績を収めるとチームゲージ:所属チームのレベルを表したもの。レベルが上昇し、一定以上になるとスタッフやサポーターの数が増えたり、エンジニアが加入してくる。エンジニアが加入すると専門とする箇所ごとに車両のパラメーターが強化される。
 
*== 挙動 ==
アーケードのレースゲームとしては珍しく、'''グリップ走法'''を主体にしたスタイルである。コーナリングでは適切なライン取りと、きついヘアピンなどでは的確なブレーキングで車速を落とすことも求められている。コーナーの想定アペックススピードを超えた速度で突っ込む、ないしはシフトダウンを誤ってタイヤロックさせるとマシンはちゃんと曲がってくれない。ドリフトはよほどのオーバーアクションを起こさない限り出来ない。<br>
一部のエスケープゾーンに突っ込むと速度が著しく落ちるが、SWDCスピードウェイなどに設けられているような芝生に乗り上げても速度がまったくといっていいほど落ちない。また、いわゆる'''インガリ'''はかなり許容されており、インを突いてオーバーテイクを図りやすくはなっている。