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交番は、地域課のパトロール担当の警察官が常駐するところであるだけでなく、[[110番]]通報するまでもない状況の時(例として[[万引き]]の犯人を取り押さえて引き渡す)には警察官の出動依頼も可能である。110番通報よりも最寄の交番に[[電話]]をかける方が警察官の現場到着が早い場合もある(電話を受けた交番では制服警察官が[[黒バイ]]や自転車で飛んで行く。また、[[神奈川県警察]]・[[兵庫県警察]]・[[岡山県警察]]などでは交番・駐在所の電話番号を公表していないため、一般の電話から交番に直接かけることができない地域もある)。
*但し、電話連絡を受けた警察官は、その連絡の内容を本署に報告し、指示を受けてから出動する他、重要事件の場合はその警察官がさらに交番から110番通報をして、本部組織(機動捜査隊や鑑識課など)の応援を要請してから出動するので、かえって時間がかかることも多く、緊急時には交番や警察署ではなく110番へ電話をかけることが推奨される。
その他、管轄地域内で起こった[[事件]]、[[事故]]などの報告などが可能である。また、交番には付近の[[住宅地図]]が掲示蔵書されているほか、日常的に管轄区域のパトロールを行う警察官は近所の[[地理]]に詳しい場合が多いため、交番で道を尋ねる風景はよく見られる(警察内部では「地理案内」と呼ぶ)。また、交通量の多い[[交差点]]に面して設置されている交番では、交通の監視の機能をもたせ、[[スピーカー]]を通して注意を促したりする場合もある。
 
この他、交番の職務の中に「巡回連絡」がある。これは、管轄区域内の[[住宅]]や事業所などを交番の勤務員が巡回し、住宅であれば[[世帯主]]をはじめとする[[家族]]構成、勤務先や通学先などを、事業所であれば業種や[[従業員]]数などを、それぞれ家人や経営者などから直接聞き取り、交番備え付けの「巡回連絡簿」に記載するというものである。管轄区域内の[[住民]]などは絶えず流動しているため、半年~1年ごとに区域内全ての住宅・事業所を巡回することを目安としているが、他の業務との兼ね合いもあり必ずしもこの通り実施されてはいない交番もある。<!--巡回連絡で入手した情報の用途について補完願います。-->