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=== 根本マジックの影響と評価 ===
*根本の手法は他球団も真似るようになった。球団職員としての囲い込みは1989年のドラフトで中日が[[大豊泰昭]](2位指名)で、阪神が[[中込伸]](1位指名)で実施した。特に星野仙一第一次政権時代の中日(1987年〜1991年)では、進学を表明していた選手の相次ぐ強行指名と翻意の実現や、落合の獲得に代表される積極的なトレードなどで西武とともにシーズンオフにおいて多くの話題を提供した。
*根本マジックに対する巨人のダメージは小さくなく、西武時代には松沼兄弟、秋山、郭泰源等の争奪戦に敗れ、ダイエーに移ってからは巨人に有利な制度とされた逆指名制度で小久保・井口などの選手を奪われの獲得に失敗するなど、選手獲得において根本がいる球団に煮え湯を飲まされ続けた。
*根本の選手獲得策はプロ野球の制度にも影響を及ぼし、1991年いっぱいで支配下選手枠を70名に設定の上で練習生としての契約を禁止、同年秋のドラフト会議以降はドラフト外の選手獲得ができないようになった。
*2007年3月に発覚した西武球団によるアマチュア選手への金銭供与問題においては、根本がチーム作りに注力した1978年よりから金銭供与が続いていたことが明らかになった。そのため金銭供与問題は根本のチーム強化策による負の遺産として扱われることもある。
 
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