「ブガッティ・タイプ57」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
編集の要約なし
7行目:
 
== 概要 ==
ブガッティ創立者の[[エットーレ・ブガッティ]]の長男・[[ジャン・ブガッティ]]によって設計され、多くの場合、彼がデザインした個性的で美しいボディが自社工場で架装された。自社ボディのバリエーションは2ドア4座の「ヴァントー」(''Ventoux'' )、4ドア4座の「ギャリビエ」(''Galibier'' )、2ドアカブリオレの「ステルヴィオ」(''Stelvio'' )、2ドアクーペの「アトランテ」(''Atalante'' )の4種であった。エンジンはタイプ49([[:w:Bugatti Type 49|''Type 49]'' ]])に用いられたものをジャンが大幅に改良した[[DOHC]]<ref name="worldclassiccar-68">『世界のクラシックカー』p.。</ref>[[直列8気筒]]<ref name="worldclassiccar-68" />3,257ccで135馬力を発揮し、3,300mmの長大なホイールベースを持つ重量級のこの車を最高速度153km/hで走らせた。
 
洗練された車体とエンジンに対し、創業者である父・[[エットーレ・ブガッティ]]の頑固な意思によって、シャシーは旧式な設計とならざるを得なかった。前輪サスペンションは固定軸式、ブレーキも当初は機械式で、油圧式に改められたのは[[1938年]]になってからであった。ジャンは当初独立式サスペンションを計画したが、エットーレはこれに激怒して、彼が長年固執した固定軸に戻すように命じたと言われる。