「甲状腺癌」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
JapaneseA (会話 | 投稿記録)
→‎韓国での5年相対生存率と過剰医療 : 一部Rv これがないと病気=長寿のように誤解される。過剰医療に関してはノートへ
45行目:
頻度は10〜15%。乳頭癌と同様に女性に多いが、好発年齢はやや高く、40〜60歳代である。血行性転移を示し、肺などへの遠隔転移が多い。このために予後は乳頭癌と比して不良であるが、進行は同様に緩徐であるので、10年生存率は50%を超えている。
 
超音波検査では、低エコー域の腫瘤状陰影を呈する。良性腫瘍である[[腺腫|濾胞腺腫]]との鑑別は、かなり進展した場合を除いて困難である。境界の不整像を認めれば濾胞癌の公算は大きくなるが決定的ではなく、穿刺吸引細胞診での鑑別も困難である。従って、画像上、あるいは臨床的に濾胞癌を疑う場合は、そうと診断されなくとも手術を施行するのが一般的である。濾胞癌を疑って手術をする場合は、単発であれば一般的には甲状腺の片葉切除のみにとどめ、リンパ節郭清は行わないことが多い。これは乳頭癌と異なり、濾胞癌がリンパ節転移を起こす頻度は非常に低いためである。
 
=== 未分化癌 ===
148行目:
|colspan=3| (常にステージIV)<ref name=acc/> || 7%<ref name=acc/> || 7%<ref name=acc/> or 14%<ref name=american/> || データなし
|}
== 韓国での5年相対生存率と過剰医療  ==
2011年から2015年の5年生存率は保健福祉部(省)などの統計によると同じ年齢と性別の一般人口を100とした場合甲状腺ガン罹患者は100.3である。100を下回る他のガン種類の罹患者と違って、韓国の一般人口より5年以上長生きしていることが分かっている。100を超えている理由は、ガン発見により健康に気に配った結果としている。過剰医療専門家である『過剰診断』の著者ギルバート・ウェルチ教授は2010年に米国がん協会誌に「がん過剰診断」が掲載した後に、2013年にアメリカ合衆国過剰診断予防学会が結成された。韓国の甲状腺がん患者が世界一であることにウェルチ教授は2014年に「韓国で流行病のように増えている甲状腺がんは環境毒素や病原菌ではなく過剰診断によるもの」「確実に危険な病気を看過するのと、大したことでないものを大騒ぎして見つけるのは違う」とする研究結果を報告した。中韓国では2009年度からガン患者数内訳1位が甲状腺がんだったが、患者数が世界平均の10倍なのは過剰検診が原因だと2014年に医師らが指摘した後に3位になって、2015年は胃がんが2008年以前の再び1位になっている<ref>[https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171230-00029312-hankyoreh-kr.view-000]2014、2015年の主ながん発生者数の変化(単位:人)と2011〜2015年の主ながんの5年相対生存率(単位:%)、2017年12月22日</ref><ref>[https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171230-00029312-hankyoreh-kr 韓国国民が最も多くかかるがんは?…胃がんが再び第1位に]2017年12月22日</ref><ref>[http://japanese.joins.com/article/650/239650.html?servcode=100&sectcode=120 【噴水台】韓国の過剰医療、その代案は…]2018年03月16日</ref>。
 
== 診療科 ==