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「法喪失」宣告(outlawry)を受けた人物.法喪失者。「法喪失」、「法外放置」、「法外追放」は、「法益剥奪」宣告を受けた者.<ref>+. WP:NOTDICTIONARY違反なのでen:Outlaw (stock character)相当コンテンツは、とりあえず→著名なアウトロー: に下げる。 |
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{{hatnote|その他の用法については「[[アウトロー (曖昧さ回避)]]」。「[[アウトロ]]」とはとは異なります。}}
#'''無法者'''及びそのような生活スタイル(法の埒外、自分の信念や弱肉強食が正義という世界に自ら好んで身を置く)を示す俗語。西部劇では荒野に住み[[入植地]]に襲撃をかける犯罪者として描かれることが多い([[ビリー・ザ・キッド]]の様な上記の定義の人物が描かれる場合も有る)。▼
'''アウトロー'''({{lang-en|outlaw}}; {{lang-non|útlagi}}) 、'''法喪失者'''は[[犯罪]]等により[[法 (法学)|法]]の[[保護]]を受けられなくなる人物。すなわち「'''法喪失'''」、「'''法外放置'''」、「'''法外追放'''」、「'''法外追放'''」、「'''平和喪失'''」({{lang-en|outlawry}})の宣告を受けた人物。
==概説==
[[イギリス]]の[[民話]][[ロビン・フッド]]やハイウェイメンのように、[[法用語一覧|法律用語]]で対象となる人物に付される厳しい宣告の一つである。
[[コモン・ロー]]においては、[[法廷]]への喚問を無視したり、犯罪に関わったとされた時に抗弁せずに逃げるなどの行為により国法を無視したと看做されている人物であった。イングランドの[[アングロ・サクソン人|アングロサクソン]]の古い法律では、[[殺人]]に関わって犠牲者の親族に「血の代金」を払わなかった者に宣告され
その概念はアウトローリー({{lang-en|outlawry}})と称し、日本語では「法喪失」<ref name=tanaka/>、「法外放置」<ref name=tanaka/>、「法益剥奪」<ref name=shimoda/><!--、「法外追放」-->)などと訳される。これは古代[[ノルマン人]]や[[アイスランド人]]の社会にも法概念として存在した。
アウトロー宣告を受けると「市民としての死」([[:en:civil death|civil death]], [[市民#市民権|市民権]]剥奪)が科せられた。この宣告は社会的な死であり、あらゆる[[市民社会]]から排除され、如何なる者も彼に食事や隠れ処その他の援助を与えることが禁じられた。もし援助すれば ''couthutlaugh'' (=A person who harbored an outlaw)の罪に問われ援助者自身が宣告を受ける虞れがあった。支援した者が許されるにはアウトローを殺さなければならなかった。実際にアウトロー殺しは推奨され、「アウトローは市民社会を無視したので、社会もアウトローにいかなる義務を負わない」という論理で、殺しても[[殺人罪]]に問われることはなかった。彼らに市民権はなかったので訴えたり保護を求めることはできず、自らが法的責任を負った。
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== 著名なアウトロー ==
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{{正確性|date=2012年10月|section=1}}
* 西部のアウトロー
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* [[悪党]]
* [[暴走族]]
==出典==
{{Reflist|refs=
<ref name=tanaka>{{citation|和書|last=田中 |first=英夫 |author-link=田中英夫 |title=英米法辞典 |publisher=東京大学出版会 |year=1991 |url=https://books.google.com/books&id=zT45AQAAIAAJ&q=outlawry |pages=612, 322}}</ref>
<ref name=shimoda>{{citation|和書|last=下田 |first=久則 |author-link=下田久則 |title=◇イギリス◇――1967年裁可法 / 下田久則 |journal=外国の立法 : 立法情報・翻訳・解説 <!-- Foreign legislation : legislative information, translation and analysis--> |number=32 |year=1967|url=https://books.google.com/books?hl=ja&id=j1ONY1nFCKQC&q=Outlawry |page=476}}</ref>
}}
{{DEFAULTSORT:あうとろう}}
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