「竜骨 (船)」の版間の差分

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キールが二つあるタイプ、特に左右に二つ配置されたタイプを「ツインキール」と言う。2つにしたことにより、ひとつ当たりの上下の長さは短くすませることができ、喫水が短くて済む。また、干潮時やビーチングと言う浜への乗り上げをした時でも艇が水平に保たれ、左右に倒れない。
 
特に世界的なヨットレースなど、高度なレベルで熾烈な戦いが行われているレースにおいては、キールの形状も勝敗の一大要因となる。各出場チ最近の技術としては[[カントキムが様々な工夫をこらした設計を行い、一般にそル]]と称するも形状は極秘事項図面閲覧や写真撮影もさらキールを風上側肉眼で見傾けることも許可されず、上架の時にはカバーシート隠される。そのため極秘裏より強い風ダイバーを雇い潜らせ競合チームのキ対しても傾き(ヒールの形状の情報小さく抑え、などということが行われることもあできる。
 
最近ではさらにキールで揚力を発生させて浮力を発揮させるとともに、風下側に[[水中翼]](ハイドロフォイル)を接地して風下側でも浮力を発生することで、スターン以外は船全体を水上に浮かして速力を上げる機構が世界一周レース[[Vendee Globe]](ヴァンデ・グローブ)などでは上位の船は殆どがカントキールと水中翼を備えるに至っている。
 
またアメリカスカップのような高速レースでは双胴船や三胴船が使われ、風上側と風下側にL字型の水中翼を備え、高速では船体を完全に浮上さえて戦われるようになっている。一方、カントキールや水中翼は海上の異物に接触することで破壊されやすく、長距離レースではこれらの損傷によるリタイアする例も増えている。
 
各出場チームが様々な工夫をこらした設計を行い、一般にその形状は極秘事項で図面閲覧や写真撮影も、さらに肉眼で見ることも許可されず、上架の時にはカバーシートで隠される。そのため、極秘裏にダイバーを雇い潜らせ競合チームのキールの形状の情報を得る、などということが行われることもある。
<!--{{要出典}}「[[喫水]]を浅くする」といった効果がある。-->