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日本の大手[[商社]]。文字通り「揺り籠からミサイルまで」手広く取り扱う。
;六甲寺 司(ろっこうじ つかさ)
:聖王グループ海外事業部総支配人。本作のもう一人のキーマンともいえる存在。聖王グループのコマーシャル活動の一環としてラリーチームを立ち上げ、ドライバーとしてゲンを抜擢、サファリラリーに参戦するが、その際に、ポリニャック流通グループと結んだ契約が、聖王ヨーロッパ事業部を通さなかったことや短期的には聖王の損失につながることから、聖王本社内の一部でスタンドプレイと捉えられて、その責を問われてラリーチームはサファリ終了後に解散、自身も謹慎処分を受けてしまう。その後はヨーロッパを回っており、スウェーデンでゲンたちと再会した。ラリー終了の直前に社長就任が決定し帰国する
:インテリ風な見た目に反してボクシングを嗜む。オリンピック出場経験があり、バンタム級の銀メダリスト。
;宇津木常務(うつぎじょうむ)
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=== 三沢自動車 ===
日本の架空の自動車メーカー。小型車と二輪車の生産がメイン。売上高は業界内では下位だが、「実用第一」を旨とする製品の品質は[[デミング賞]]を受賞するほど高い。二輪車はフランス在住時代のロヴ・ロウも使用していた。しかし、実用性の高さゆえに決定的な魅力に欠け、「金がないから選ぶメーカー」「三沢に乗るのは貧乏の証明」とも囁かれている。

作者のモータースポーツ作品には頻繁に登場するメーカーで『NAVI』にもWRCに出場しているシーンがあるが、チーム体制が変わったのか成績は低迷している。
 
;間 大陸(はざま だいろく)
:三沢自動車技術部所属。手弁当で出場したサファリラリーでドライバーを務めたが、自身の車を壊してリタイヤし立往生していたところでゲンと出会い、サービスに見放されてボロボロの状態だったゲンの車を自分たちが持っていたパーツを提供して見事に修理する。メカニックとしての腕前は確かで、車に対する愛情も人一倍持っている。三沢ワークスでは主にメカニックとして活躍。
;大田、牧野(おおた、まきの)
:間の部下でチームのメカニック。
;森沢 知佳(もりさわ ちか)
:三沢自動車本社勤務。オリンパスラリーよりヘルパーとして参加する[[眼鏡っ子]]。後にロヴと恋仲になる。
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;三沢 沙也子(みさわ さやこ)
:三沢自動車本社企画開発部部長。会長の末娘。男まさりの女性だが、三沢自動車に対する愛情は誰にも負けない。経営会議にも出席しており、義兄である社長も沙也子の意向には逆らえない模様。新生三沢ワークスの監督に就任するが、単なる経営上からではなく、自社の車に対し所有者が誇りとなるような付加価値を与えるための、WRC参戦であった。
;朝倉宗助(あさくら そうすけ)
:会長の親友の間柄で株主の一人。社員ではないが、高崎工場の作業場でとぐろを巻いている職人。レーシングメカニックとしては草分けともいえるベテランだが、孫をレースで失くしている。三沢ラリーチームのメカニック総監督を依頼されるが、一度は断る。しかし、ロヴや知佳、ゲンを気に入ったことで引き受ける。
:スウェディッシュラリーでは自分の車に履かせて打ち込んだスパイクを馴染ませたタイヤや、寒冷地特有の雪によるオーバーヒートを防ぐスノー・ガードを用意した。
;桜井(さくらい)
:オリンパスラリー後にゲンのチームメイトとして三沢ワークスに加入したドライバー。もともとラリー畑の出身ではなく、某F1チームに在籍していた。そのせいかラリーをF1よりも簡単なものと見下しており、ゲンの怒りを買う。チームが当初出走を予定していたRACラリーにエントリー出来ないことが分かるとさっさと[[マツダ]]のラリーチームに移籍してしまったが、その後のスウェディッシュラリーでは刻々と環境が変化し、それに対応する本能が求められる状況に対応しきれずにリタイヤ。サーキットを走るF1とは前提が違いすぎるラリーを舐めていた報いを受けることとなった(ただし、後にシンもスウェディッシュラリー参戦が危ぶまれた際に、長期間レース競技から離れることによる技量や勘の低下を心配していた
 
=== トヨタ・チーム ===
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:[[トヨタ自動車|トヨタ]]・チームのエースドライバー。ドイツ人。ラリーにおける、ゲンの直接のライバルともいえる男で、事あるごとにゲンと絡む。
;飛田(とびた)
:トヨタ・チームのマネージャー。通称トビー。至って冷静な分析をする男だが、ゲンの様な原始的なエネルギーを持つ男の価値も認めている。トレードマークはウェーブのかかった長い前髪。
;アーノルド
:役割は不名。いかつい体格にスキンヘッドとサングラスがトレードマーク。体格の割りに細かい性格とハンスに評されている。