「新美南吉記念館」の版間の差分

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== 概要 ==
1994年(平成6年)6月、新美南吉生誕80周年・没後50周年を記念し[[童話]]『[[ごん狐]]』の舞台とされる中山の地に開設された。[[建物]]は[[社団法人]][[愛知建築士会]]が主催した全国[[建築設計競技|コンペ]]により選出されたものである。当時としては最多応募数の中から新家吉宏、岡村雅弘、[[石田純治]]の3氏が共同受賞し、その斬新的な構成が話題を集めたほか、1994年度には第2回[[愛知まちなみ建築賞]]を受賞している<ref name="niimi" />。記念館に隣接する童話の森には遊歩道(せせらぎの小径、あじさいの道、花のき広場、兵十橋)などが整備され、散策や自然観察などが楽しめる。
 
館内の展示室には南吉の残した[[原稿]]や[[日記]]、[[手紙]]などの資料と南吉の作品6点の[[ジオラマ]][[模型]]の展示が行われている。図書室には、南吉の作品や研究書が多く収蔵されているほか、ビデオシアターでは『ごん狐』や『[[手袋を買いに]]』などの作品を月替わりで上映している。
 
[[2010年]](平成22年)6月には[[明仁|今上天皇]]・[[皇后美智子|皇后]]夫妻が同館を来訪した。
 
[[2013年]](平成25年)には、新美南吉の生誕から100周年を迎え1年を通して様々な記念事業を開催している。それに伴い、展示室を一部改装し、1月5日にリニューアルオープンした。同年4月には、半田市の名誉市民である[[森信三]]の展示を[[半田市立博物館]]に移転している<ref>{{Cite web |url= http://www.nankichi.gr.jp/sonohoka/oshirase/oshirase.html#nobu |title= 森信三展示は移転しました。 |publisher= 新美南吉記念館 |accessdate=2014-08-05}}</ref>。
 
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