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喫水線、湾・運河設備での喫水を加筆
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(喫水線、湾・運河設備での喫水を加筆)
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== 概要 ==
喫水線は船舶の浮き沈みの程度を表し、船舶の積荷、湾岸での安全な航行を確保する上で重要な指標である。このため、湾岸や[[運河]]では潮の高さによって入出港が可能な喫水制限(許容喫水)が設けられる。
喫水線は通常わかりやすい様に[[船首]]や[[船尾]]に[[メートル法]]か[[ヤードポンド法]]で高さを表示する。なお、水面に接する[[分界線]]のことを'''喫水線'''(きっすいせん、吃水線)という。船の積み荷を増やすと喫水は深くなり喫水線も上昇するが、その分[[沈没]]する[[危険性]]が高まるため、船に載せられる[[積荷]]の[[限界]]を記した'''満載喫水線'''(まんさいきっすいせん、満載吃水線)が船体中央部の両舷に表示されている。水域施設、係留施設等の港湾施設における岸壁水深に大きく左右され、後から増深することが難しくなる<ref name="no13-02.pdf" />。よって船型の積載能力の大型化に伴って船舶の喫水は深くなり、湾岸設備の水深も喫水データによって設計される。
通常わかりやすい様に[[船首]]や[[船尾]]に[[メートル法]]か[[ヤードポンド法]]で高さを表示する。
 
喫水線は通常わかりやすい様に[[船首]]や[[船尾]]に[[メートル法]]か[[ヤードポンド法]]で高さを表示する。なお、水面に接する[[分界線]]のことを'''喫水線'''(きっすいせん、吃水線)という。船の積み荷を増やすと喫水は深くなり喫水線も上昇するが、その分[[沈没]]する[[危険性]]が高まるため、船に載せられる[[積荷]]の[[限界]]を記した'''満載喫水線'''(まんさいきっすいせん、満載吃水線)が船体中央部の両舷に表示されている。水域施設、係留施設等の港湾施設における岸壁水深に大きく左右され、後から増深することが難しくなる<ref name="no13-02.pdf" />。よって船型の積載能力の大型化に伴って船舶の喫水は深くなり、湾岸設備の水深も喫水データによって設計される。
 
なお大型船を中心に、喫水線の底は赤く塗られていることが多い。これは[[フジツボ]]などの[[海洋生物]]の付着を防ぐための塗料として使われる[[防汚剤]]の主な成分に、赤色系の成分の多い[[亜酸化銅]]が多いことが理由とされる<ref> https://trafficnews.jp/post/79513/2 </ref>。
 
満載喫水は[[タンカー]]や豪華客船などの大型[[船舶]]の規模を表す指標として知られる。[[中国]]最大の[[原油]]輸入港である[[青島港]]における喫水記録では、長らく「[[アテネの栄誉号]]」タンカーが21.68メートルを保っていたが、深水路を設けたことにより喫水最深の[[マーシャル群島]]船籍の30万トン級の[[マンモス]]・タンカー「[[ラファエル号]]」が停泊した<ref name="content_28126482.htm" />。