「ハマカーン」の版間の差分

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Gorugon1025 (会話 | 投稿記録)
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;第2回(2012年大会)
* 各本戦サーキットでは計30点(1回目:14点、2回目:16点)を獲得し、サーキットランキングを5位で通過し2年連続で決勝に進出。決勝1回戦ではAグループに振り分けられ、3番目にネタを披露した。結果はプロ審査員から9票中4票獲得し、初のファイナルラウンド進出を果たした。その後、ファイナルラウンドではプロ審査員から9票中8票<ref>[[秋元康]]のみ、[[アルコ&ピース]]に投票していた。</ref>獲得し、圧倒的な大差をつけてほぼ満場一致で'''優勝'''を果たした。なお、お笑いの大型賞レース(M-1・THE MANZAI・キングオブコント・R-1など)でケイダッシュステージ所属の芸人が優勝したのはハマカーンが史上初であった。また、同大会の歴代王者の中で、唯一[[よしもとクリエイティブ・エージェンシー]]以外の事務所に所属するコンビとなっている。
* 今大会は前年のスタイルから一転してボケ・ツッコミを逆転<ref>ただし、時に浜谷が感情的になりすぎた言い回しを見せ、それに対して神田が的確に理論的な理屈で返す場面もあるなど、'''見ようによっては浜谷がボケ、神田がツッコミと捉えられる'''箇所も存在する。</ref>し、上述にもあるように「'''神田の女子的目線から放たれるウザい意見に浜谷が感情的に突っ込み、それに対して神田が奇妙に理論的な理屈でやりこめて浜谷が思わず反省してしまう'''」というスタイルのネタで挑んだ事が功を奏した。このスタイルが出来たのは、昨年の第1回大会終了後、年が明けた後に浜谷が神田に対して「'''もうあなたは何にも考えなくていいよ。普段考えていることをペラペラ話してください'''」と言った事が発端だったという<ref name="hama"/>。更に2人はこの漫才スタイルについて「'''かどっこに追い込まれて、『どうしよう』と思っていたらちょっと隙間があったからスッと入ってみたんですよ。そしたら『THE MANZAI』で優勝できたっていう感じなんです(笑)'''。('''浜谷''')」「テレビでこのネタをやっても、まず『お前ら誰だよ』が先にあるだろうなって。だから、'''こんな漫才が通じるわけがないと思ってました'''。『お前らの漫才、進化したな』って言ってくれる方もいたんですけど、進化でもなんでもないですから(笑)。('''神田''')」「そうなんですよ。'''進化じゃなくて、退化なんです'''。もともとの“神田さん”に戻っただけなんですよ。'''13年かけてツッコミという技術を学んできて、ネタを作る技術を学んできて、13年目に全部捨てたんです(笑)'''。('''浜谷''')」「'''スタイルを変えたっていう意識もなかったですからね'''。月1、2本の新ネタを作っていたら、徐々に僕がツッコまないで浜谷さんがツッコむ要素が増えていったっていう感じで。('''神田''')」などと語っており、悩みに悩みぬいて閃いたのではなく、偶然の産物であった事を告白している<ref name="hama"/>。
** しかし、浜谷は記者からの「お2人が優勝された後、記者の方たちは「どっちがボケでどっちがツッコミって書けばいいの?」と、ちょっと混乱しているようでしたが(笑)。」という質問に対しては「ああ、それはうれしいなぁ…。'''そんな漫才ができたら理想的だなと思っていたことがあったんですよね'''。」としみじみと語っていた<ref name="hama"/>。
* 第2回大会で審査員を務めた[[大竹まこと]]は、ハマカーンとは自身のラジオ番組で共演するなど親交があり、本番前には2人に対して「情けは一切かけないよ」と厳しい姿勢を見せていたが、大会終了後に放送された自身のラジオ番組では「'''ハマカーンが一番面白かったんだよ!'''」と声を震わせるなど手放しで褒め称えていた。その理由を大竹は「'''他のネタは、話の流れからどう笑いを取っていくか分かるのだが、ハマカーンのネタは(観客を)どこ連れて行っていくのか、思いもよらない展開のおもしろさがあった'''。」と説明しており、大絶賛していた。また、神田のフリに対しては「'''キャラに合った無理のない等身大のフリで、実に的確だった'''」「'''よっぽど鍛えたのであろう'''」とも語り、こちらも高く評価していた<ref>{{cite news|url=http://japan.techinsight.jp/2012/12/naomaru201212172354.html|title=【エンタがビタミン♪】『THE MANZAI』審査員・大竹まこと。優勝者・ハマカーンと審査方法について称賛。|newspaper=Techinsight|date=2012-12-18|accessdate=2018-05-01}}</ref>。