「映画配給」の版間の差分

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次郎丸 (会話 | 投稿記録)
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== 略歴・概要 ==
=== 概念 ===
映画作品を完成させるまでが[[映画製作]]であり、エンドユーザに向けて上映業務・接客業務を行うのが[[映画興行]]であり、その両部門を結ぶのが映画配給である<ref name="経産省" />。[[経済]]活動としてみると[[生産者]]から商品を仕入れ、[[小売|小売業者]]に販売する[[卸売|卸売業]]にあたる。「映画のセールス」とは、配給会社が興行会社や個別の[[映画館]]に対して行うセールス(営業業務)を指す。通常は専門の配給会社が担当するが、映画製作者自身が配給も手掛ける'''自主配給'''というケースもある
 
世界各国において、その国内で製作された映画は、例外を除いて第一に国内配給が行われる。製作者側と配給会社との間で、配給契約を結ぶことでこれが実現する。次に、国外での配給については、製作者側が国外配給権を国内での配給会社や国外セールスを行う会社に委託する場合と、製作者側が直接セールス窓口となる場合がある。
 
一方、国外の作品に関して、配給会社は、自国内での配給権を買い付けて、国内での配給業務を行う。世界各地で催される[[映画祭]]や映画見本市にバイヤーを派遣し、所望の作品を見つけて権利者と交渉する。配給会社が買い付ける権利が、劇場公開権のほか、テレビ放映権、ビデオグラム化権といった2次・3次利用を含む「オールライツを含めた権利である場合、配給会社が自国内のテレビ局やビデオメーカーにそれらの権利をセールスすることも可能である。自国内に限らず、アジア、ヨーロッパ、北米といったエリアでの権利を含めて、買い付けることもあり、その場合はそれ相応の資金が必要である。
 
=== 過程 ===